【オリコンニュース】
上原剣心、“父”相葉としたいこと
 人気グループ・嵐の相葉雅紀主演の映画『“それ”がいる森』が、30日に公開される。相葉演じる主人公の息子役に抜てきされたのがジャニーズJr.の新グループ・Go!Go!kidsに所属する上原剣心(12)。今年中学生となり、初々しさあふれる上原はオーディションによって映画初出演で大役を射止めた。このほど上原にインタビューを実施。相葉との共演エピソードや貴重な芝居体験について話を聞いた。

【動画】相葉雅紀が“それ”と遭遇 本予告公開

『リング』や『事故物件 恐い間取り』などで知られる中田秀夫監督による同作は、不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに描かれる、新時代のホラーエンターテインメント。相葉は妻と別れ、息子と離れて暮らす農家・田中淳一を演じ、淳一のもとにある日、突然押しかける息子・一也を上原が演じている。

――映画出演が決定した時の状況を詳しく教えてください。

家に帰ったら、親にサプライズで「受かったよ!」とお祝いしてもらいました。最初は何が受かったのかわからなかったです。お母さんなんかニヤニヤしてました(笑)

――相葉さんの息子役だと知ったのはいつのタイミングでしたか?

最初は知らなかったのですが、(オーディション後に)台本が配られて見た時に相葉さんの名前が載っていました。

――映画出演オーディションに受かり、その後、相葉さんとの共演を知ったということですね。それを知ってどう感じましたか。

相葉さんには会ったことがなかったので、どうやって接したらいいのかわからなかったです。大先輩だし、最初に会うまで、ずっと「どうしようかな」「何を話そうかな」みたいなことをずっと考えていました。

――緊張と楽しみ、どちらが大きかったですか。

相葉さんとは何を話したらいいかわからない緊張もありましたけど、楽しみの方が大きかったです。

――共演する前、相葉さんにどのようなイメージを抱いてましたか。

相葉さんは、大先輩でたくさん活躍されていますが、性格はあまり知らなかったので、たまに調べてみたりしました(笑)。『VS魂』などでは、相葉さんからみんなに話しかけたりしていて、すごく優しいイメージでした。

――緊張もあるなかで、撮影初日は、どのように迎えましたか。

最初、メイクしている時に相葉さんがいて、僕がメイクさんと話していたら「へえ~」みたいに話しかけてきてくださり、そこから誕生日とかいろいろ聞かれて、話すようになりました。相葉さんには「剣心」って、僕は「相葉さん」と呼んでいました。

――撮影では相葉さんから、リュックをプレゼントしてもらったそうですね。

(撮影の)最後の最後に相葉さんに誕生日プレゼントでリュックをもらってうれしかったです。最後だったのでそれが思い出になりました。

――ほかにはどんな話をされましたか。

本番前に監督に言われたことを1人で確認していた時、相葉さんは隣にいてくれて、「そこはこうだったんじゃない?」みたいに話しかけてきてくれたりしました。僕からなにかあげたとかはないですけど、支度部屋に絵を描く場所があったので、そこに相葉さんを描いていました。(相葉さんは)多分見たと思います。監督とかも描いていました。

――大先輩である相葉さんと親子という近い間柄を演じてみていかがでしたか。

「大先輩」じゃなくて「先輩」になりました!気軽に話しかけてきてくださる、みんな好きになる先輩です。

――距離が少し縮まったんですね。その後はなにか交流はありましたか。

撮影後はテレビ(の収録など)で会って、そこでも普通に話しかけてくれたりマイクの付け方を教えてくれたり。一緒にパンフレットを見たりもしました。

――お芝居の面でも教えてもらったことはたくさんあったと思いますが、ジャニーズの先輩・後輩として教えてもらったことはありますか。

僕がたまに無意識にステップを踏んでると、相葉さんが見て、笑っていたり、たまに「うまいね」って褒めてくれました。

――これから相葉さんとしてみたいことはありますか

バンジージャンプとか、ジェットコースターとか僕は絶叫系が好きなので、相葉さんとやってみたいです(笑)

■撮影を経て成長できたところは「自分から行動を起こす」

――オーディションでは、具体的にはどんなことをしましたか。

監督さんがいたんですけど、そこで「こういうのをやって」と言われたことを演じました。その時(オーディションを受けいる人は)何人かいたんですけど、他の人の演技を見ないで、椅子を逆向きにして待っていました。自分の個性の(現れる)演技をするために。自分1人で演技をしていました。

――この映画では、一也がお父さんに対して、厳しいことを言ったり、大人がドキッとするようなシリアスなセリフもありますよね。セリフをちゃんと気持ちを込めて言うのも大変だったと思いますが、いかがでしたか。

撮影が始まる前に監督とお話して、言葉の1個1個の意味を説明していただき、それを理解しながら表情を作ったり演技したりしました。わからなかったら、相葉さんにもアドバイスをいただきました。

――監督や相葉さんのアドバイスをもらったことですごく覚えてるとか、印象に残ったことはありますか。

僕の演技が下手で、撮影が伸びた時があったんです。その時に監督から「大丈夫だから」って安心させてもらってから、一言「頑張れ」みたいな言葉をいただいて、それから“よし”って深呼吸して、いっぱい頑張れました。

――映画出演が決まった際、メンバーや先輩など、仲の良い人に報告しましたか。

していないんですけど、(キャストが)公開された時にみんなに自慢しました。

――どんな反応でしたか。

「知ってたよ」って言われました(笑)

――みんなニュースを見て知っていた?

はい、多分。みんなが普段やっているレッスンの中に普通だったら僕がいるのに、いないことがずっとあったので「剣心、なにかやってるな」って思われていたと思います。

――発表されるまで言えなかったけど、一番、最初に伝えたかった人は?

同じメンバーの(三村)航輝くん。仲良しだし、なんか楽しいし、いろいろ共有するんです。

――映画に出演したことで一番自分として成長できた部分は

自分から行動を起こすところだと思います。最後の方、(撮影が)後半になってきて、監督に「僕はどうしたらいいですか」って自分から聞きに行ったんです。そうしたら、監督が「おっ、自分から話しかけてきてくれたな、成長したな」って言ってくれました。

――今までできなかったけど、できるようになったこととかありますか。

台本を何回も何回も読んでセリフを覚えてたんですけど、違う方法ですぐ覚えることができたり、相葉さんと、コミュニケーションをどうとればいいのかわかってきて成長したなと思えました。

――セリフの覚え方はどう変わりましたか?

1行を何回か読んで、その流れで次も読んで、その次の文を読んだら、もう1回見ずにもう1行目を読んで、それで「できた」と思ったら何回も繰り返して。そうすると短縮できました。

――相葉さんとの接し方も変わった。

初めは緊張して(自分が)何を言ってるのかわからなかったけど、最後の最後は自分からも話しかけられたし、相葉さんのこともいろいろ知れて、普通に話せるようになったので、そこも成長したと思います。

――時間はかかりましたか。

1、2週間くらいですね。(自分のなかでは)長く感じました。

――今回本格的にお芝居をやってみて、面白かったことや、今後こういう役を演じてみたい役はできましたか。

クレーンに吊られた時があったんですけど、初めての映画なのに、クレーンで吊るされることってあんまりないってみんなが言っていたんです。初めての映画なのに、いろいろ体験できてうれしかったです。次に違う映画に出る時はもっと高めに吊られたいな。アクション系を演じてみたいです。

(提供:オリコン)
相葉雅紀主演『“それ”がいる森』に出演する相葉雅紀、上原剣心() (C)2022「“それ”がいる森」製作委員会
【関連記事】
【写真】プライベートも仲良しの小峠英二と笑顔を見せる相葉雅紀
【写真】松本穂香、タンクトップで魅せる大人の色気
【写真】キュートなポニーテールでジェラートを食べる松本穂香
【写真】ランニングマシーンでのフルマラソンに挑戦した相葉雅紀
【写真】クールにポテトチップスを食べる相葉雅紀

▲ページTOPに戻る