メープルシロップ作り体験

こんにちは。揚妻由璃子です。
今回は、スタジオを飛び出して、群馬県緑のインタープリター会のみなさんと、
上野村に行って、メープルシロップ作りを体験してきましたよ!

上野村で林業を営んでいる中澤さんに、
メープルシロップの作り方について教えていただきました。

お店で売られているメープルシロップは、サトウカエデが知られていますが、
今回、樹液を集めた木は イタヤカエデです。
イタヤカエデの幹に直径5ミリほどの穴を開け、
そこにタンクにつないだチューブを差し込み、樹液を集めます。

この日は、気温が低く、樹液が出にくかったのですが、
穴を開けてしばらくすると透明の樹液がぽたっぽたっと出てきましたよ!

時期や木の大きさにもよりますが、
1本の木で4リットルタンク5本くらいの樹液が集まるそうです。
メープルシロップに使う樹液は、
3月中旬くらいまで取れるということです。
それよりも遅くなると味の質が落ちてしまうのだそうです。

こうして取ったイタヤカエデの樹液を、
なべで40分の1まで煮詰めると、
皆さんお馴染みのとろみが出てきて、
あめ色のあまーい、シロップになります。

そんな手作りメープルシロップを、
ホットケーキと一緒にいただきました!!

ガツンとくる甘さというよりも、
口の中にふわっと優しく広がるような甘さ。
心が温かくなりました。

今回のメープルシロップつくりを通して、
私たちは自然の恵みを頂いているということ、
森や自然を大切に守っていかなければいけないことを
改めて実感することが出来ましたね。