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目黒蓮、俳優として飛躍できた理由
 昨年、ドラマ『silent』(フジテレビ)や連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)に出演し、俳優としてブレイクした人気グループ・Snow Manの目黒蓮。その飛躍の裏には、単独初主演映画『わたしの幸せな結婚』での塚原あゆ子監督からの助言があったようだ。

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 「こういう方向でお芝居をしていきたいといろいろ相談させてもらって、理解してくださって、導いてくださるような言葉を塚原監督からたくさんいただきました。自分のお芝居の成長にもつながったと思いますし、芝居をすること自体、楽しいと思えるようになりました」と、明かしている。

 目黒は、2019年1月にSnow Manに加わり、1年後の20年1月22日にデビューシングルをリリース。所属事務所の大先輩、木村拓哉と共演を果たした2021年1月3日放送のスペシャルドラマ『教場II』(フジテレビ)で注目され、俳優として活躍の場を広げることになる。

 映画出演は、Snow Man主演の『おそ松さん』(チョロ松役、22年3月25日公開)、主人公と深く関わる青年を演じた『月の満ち欠け』(22年12月2日公開)に続いて、『わたしの幸せな結婚』が3作目で映画単独初主演。撮影は、22年1月~3月に実施された。

 『わたしの幸せな結婚』は、大正ロマンを彷彿(ほうふつ)とさせる架空の時代を舞台に、冷酷無慈悲と噂される心を閉ざした軍隊長・久堂清霞(くどう・きよか)と使用人同然の扱いを受けて継母と異母妹に虐げられて育ったヒロイン・斎森美世(さいもり・みよ)の孤独な2人が“政略結婚”によって出会い、少しずつ心を通わせていくラブストーリー。久堂清霞を目黒、斎森美世を今田美桜が演じる。

 「清霞は、女性に苦手意識を持っていましたが、美世と出会い、彼女と暮らしていくうちに変わっていきます。その変化をどれだけ丁寧に表現できるかを意識しました。撮影の終盤、大事なシーンでそれまで積み重ねていった気持ちをしっかり相手にぶつけるお芝居ができたような気がして、自分でも“よしっ”と手応えを感じたことがありました。監督からも“よかったよ”と言ってもらえたことを覚えています。1個1個自分で立てた課題だったり、お芝居をやっていく中で見えてくる壁だったり、そういうものを一つでも、小さなことでも乗り越えられたと思える瞬間はやっぱりうれしいし、役を通して相手とわかり合えたと思えるとすごく楽しいということを知りました」

 まさにこうした体験が、その後の『silent』『舞いあがれ!』でのお芝居への意欲につながっていった。

 「この作品での経験はめちゃくちゃ大きくて、作品も役も違いましたけど、現場で相手に対応しながら生まれてくる感情を大事にするとか、迷った時にここで学んだことを思い出す、基盤になるものができたような気がしています」

 純愛ストーリーでありながら、ファンタジーやアクションの要素もあり、「映画を観てくださった方がいいラブストーリーだなとか、自分もちょっと憧れるなとか、そんなふうに思ってもらえたらうれしい」とアピールしていた。



(提供:オリコン)
映画『わたしの幸せな結婚』(公開中)で映画単独主演を務めた目黒蓮 (C)ORICON NewS inc.
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