2月に重度の肺炎で入院し、治療を行っていたロックバンド・頭脳警察のボーカル&ギター・PANTAが、16日よりブログや連載などの文筆活動を再開することをホームページで伝えた。
〈Twitterより〉文筆活動の再開を伝えた頭脳警察PANTA
2月3日に更新されたホームページでは、重度の肺炎と診断され、6日に行う予定だった『頭脳警察×シーナ&ロケッツ』公演を中止すると発表。「PANTAは2021年9月に体調を崩しました。精密検査の上、肺癌と診断されました。その後、病名は伏せて長期療養を続け、昨年6月には病状も安定、ステージに復帰しました」と、がん闘病について触れていた。
-PANTAより皆さんへ-(原文ママ)
みなさま心配かけてすまなかった。心からの詫びと突発事態への対応に対処してくれたみんなとスタッフ、そしてもちろんメンバー、ユニオン仲間に心から感謝をさせてもらいます。いまはまだやっと動ける状態ですが、二度の危篤を経験し、ということは天国か地獄かわかりませんが、二度ほどノックしたにもかかわらず誰も応対してくれなかったことだということで、これも留守だったことに感謝しきれません。
担当医師にはイーブンイーブンと言われ、モルヒネ使いますかとか延命しますかと訊かれても、「まずは息をさせてくださいな、それから考えさせてくださいなと言わせてもらい、でもいまはとにかく6日ライヴをこなさないことには鮎川にももちろんメンバースタッフにも申し訳が立たない、なんとかしてくださいな」と言ったところで、返事は帰って来ず。
「いまはいまわの淵に立っています、それどころではなく生きるっか死ぬかの問題を話したいので、ライヴをやるかやらないかなど、死と引き換えにした選択はできません、とにかくいまはこの非常事態を脱出することだけを考えましょう」と言われ、また二度目の危篤状態に入ってしまい、高濃度酸素吸入器のお世話になりながら身動きできず数日をその状態ですごすことになりました。
とにかくいまはレコーディングも含め早くみんなと音楽活動に入りたい思いでいっぱいです。
応援もありがとう。待っててくれとは言わないが、とにかくいまはロック屋らしいやらねばならないことをやりたい思いでいっぱいです。これに乗ってもらってまた更なる応援をおねがいします。少しづづ少しづつですが、一緒にもりあがっていきましょう。
ありがとう。感謝を百個くらいいわせてもらおうかな。
…PANTA
(提供:オリコン) |
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頭脳警察・PANTA (C)ORICON NewS inc. |
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