2019年の高校生自殺問題 群馬県いじめ再調査委員会が報告書を山本知事に答申


2019年に前橋市で県立高校2年の女子生徒が自殺した問題で、群馬県いじめ再調査委員会は24日最終審議を終え、報告書を山本一太知事に答申しました。

報告書では、いじめを含む様々な要因と生徒が長年飼っていた猫の死が自殺のきっかけになったとしました。そして これまでの調査でいじめと認定されていた予餞会での配役トラブルに加えて、新たに 生徒への悪口・陰口などもいじめと認定しました。その上で、学校での相談体制が機能せず生徒の異変に対応できなかったとして、「学校の対応がで適切であれば自死を回避できた可能性は十分にあった」としました。

そして再発防止に向けて県教育委員会に「研修査察チーム」を設置することや、ICTを活用した研修、「命の授業」実施、外部専門家の活用などを提言しました。再調査委員会の八島禎宏委員長は記者会見で再発防止の提言について「(研修などが)形骸化しないようにきちんと向かい合うことが必要」と話しました。

この問題では、県教委の第三者委員会が2020年に「いじめが自殺の主な要因でない」とする調査報告書をまとめましたが、遺族の要請で再調査が行われていました。

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