21日から県庁で始まった第71回群馬県写真展覧会で最高賞に選ばれた受賞者が、他の写真展で同じ作品を発表していたことが分かり、受賞を辞退しました。
受賞を辞退したのは第1部/自由部門に応募された「花舞う」という題の作品で、最高賞と第一部知事賞に選ばれていましたが、20日受賞者から「他の写真展で発表していたことを失念していた。申し訳ない」と受賞辞退の申し出があったということです。応募規定では「未発表の作品に限る」などとされていましたが、他の写真展での入選・発表が確認されたということです。このため今回の最高賞と第一部知事賞は「該当なし」としました。
県写真文化協会の角田新八会長は「県内の写真愛好者が目標にしている写真展で、こういうことが起きて残念」と話しています。展覧会は県写真文化協会と県、県教育文化事業団が主催し、21日から27日まで県庁県民ホールで開催されています。