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ファーストペンギン!1話あらすじ
 俳優・奈緒が主演する日本テレビ系連続ドラマ『ファーストペンギン!』(毎週水曜 後10:00)が、5日からスタートする。このほど、第1話のあらすじ・場面写真が公開された。

【写真】高校時代の回想シーンでは制服姿を披露する奈緒

 実話をもとにした同作は、人生崖っぷちの若きシングルマザー・岩崎和佳が「1万円で浜を立て直す」というオファーを受け、荒くれ漁師たちのボスになる。ガンコな海の男たちとぶつかり合いながらも、ド素人ゆえの大胆さで、古い常識や慣習を次々と打ち破り、まさかの大革命を巻き起こしていく物語だ。

 第1話の最大の見どころは、クライマックスの、和佳がたんかを切るシーン。高校時代に起こった“ある出来事”を機に、言いたいことも言えずに生きてきた和佳が、ついに感情を大爆発。愛らしい笑顔から一変、片岡(堤真一)や杉浦(梅沢富美男)を激しく罵倒し、怒とうの勢いでまくし立てる様は、まさに痛快そのもの。奈緒や堤をはじめとするキャスト陣が繰り広げる、魂のこもった熱い演技に注目だ。

■第1話あらすじ

家なし、金なし、仕事なし…―人生崖っぷちのシングルマザー・岩崎和佳は、5才の一人息子・進(石塚陸翔)を連れて、寂れた港町・汐ヶ崎に移り住んできたばかり。地元のホテルで仲居として働いていたある日、漁師の片岡洋と出会う。彼は、幼なじみの磯田高志(吹越満)と山中篤(梶原善)と共に立ち上げた漁船団「さんし船団丸」の社長。漁師たちの高齢化が進み、漁獲量も減りゆくばかりの港の窮状を憂い、かつてのにぎわいを取り戻したいと思っていた片岡だったが、これといった打開策も見いだせぬまま、ひそかに危機感を募らせていた。

そんな中、地元漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)の古希を祝う宴会の場で、仲居として働く和佳の姿を偶然見かけた片岡は、彼女の機転と働きぶりに感心。「浜の立て直し」を頼み込む。アジとサバの違いもわからない和佳は、未知なる“漁業の世界”に飛び込むことに尻込みするが…。

片岡に連れて行かれた漁港で、「さんし船団丸」で働く若手漁師・永沢一希(鈴木伸之)がさばいた魚を振る舞われた和佳。すると、魚嫌いであるはずの進が、大喜びで食べているさまに驚く。自らも半信半疑で口にすると、あまりの魚のおいしさに感動し…。

こうして、半ば押し切られる形で、片岡の依頼を引き受けることになった和佳は、早速漁業について勉強を開始。東京にいる相談相手・琴平祐介(渡辺大知)からアドバイスを受けながら、魚の直販ビジネス「お魚ボックス」のアイデアを思いつき、片岡たちに提案。しかし、和佳の話を聞いた一同は渋い顔…。どうやら和佳が掲げた「お魚ボックス」案は、既存の流通の“中間業者”にあたる漁協や仲買をすっ飛ばすこととなるらしく、彼らにけんかを売るも同然なのだという。

片岡たちから「漁協に逆らうなんてありえない」と猛反対を受け、渋々引き下がろうとする和佳だったが、内心は納得しきれていない様子。漁師たち自ら、全国のお客さんたちに新鮮な魚を直接届ける「お魚ボックス」の実現に向けて、孤軍奮闘し始めた和佳。漁業ド素人の彼女が、ジリ貧状態の港に嵐を巻き起こそうとしていた。

(提供:オリコン)
『ファーストペンギン!』第1話に出演する堤真一、奈緒 (C)日本テレビ
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