【オリコンニュース】
“ヤバい”不倫相手に主婦が奮闘
 衝撃的なタイトルで話題を呼んでいる電子コミック『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』。夫のタブレットの中にあった自分の娘を抱いている知らない女の写真と、「ママって呼んでくれて嬉しかった」のコメントを発見したところから始まるストーリーは、原作者リナさんの体験記をもとにした作品。離婚を決意し、自ら証拠集めに乗り出し、慰謝料を取るべく相手女性と対決する具体的なエピソードの数々は、「不倫相手が常軌を逸している」「怖すぎる」と大反響。リナさんに当時、一番大変だったことや乗り越える原動力となったことなどを聞いた。

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■「スクショより動画」、“有利となる”証拠集めのテクニック

――タブレットを見て浮気を確信した後、リナさんは、離婚のために、まず浮気の証拠集めを始められましたね。

【リナさん】はい。子どものためにも、何か行動しないと何も変わらないと思ったし、何事も証拠がないと武器にならないですから。ただ、証拠の集め方やどんな証拠が有利になるのか、どんな証拠が役に立たないのか、まったく知らなかったので、それらを調べることから始めました。

――どんな証拠が有利になるのでしょうか。また、弱い証拠とは?

【リナさん】一番強いのは、浮気現場の動画や音声じゃないでしょうか。意外と役に立たないのがスクリーンショットです。まったく役に立たないわけではないんですけど、スクリーンショットは加工ができてしまうので、証拠としては弱くなってしまうと思います。LINEのやりとりを証拠にするなら、動画で押さえておいたほうがいいと思いますね。

――夫が「離婚しない」と言い張る一方で、相手女性は「親権を譲ってほしい」「離婚してほしい」「慰謝料は20万円」という身勝手にも程がある要求を平然と突き付けてきました。相手女性との話し合いは苦労が多かったと思いますが、どんなことを心がけていましたか?

【リナさん】暴言を吐かないようにということと、絶対に手を出さないようにということを心がけていました。もちろん内心はシバキたい気持ちでいっぱいでしたけどね。逆に訴えられる可能性もあって、不利になってしまいますからね。とにかく冷静に話さないといけないと思っていました。

■「子どもがいたから頑張れた」前を向いて進めば、必ず終わりは来る

――憎い相手に感情を出さずに冷静に話さなければいけないなんて、大変な忍耐が必要ですよね。

【リナさん】苦しかったですね。イライラを通り越して頭の中が真っ白で、すごい汗をかく状態でした。離婚に至るまでの中で、相手女性への慰謝料請求が一番大変でしたね。

――しかも、相手女性は以前にも浮気で訴えられたものの、精神的な病気を患っているという診断書を理由に慰謝料の支払いを免れたといういわくつきの人物でした。

【リナさん】相談した弁護士に「請求逃れがかなり悪質だと判断されれば慰謝料をとることは可能」と言われたんですけど、悪質である証拠を集めるのには苦労しましたね。悪質だとは思っていたけれど、証拠がないとどうにもならない。やっぱりすべて証拠なんですよね。

――ストレスで円形脱毛症も経験なさいましたが。乗り越える原動力となったのは?

【リナさん】やっぱり、子どもがいるからちゃんとしなきゃっていう気持ちですね。子どもがいたから頑張れたし、とにかく、これを乗り越えた先には明るい未来がぜったいあると思っていました。前を向いて進めば、必ず終わりが来ますからね。

(提供:オリコン)
『娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした』(C)KADOKAWA
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