「バーにて」キャスト一覧2021

【メインキャスト】

BAR寿:都内にあるさびれたバー。マスターとバイトが切り盛りしている。地下にマルタイト鉱石が大量に埋まっており、天の川銀河の存続を可能にしているが誰もそんなことに気づいていない。

マスター:増田ハジメ。祖父母の酒店を継いで商店街に「寿」を出店した、この物語の主人公。富豪の息子。勤労意欲・ホスピタリティともにゼロのためいつも客を怒らせてしまう。筋金入りのクズだが義理人情には厚いため、ここぞという時に活躍する。梅沢富美男の「夢芝居」が十八番。祖父母はマスターの養育費を使わず貯金したため、海外で悠々自適の老後を送っている。

バイト:バイト=サンジュベール・ラーゲルクヴィスト。北欧出身。少年時代に出会った日本人に恩返しをするため来日し、しばらくは「三栄亭家具屋」と名乗って売れない落語家をしていた。現在は寿に勤める傍ら、憑依型のハリウッド俳優として活躍中。博学であらゆる分野に精通しているため、これまでに数々の難問を解決してきた。ちなみに台本はいつも初見のためお蔵入りしたテイクも多い。

マキ:マキ:真木かなえ。寿の常連で今は従業員。芸能事務所の敏腕仕掛け人を辞め、心機一転・人気漫画家となった。覆面アイドル声優・天内悠として「天内悠のアワアワラジオ」に出演。正義感が強くキレ易いので常にマスターと衝突する。ストレスがマックスに達すると別人格の「ミキ」が現れてしまう。

大崎社長:寿の常連。大崎物産の社長。

正義:商店街にあるホストクラブ「ジャスティス」のオーナーにして、かつてのナンバーワン・ホスト。

アミ:恋に破れ、三丁目の喫茶店で地縛霊となっていた女性。寿の近く喫茶「アミーゴ」で働きだす。遠隔透視・壁抜けが得意。西野カナの大ファン。

八木橋:突如現れた謎の男。寿を狙っていることだけは確か。

 

【商店街の人々】

さくら:近所に住むおばあちゃん。息子が渡米中という寂しさから心を閉じていたが、マスターの計らいで「傷の湯」の駄菓子売り場で働くことになった。口は悪いが温かい心の持ち主。

マンちゃん:源泉を求めてさすらっていた演歌歌手。寿の隣接する空き地でボーリングに成功し「傷の湯」をオープンさせた。夏祭りの目玉として「傷ちゃん音頭」を熱唱する。

アブドゥル:マスターの異母兄弟。おそらくは中東方面からマスターを兄と慕って来日したが、パワーバランスを読んだのか今ではマキの右腕になっている。

レッカーくん:家庭用ヒューマノイド。マキが工場送りになるところを救った。マルタイト鉱石のパワーで充電しなくても活動できる。バイトにヒューマノイドの歴史を教えてもらい、ほぼ納得した。

 

【商店街に関わる人々】

未来のバイト:ちょっと先の未来から来たバイト。ちょっとだけ老けている。破滅的な未来を阻止しに現在の寿にやってきた。

ギョウちゃん:社会見学で寿にやって来た異国の少年。その正体は宇宙の均衡を保つべく遣わされた異星人・ギョーム候で、天の川銀河の未来をマスターに託し去っていった。

ミキ:マキの心が壊れてしまうと勝手に出歩く第二の人格。自分ではマキの妹だと思っている。

ひいちゃん:自販機コーナー「スターパックス・ひろあき」のオーナー。マスターとは幼馴染。単身NYへ渡ってしまったしギャラの関係もあるし、最近なかなか登場してもらえない。

町内会長:会長という肩書きを振りかざして寿を潰そうと仕掛けてくる、とにかくいけすかないヤツ。SNSが大好き。

編集長:マキの漫画を出版している。言っていることは一理あるが、言い方に気を付けて欲しい。

傷彦:薔薇から生まれた薔薇王子。夏祭りのゲストでブッキングされた。

謎の人形:八木橋が店に送りつけたしゃべる人形。その魔力で、人々を仲違いさせてしまう。

親方とサブ:昔気質の親方と、ゆとり世代の見習いによる花火師コンビ。商店街の大規模花火大会はサブの采配で手持ち花火大会となった。

バイトの恩人:故郷でバイトの遊び相手になってくれた日本人。幼いバイトを歓楽街に連れ出すホスピタリティがある。

タクシードライバー:車内の会話で、自分の人生を生きるきっかけをマキに与えた。

 

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