前節・ホームで行われた岡山戦では、試合終了間際にゴールを許し、手痛い逆転負けを喫したザスパは、3月30日にアウェイで行われた第7節・徳島戦に挑み、後半31分にカウンターから川上エドオジョン智慧選手がゴールネットを揺らし先制に成功すると、最後まで粘り強い戦いで勝利を掴みました！
ゴールを決めたエド選手は、持ち前のスピードを生かし、相手ゴール前まで運ぶと、相手DＦをうまくかわしながら、ゴール左へコントロールシュートでゴールを決めました。前節・岡山戦でも、「足を振らなきゃ（シュートを打たないと）始まらない。」と積極的にシュートを放ち、相手オウンゴールを誘発するなど、ゴールに繋がる意欲的なプレーが続いていました。
エド選手は、昨シーズン、ザスパに加入し、才能を開花させたプロ8年目の苦労人です。
J1浦和のユース出身で、2017年にJ2徳島に加入。J3チームへ期限付き移籍などもしましたが、なかなか結果につなげることができませんでした。そして、昨シーズン、浦和ユース時代に監督を務めていた恩師である大槻毅監督のファーを受け、ザスパに完全移籍で加入すると27試合に出場し、Jリーグ初ゴールを含め2ゴールを挙げるなど活躍しました。
爆発的なスピード、高い突破力を持ち合わせ、攻守にサイドのポジションで活躍しています。一方で、ザスパに来てからも、不運なケガやコンディションの問題から、しばしば、もどかしい時間も過ごしてきてきました。それだけに、今季リーグ戦初勝利につなげた『大仕事』は、思いが詰まっていましたね！
今シーズンのリーグ初勝利を果たしたことで、ホッとひと息つきたいところですが、勝ったからこそこの後の戦いが大事になります。この後は、ホーム2連戦です。ゴール、勝利、勝ち点を重ねることで、昨シーズンの様な輝きを取り戻すことができます。簡単な戦いはひとつもないですが、選手、チームとともに戦っていきましょう！
＜今後の試合予定＞
第8節・大分戦 4/3（水）19：00 正田醤油スタジアム群馬
第9節・水戸戦 4/7（日）14：00 正田醤油スタジアム群馬