【オリコンニュース】
プデュ、INIメンバー全員コメント
 日本のエンターテインメント界で過去最大級の規模となったサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第2弾となる『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』。最終回が13日、TBSで生放送され、デビューする最終メンバー11人が決定した。放送終了後に取材に応じた11人は、これからの意気込みを語った。

【動画】『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』INIメンバー全員コメント

 日プとも呼ばれる『PRODUCE 101 JAPAN』の『SEASON2』は、「君の想いが“ツバサ”になる LET ME FLY」を合言葉に全国各地から集まった101人の練習生たちが、世界へ羽ばたくグローバルボーイズグループとして生まれ変わるためのトレーニングとテストを経て成長。この激しい競争の中で、国民プロデューサーによる投票で生き残った11人だけがデビューの夢をつかんだ。

 この日の放送ではデビューグループ名が発表され、INI(アイエヌアイ)に決定。「『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で出会った11人は、それぞれ違う世界で思い描いてきた夢を1つにつなぎ、やがて大きな世界へ羽ばたいていく。メンバーや応援してくれる全ての人を(I)と差し、(N)ETWORKでつながっていく」という意味が込められている。

 総投票数は474万6276票。第1回目の国民投票でも1位になるなど、圧倒的な強さを見せ、センターを勝ち取った木村柾哉(きむら・まさや/23)は「僕は、この舞台に立ちたいと思ったのは高校生から。すごく長い時間、どこか自分の中で立ちたい気持ちを隠しながら生きていた。で、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON1』を見て、この『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を受けようと思いました。ここで内に隠していた夢を、こうして実現することができて、うれしく思います。関わってくださった皆様がいたからこそ、今、自分がここにあることを忘れずに、これからも気を引き締めて頑張っていきたいと思います」と話した。今後の目標については「目標は最初から言い続けているグローバルに活躍するグループ。目標は大きく、目指すところは高く置いて、自分たちは、まだまだ未熟者ですが、上だけを見続けて、実現できるように頑張りたい」と宣言した。

 対照的に前回投票17位から、まさかのごぼう抜きで2位となった高塚大夢(たかつか・ひろむ/22)は「正直、まだデビューしたというのが信じられないです。少し時間が掛かると思います。ここにいる人間として、もっともっと成長して、立派なアイドルになれるように頑張りたいと思います」とコメント。「僕の名前は大きい夢と書いて大夢。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を通して、自分の名前のように、僕のことを見ているファンの方々に夢を諦めない気持ちを持ってもらいたいと思ってパフォーマンスをしてきた。こうしてデビューすることになって、このメンバーと、夢を分け与えられるようなアイドルグループになっていきたいと思っています」と意気込んだ。

 安定的に票を集めた田島将吾(たじま・しょうご/22)は3位に。「今まで、いろいろなことがあったんですけど、本当に頑張ってきてよかったなと率直に思う。こうして初めて人生の中で結果として証明することができて本当に幸せな気持ち。でも、ここがスタート。僕たち一人ひとりが炎の火種となって、どんなに暗い場所でも照らせるような光や暖かさを自分たちが放っていけるような存在になりたいです」と気合十分。「今まで以上に、この瞬間から責任は本当に大きい。皆さんの期待以上のパフォーマンスを毎回、見せられるように努力を惜しまず世界を目指して頑張っていくので、ついて来てください」と夢を語った。

 圧巻のボーカルの実力を持つ藤牧京介(ふじまき・きょうすけ/21)が4位となり「自分は夢を追い続けていたんですけど、1度は諦めかけた。自分の中で、いいタイミングで、このプデュに出会うことができた。このオーディションで最後になると思って、ずっとやってきた。ここまで来れて、デビューすることができて、うれしく思います。本当に、プデュを通して、たくさんの方に支えられていただいているのを実感しましたし、これから支えてくださった皆さんに恩返しをしたいと思います。これからもよろしくお願いします」と話すと「今まで支えていただいた分、今度は自分が見てくださる方の心の支えになるようなアイドルになりたいと思っています」と目指す場所を口にした。

 5位の尾崎匠海(おざき・たくみ/21)は「本当に自分は高校生から(芸能)活動をさせていただいていたんですけど、なかなか夢はかなわず…。今、このオーディションを受けたんですけど、今、この大きな舞台で最高の形でデビューが決まって本当に本当に素直にうれしいです。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を通して感謝が大事だと改めて思いました。これから、皆さんの人生の支えになれるようなアーティストを目指して頑張っていきたいと思います」と宣言。「デビューしたということは売れ続けないといけない。ここから1年、このメンバーで最強のグループを作りたい。ここから1年が勝負だと思うので、全力で頑張りたいと思います」とやる気をみなぎらせた。

 ダンスパフォーマンスで力を見せながら、ラップでも評価を得た6位の西洸人(にし・ひろと/24)は「本当に、まだ実感がない。(シャッターを切る)パシャパシャもテレビの向こう側の世界だった。今、すごくびっくりしています。でも、それと同時に一気に人前に立つ1人のアーティストとして、気持ちを切り替えないといけないな、と改めて実感しています。この『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で助けられたり、支えられているんだなと実感して、今回のパフォーマンスも思いっきり感謝の気持ちを込めようと思いました。これから先も、そういったパフォーマンスを続けられるように立派なアーティストになっていきたいと思います」と語る。「歌もダンスもラップもパフォーマンスのクオリティの高いグループになって、説得力のあるアーティスト集団になりたいと思っています。僕が、この夢を抱いた時と同じように、いつかいろんな方に夢を与えられる憧れの存在になりたいです」と心境を語った。

 7位の松田迅(まつだ・じん/18)は「1回目のオンタクト評価で47位という順位からスタートして、悔しい気持ちをバネに、ここまで頑張ってくることができました。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を通して素晴らしい仲間たち、素晴らしいトレーナーさんたち、素晴らしいスタッフの皆さんに支えられて、ここまで来ることができました。これからはINIというグループでグローバルに活躍するために頑張っていきたいです。どうか、これからも、よろしくお願いします」とコメントし「どのグループからもライバルだと思われるようなグループになっていきたいです。日本だけでなく世界からも注目を集められるようなINIにしていきたいと思います」と目を輝かせた。

 許豊凡(しゅう・ふぇんふぁん/23)が8位。「自分は初めてステージに立ったのが日本。だからこそ、日本でもっともっと大きなステージに立ちたいと思って、いろいろトライさせてもらった。でも、なかなかうまくいかずに…。今回の『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』は最後の機会だと思って挑戦させていただいた。今、ここでINIのメンバーとして立たせていただいて、本当にうれしいです。でも、ここまで来れたのは自分の力じゃなくて、練習生の皆さん、トレーナーの皆さん、何よりも国民プロデューサーの皆さんのおかげだと思います。みんなの思いを背負って、もっともっと気を引き締めて、日本や中国だけでなく、僕が世界のかけ橋になれたらなと思います」。また、唯一の外国人メンバーとして「デビューさせていただいて、すごくありがたい気持ちでいっぱい。だから、これからINIを言語や国の壁すら越えられる最高のグループにしたいと思います」と誓った。

 9位は池崎理人(いけざき・りひと/19)。「僕は、19歳でアイドルに憧れていた未経験の人間だった。でも、その人間を『成長が見たい』とたくさんの人が見守ってくださった。初回から、なかなかデビュー圏内に行けなかったんですけど、最後に返り咲くことができて、本当にうれしい気持ちでいっぱいでが、デビューしたということは、ここからが第一歩でプロとして始まる。気を抜かずに、たくさんの人の思いも背負って、日本を代表するグローバルなアーティストになれるように精進して参ります」と言い切り「デビュー曲が日本の音楽チャートで、1位を飾ることが目標です。そのためにメンバー全員で努力を惜しまずクオリティの高い作品を作りたい。自分は唯一無二のラッパーになりたい」と展望した。

 佐野雄大(さの・ゆうだい/20)が10位に。「初めは何もできなくても努力をし続ければ夢はかなうというこことを『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で証明したいという思いで最初から最後までやってきた。今回、ここで証明できたことが本当にうれしい。だからこそ、これから夢を追いかける人や今、追いかけている途中の人に勇気と元気を与えられたらなと思う」としみじみ語ると「つらかった日々も、たくさんのアイドルやアーティストに支えられた人生だった。この先、いろんな人の支えになったり、たくさんの人を笑顔にできたらと強く思っています」とコメントした。

 最後に発表された11位でINIでのデビューを決めた後藤威尊(ごとう・たける/22)は「僕はほかの練習生と比べてアイドルになりたいと思ったのが遅い方。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON1』を見て、自分もアイドルになってみたいと思った。でも、始まったら始まったで『絶対にデビューしたい』という気持ちは誰にも負けない自信はあった。この合宿は感謝の気持ちと謙虚さ、自分に自信を持つことを学んだと思います」と胸の内を明かす。そして「グローバルに活躍するのは自分たちが想像するより難しいことで大変なこと。今から全員がプロ意識を持って責任感を持って、努力し続けて世界で活躍するアーティストになるので、僕たちを信じて着いてきてください」とメッセージを送っていた。

 INIは、2021年内にデビューシングルを発売。FuRyuと広告契約も決定した。



(提供:オリコン)
INI(後列左から)藤牧京介、高塚大夢、木村柾哉、田島将吾、尾崎匠海、(前列左から)佐野雄大、許豊凡、西洸人、松田迅、池崎理人、後藤威尊 (C)ORICON NewS inc.
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