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YOSHIKI、16歳の自分に伝えたい
 英ソプラノ歌手サラ・ブライトマンが6月30日、東京・日本外国特派員協会で来日記者会見を開き、スペシャルゲストとしてYOSHIKIも登壇した。

【動画】YOSHIKI、16歳の自分へ言いたいのは「英語を勉強しろ」

 YOSHIKIは先月、母親を亡くしてから初の記者会見となった。「この記者会見もそうですが、母の四十九日で今回日本に帰ってきました」と伝えたYOSHIKIは「どうしていいかわからなかったのですが、忙しいスケジュールの中で、母のための曲も書きました。音楽をやることが大きな助けになりました」と打ち明け、SNSでファンにメッセージを発信したり、励ましのメッセージをもらうことで「助けられました」と声を振り絞ると、サラはそっとYOSHIKIの背中をさすった。

 質問の内容は多岐にわたり、「16歳のヨシキに何を伝えたいか」の質問にYOSHIKIは「3つあります」と切り出し、「ドラムの練習をかなりやっていました。それで首の手術をしました。自分を大事にしてください」「家族との時間を大切にしてください。16歳のとき、父は亡くなっていましたが、母をもっと大事にしなさい」「英語を勉強しなさい」と、切実に過去の自分へ呼びかけていた。

 日本のアーティストに関して聞かれたサラは「YOSHIKIさんを除いて日本のアーティストとはあまりかかわったことがありませんが、日本のアニメの音楽はすばらしいと思います。アニメの音楽はよく知っています」と話し、YOSHIKIも「サラさんは興味を持っているとおっしゃっていました」とフォローした。

 続けてサラは「日本の音楽には普遍的な価値を持っているものがたくさんあると思いますが、それが十分に知られていないと思います。しかし、アニメを見て育っている子どもたちは世界にたくさんいます。私の姪も日本語で歌っています」と話した。

 YOSHIKIは「日本にいて日本でスターになると、居心地がいいんですね。世界第2の市場なので。日本で成功すればあえて海外に出る必要がないくらいの市場です」と説明。「私は東京ドームでコンサートを成功させたりしましたが、渡米してからは一から始めました。困難な時期もありましたが、その価値もありました。日本にはすばらしいアーティストがたくさんいるので、コンフォートゾーンを超えて世界出ていくといいと思います。ぜひ世界を目指してください」と呼びかけていた。

 サラは、11月24日~12月1日まで『クリスマス・シンフォニー』コンサートを日本初開催することを発表。オーケストラ、合唱団に加え、特別ゲストとしてかねてから親交の深いYOSHIKIを迎え、11月24・25日に東京国際フォーラム ホールA、11月27日に東京ガーデンシアター、11月28日に愛知県芸術劇場 大ホール、11月30日に大阪・グランキューブ大阪、12月1日に大阪・フェスティバルホールで開催する。

 このツアーに先駆け、7月2日放送の日本テレビ系音楽特番『THE MUSIC DAY 2022』(後3:00~10:54)の大トリとして、YOSHIKIとサラが共演することが決定している。



(提供:オリコン)
16歳の自分に伝えたいことを語ったYOSHIKI(C)ORICON NewS inc.
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