7/20 フルート奏者 木村ひかり

木村ひかりさんは、前橋出身・在住の24歳。
フルート歴は18年です。

保育園年少の時に、テレビの「題名のない音楽会」を見て、
フルートの音色とドレスを着たお姫様のような奏者の姿に一目惚れした木村さん。
「習いたい!」と両親にせがむも、楽器に指が届かず、
「小学校に上がったらまた来て下さい」と言われ、余計に憧れが強くなったそうです。

小学生からフルート教室に通い始めると、めきめきと頭角を現し、
共愛学園中学校3年の時には、日本ジュニア管打楽器コンクールで全国1位を獲得。
日本一に輝きました。

その後、2016年 4月 東京音楽大学に入学し、2018年 4月には桐朋学園大学3学年に編入。
2019年に桐朋学園 成績優秀者演奏会ソロ部門 に出演しました。

クラシック、ポピュラー、ジャズなどのジャンルによって
音の雰囲気を変えられる所が、フルートの魅力。
ピアノや弦楽器はもちろんですが、
箏や三味線など和楽器とも相性抜群だそうです。

日々の基礎練習を怠らず、コンクールや本番前は、1日8時間以上練習。
毎日の積み重ねが、素晴らしい演奏に繋がっているのですね。

木村さんがアンバサダーを務める
「アメイジングアンサンブルコンサート」の情報もチェックして下さい。
(プロアマ問わず参加可能)

ホームページはこちら

来週もお楽しみに!

 

7/12 オクラホマ州公立小学校教師 瀬川花

アメリカの公立小学校で特別支援教育の教師をしている瀬川花さんは、高崎市出身の28歳。

共愛学園高校を卒業後、アメリカに渡り、大学を卒業。
現在は、オクラホマ州の公立小学校で教師として働いて5年目です。

 

 

 

 

(2021-22年度のTeacher of the Yearに選ばれたときの一枚)

 

軽度~中程度の障がいを持つ子どもたちに、算数、国語としての英語や、感情のコントロールなど社会生活のためのスキルを教えています。

また、アメリカでの特別支援教育についてなどを綴ったツイッターには、1万4000人のフォロワーがいます。

高校まで日本で教育を受けてきた中で、今まで縁のなかったオクラホマで先生として働く瀬川さん。

オクラホマは移民や外国人が少なく、学区としてもはじめての外国籍の先生でした。

はじめは文化の違いによるミスコミニュケーションも多かったそうですが、一緒に働く中で、お互いに段々と分かり合うことができたそう。

 

 

 

 

(Wacky Wednesdayという行事で、チームの先生とワッキーな(変わった、奇抜な)格好をしたときの写真)

 

子どもたちに対しては、海外への扉を開けられる存在になれればと日本語で「よくできました!」と褒めるなど、日本の言葉や文化を積極的に見せています。

外国人の先生から英語などを学ぶ、ということが、子どもたちや保護者の方々にどう受け入れられるか戸惑うこともありましたが、瀬川さんが先生だからこそ学べることが、勉強以外にもたくさんある、と受け入れてくれているそうです。

定時に帰れて、土日や長期のお休みもきちんととれるアメリカの学校の労働環境のおかげもあって、疲れすぎることなく、毎朝、子どもたちに会うのを楽しみに、学校へ向かっています。

今後は、日本でも特別支援教育や英語教育のことを発信していきたい、またいつかは、日米で先生の派遣制度をつくり、それぞれの良いところを学ぶ機会がつくりたい、と話してくださいました。

7/6 オクラホマ州公立小学校教師 瀬川花

アメリカの公立小学校で特別支援教育の教師をしている瀬川花さん。

 

 

 

 

 

(大学院を修了したときの写真)

高崎市出身の28歳で、共愛学園高校を卒業後、アメリカ・ワシントン州のコミュニティーカレッジを経て、オクラホマ州のSouthwestern Oklahoma State Universityの教育学部 特別支援教育専攻を卒業。

現在は、オクラホマ州の公立小学校で教師として働いて5年目です。
去年、働きながら、オンラインで授業を受け、大学院も修了しました。

また、アメリカでの特別支援教育についてなどを綴ったツイッターには、1万4000人のフォロワーがいます。

5歳児から小学3年生までの軽度~中度の障がいを持った子どもたちに算数や英語(国語)などを教えている瀬川さん。

高校時代、大学受験は嫌だな・・・と思っていたときに、海外の大学に進学するという選択肢があることを知り、そこから、興味を持っていた特別支援教育が進んでいるイメージのあったアメリカへ渡ることを決めました。

日本の教育を受けてきた中で、高校卒業時は平均的な英語力だったそうですが、アメリカに渡って、勉強しながら友達とも遊び、英語力を高めていったそうです。

次回は、瀬川さんに、学校で唯一の外国籍の先生として、どんなふうに働いているのか、お話を伺います。

グンマドンナ来週もお楽しみに!

6/29 ヘッドスカーフ「LINOLEA」代表 角田真住

角田さんは、群馬出身・在住の44歳。
36歳の時に、多発性脱毛症で髪の毛を失った自身の経験から、
ファッション性の高いヘッドスカーフを開発しました。

5月26日には、念願の目標だった実店舗を、前橋の中心市街地にOPEN。
実際に試着して購入できると、好評です。

角田さんのお店「LINOLEA(リノレア)」は、
がんの治療に伴う、見た目の変化に対応するアピアランスケアの
専門店としての機能も持ち、ヘッドスカーフの他、
ウィッグ、乳がん用下着なども販売しています。

これまで、患者会としての取り組みも行ってきた角田さん。

治療による傷や脱毛など外見を気にせずに
銭湯を楽しめる入浴イベント「乙女温泉」を、
今年4月に伊香保の塚越屋七兵衛で開催しました。
旅館の休館日に、温泉を貸し切る形です。

次回の「乙女温泉」は、伊香保温泉の塚越屋七兵衛で
10月31日(月)に開催予定だそうです。

角田さんの活動について詳しくは、SNSをチェックしてください!

インスタグラムはこちら

リノレアHPはこちら

 

6/22 ヘッドスカーフ「LINOLEA」代表 角田真住

角田さんは、群馬出身・在住の44歳。
36歳の時に、多発性脱毛症で髪の毛を失った自身の経験から、
ヘッドスカーフを開発しました。

2016年に会社を立ち上げ、これまでは、インターネット販売や
期間限定ショップなどでヘッドスカーフを広めてきましたが、
5月26日、前橋の中心市街地に
実店舗「LINOLEA(リノレア)」をOPENしました。

実際に角田さんが縫製するアトリエも
店舗の約半分を占めています。

ネット販売の場合、無地のグレーが一番人気だったそうですが、
実際に試着すると、花柄や水玉模様、ペイズリー柄など、
華やかなものを手にする方が多いそうです。

リノレアでは、約20種類のヘッドスカーフを取り揃えていて
県内のアーティストとコラボした柄もあります。

頭に触れる部分は、群馬県産のシルクを使用。
他にも、重さや伸縮性など、細かい部分も
実際に角田さんが試着してチェックしてから製品化しているそうです。

今回の実店舗は、起業家の挑戦の場として用意されたもので
5年間限定となっています。

角田さんは、
「5年の間に縫製スタッフを雇用して事業を拡大し、
手狭になって出て行けるよう、頑張りたい!」と話して下さいました。

病気で髪を失った女性だけではなく、
薄毛や白髪で悩んでいる方にもおススメのヘッドスカーフ。

リノレアのホームページはこちら

今週は、ヘッドスカーフ「LINOLEA」代表の
角田真住さんをご紹介しました。

来週も、お楽しみに!

6/15 チェンバロ奏者 大木和音

大木和音さんは高崎市出身。
高崎女子高校を卒業後、東京藝術大学チェンバロ科、東京藝術大学大学院修士課程修了。

国際的なコンクールでの受賞を経て、リサイタルや、オーケストラとの共演、CDリリースなど、活躍されています。

大木さんがいつも演奏しているチェンバロは、世界でも珍しいものだそうです。

クリスチャン・クロールという人が1770年につくった楽器のレプリカで、ナポリの港の絵が描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンサートの際には、フランスの曲にはフランスの作品に合う調律・・・など演奏する曲に合わせた調律を行うそうです。

大木さんが大事にしているのは、「今の時代に生きるチェンバリスト」であること。

古典音楽だけでなく、ギターやピアノで演奏されるような近現代の曲も、
チェンバロで表現しています。

 

 

 

 

 

 

 

そんな大木さんの演奏は、リサイタルなどで聴くことができます。

*****リサイタル情報*****

高崎芸術劇場 音楽ホール
9月17日土曜日15時開演
前売り2800円 当日3000円

メイプルホール相模原
( 相模原市 中央区千代田2-2-15メイプルビルB1F)
10月1日土曜日17時開演

所沢市民文化センター ミューズ キューブホール
(所沢市並木一丁目9-1)
10月21日金曜日19時開演

今回は、チェンバロ奏者の大木和音さんをご紹介しました。
グンマドンナ、来週もお楽しみに!

6/7 チェンバロ奏者 大木和音

チェンバロ奏者の大木和音さんは、高崎市出身。
高崎女子高校を卒業後、東京藝術大学チェンバロ科、東京藝術大学大学院修士課程修了。
オランダにも留学をされました。

 

 

 

 

 

 

 

国際的なコンクールでの受賞を経て、リサイタルや、オーケストラとの共演、CDリリースなど活躍され、バロック音楽から近現代の作品までを、チェンバロで表現しています。

チェンバロは、今からおよそ500年前につくられていた楽器で、バッハやヘンデルはチェンバロで曲を書いていました。

鳥の羽の軸でできた爪で弦をはじいて音を出すので、フェルトで弦を叩くピアノとは、形は似ていますが、全く違った楽器です。

ギターのような音からパイプオルガンのような音まで、音色の豊富な楽器でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

そして、そんなチェンバロに大木さんが出会ったのは、高校生の時でした。

ずっとピアノを習っていて、特にバッハの曲が好きだった大木さん。

ある日、ラジオで流れた、バッハのチェンバロ協奏曲のかっこよさに魅せられて、チェンバロを弾き始めました。

次回も引き続き、チェンバロ奏者の大木和音さんにお話を伺います。

*****リサイタル情報*****

高崎芸術劇場 音楽ホール
9月17日土曜日15時開演
前売り2800円 当日3000円

メイプルホール相模原
( 相模原市 中央区千代田2-2-15メイプルビルB1F)
10月1日土曜日17時開演

所沢市民文化センター ミューズ キューブホール
(所沢市並木一丁目9-1)
10月21日金曜日19時開演

 

 

 

 

 

 

グンマドンナ、来週もお楽しみに!

6/1 一棟貸しの宿「うら種」 曽根原詠子

曽根原さんは、中之条町在住の43歳。
中之条町市城で手芸と雑貨のお店「うた種」を営んでいます。
元々、レストランだった築50年ほどの建物をリノベーションした雑貨店は、
洋裁教室を開催するなど手芸に力を入れています。
そんな「うた種」の裏手に、日本家屋をリノベーションした
一棟貸しの宿「うら種」が、完成しました!

今月から本格的にOPENになります。
特徴は、中之条ビエンナーレに参加したアーティスト
クレモモの作品が楽しめる点です。
「4匹の動物たちが暮らす家」をコンセプトに
足跡がついた手作りの靴箱や、作品が飾られています。

泊まった方が物語の中に入るような、楽しい空間になるように
アイディアを形にしてきました。
本に囲まれた隠れ家的なスペースも。

元々、尼さんが住んでいた家屋のため「お寺」の機能もあった場所とのこと。
神様はお引っ越し済みですが、名残として、
大きなおりんや木魚が置かれています。

クレモモ以外のビエンナーレの作家さんの作品も楽しめる一棟貸しの宿「うら種」。
中之条の新たなスポットになりそうですね。

うた種のインスタグラムはこちら

5/25 手芸・雑貨店店主 曽根原詠子

曽根原さんは、長野県出身の43歳。
結婚を機に夫の出身地である中之条町に移住しました。
中之条町市城で、手芸と雑貨のお店「うた種(たね)」を営んでいます。

もともと手芸が好きで「手芸カフェ」を開くのが夢だったという曽根原さん。
当初は、どれ位ニーズがあるかわからなかったので
最初は雑貨店から始め、お客様の声を聞きながら
手芸のスペースを増やしていったそうです。

雑貨コーナーには群馬の作家さんのアイテムや
猫モチーフの陶器や雑貨などもたくさん!

今では、店内のメインとなる部分に手芸コーナーが。
素敵な布やリボン、ボタンなども販売されています。

 

 

 

 

 

人気の「かんたん洋服づくり教室」は、月・金・土に開催で1日2人までOK。
場合によっては、3人でも対応可能だそうです。

そして、うた種があるロケーションも、曽根原さんがこだわっている点です。
約20年近く使われていなかった築50年のレストランを
リノベーションしました。

去年から、店舗内でミニギャラリーも始めました。
中之条ビエンナーレに参加した作家さんの作品などが展示されています。

6月9日からは、新たな作品展も開催!

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atelier703 木暮直巳 作品展
「森で出会ったきのこたち」
きのこの絵と編みきのこ
2022年6月9(木)〜7/4(月)
6/19(日)「布バッグにきのこの絵を描こうワークショップ」
詳細はうた種へお問い合わせください。

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手芸・雑貨のお店「うた種」を手掛ける曽根原詠子さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!

うた種のHPはこちら

 

 

5/10 群馬県警察山岳捜索救助隊 嶋田小春

嶋田小春さんは、前橋出身の23歳。

安中署所属の警察官で今年度、県内で女性としてはじめて山岳捜索救助隊に配置された隊員のひとりです。

 

 

 

 

 

ここ数年、女性の山岳遭難者が緩やかに増えていることから、新たにふたり、女性が配置されています。

本格的な登山経験はないけれど、女性警察官として女性の山岳遭難者の救助活動の役に立てれば、と希望しました。

先日の妙義山での歩行訓練では、平地ではあっという間につく距離でも、資機材を背負って山の中を歩くと、目的地まですごく時間がかかることを実感したそう。

また、捜索活動だけではなく、遭難防止のための呼びかけも、山岳捜索救助隊の仕事のひとつです。

・登山コースや天候を確認して無理のない登山の計画を立てる

・服装や食料装備品等、あらかじめ十分な準備をする

・登山口の登山ポストに、登山届を提出する

など、登山に行く方が、気をつけるべきことについても教えていただきました。

先輩の指導を受けて、早く実際の現場で、遭難者に寄り添える救助隊員になりたい、と話してくださいました。