ザスパチャンネルコラム #4 ~まずは地元ゆかりの選手を応援しよう!~

ザスパ初心者の方やサッカーにそれほど詳しくない方をザスパに誘った時、よく言われるのが「誰を応援していいかわからない。」というものです。   確かに、漠然と全体を見てしまうよりも、誰かひとりに注目してみるだけでも、試合やザスパに対する入れ込み具合もグッと変わってくるのではないでしょうか?選手それぞれに特徴はありますが、まずは、地元出身選手や群馬にゆかりのある選手を応援することからお勧めします。地域密着を掲げるJリーグ。ならば、地元のヒーローを応援しないわけにはいきません。   今シーズンのザスパには出身が群馬県であったり、群馬の学校を卒業した選手が、全部で7人います。 #1 清水慶記選手(前橋市出身、前橋商業卒) #8 岩上祐三選手(前橋商業卒) #11 田中稔也選手(沼田市出身) #19 白石智之選手(高崎市出身、前橋育英卒) #26 一木立一選手(桐生市出身、太田高校卒) #37 外山佳大選手(川場村出身) #38 天笠泰輝選手(太田市出身)     中でも、沼田市出身の田中稔也選手は、ザスパ3年目の選手。中学までは地元のクラブチームでサッカーをしていましたが、高校からは県外に出て、J1鹿島のユースチームで腕を磨き、そのままトップチーム昇格を果たした選手です。   ザスパがJ3だった2019年に加入し、J2復帰に大きく貢献するとともに、チームの中心選手に成長。今シーズンは副キャプテンを務めるなど、昨シーズンに引き続き、活躍が期待されるひとりです。ちなみに、クラブチームでは、外山選手とチームメイトで、鹿島に行ってからは、今季新加入の久保田和音選手とチームメイトだったというつながりもあります。   ※沼田市出身 田中選手   また、ルーキーでは、一木立一選手。大学こそ都内でしたが、群馬育ちのルーキーとして期待されているひとりです。 幼少の時は、お父さんとお兄さんと桐生の新川公園でサッカーをし、高校時代は学校の仲間と太田駅前のカレー専門店でワイワイ過ごしたなんていうエピソードも教えてくれました。ザスパ加入が決まった時には、現在、ザスパのサポーターだという高校時代の同級生が驚いてメッセージをくれたそうです。高校時代は、そこまで交流が深かったというわけではなかったそうですが、「ザスパ」というキーワードをきっかけに歓迎の連絡をしてくれたようです。うれしいですね!   ※桐生市出身、太田高校卒 一木選手   地元にゆかりがあると、サッカー選手としては知らなかったとしても、「××町のあの○○くん?」、「友達が言ってた○○くんのこと?」「私の友達の学校の先輩の友達のお兄さん!(ちょっと遠いかな、、、笑)など、世間は狭いもので、実は身近な存在だったりするものです。   もちろん、そうした縁だけでなく、サッカー選手としても、それぞれに良さ、特徴をもって、ザスパの勝利に貢献してくれる選手たちです。   誰を応援していいかよくわからないという方も、まずは、地元選手を応援してみましょう。ぜひ、自分との意外な関係や接点を見つけつつ、思いっきり肩入れして応援してみてください。選手の魅力はもちろん、サッカーの楽しさ、ともに勝利を目指す喜びを感じることができるはずですから。   他の選手もこちらからチェックしてみてください^^! ★ザスパクサツ群馬公式サイト 選手紹介ページ   文・写真/笹川裕昭