【オリコンニュース】
『コールドケース3』ゲスト出演者
 世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版で、WOWOW開局30周年記念作品『連続ドラマW コールドケース3~真実の扉~』(12月5日スタート、毎週土曜 後10:00※第1話無料放送)のゲスト出演者(第7話・第8話)が発表された。

【動画】『コールドケース3』特報(13秒)

 第7話のタイトルは「思い出の渚」。死後数十年経過した少女の人骨が橋の袂で発見され、捜査一課の石川百合(吉田羊)たちが駆け付ける。死因とは異なる骨折の跡が複数あり、虐待されていた可能性が浮上する。当時の担当医師を訪ねると、50年以上も前にチャイナドレスを着た母親が幼い娘を連れて診察にやってきた際に、娘への暴力を止められずに悩んでいたと証言。母親の名前は満智子、娘の名前は渚だという。その後、白骨遺体の複顔画像を公開したところ、画像の少女を知っているという女性記者・田島岬が捜査一課を訪ねてくる。岬が取り出した古い写真には、白骨遺体の複顔画像そっくりの少女が映っており、「この子は私」だと言う。母とは幼い頃、教会で別れたまま、二度と会うことはなかったが、最後に渡されたペンダントを今でも大切に持っていて、それがこの事件の唯一の手がかりとなるのだった─。

 チャイナドレスを着た母親・満智子役に黒木華。手がかりとなるペンダントの持ち主・潮見敏夫役に高杉真宙。満智子の夫である遠藤勇治役に駿河太郎。殺された少女は一体誰なのか。満智子は今、どこにいるのか。少女の死が最も悲しい事件を浮かび上がらせる。ほかに、中島ひろ子、山路和弘も出演。

 第8話のタイトルは「汚名」。ある夜、百合の留守番電話に立川大輔(滝藤賢一)からのメッセージが残された。駐車場で車の事故を起こしたという。受話器越しの立川の様子が何かおかしいと思った矢先、「俺は人を殺しちまったかもしれない」と言って電話が切れた。百合は駐車場にすぐに駆けつけるが、すでに立川の姿はなく、車内には空の酒瓶が転がっていた。

 立川の家に行くと、部屋はゴミ屋敷のように荒れていて、テーブルには5年前に起きた大倉山の放火事件の現場写真が置かれていた。その事件とは、アルコール中毒で仕事もせず、荒んだ生活を送る灰原拓郎が、元妻に離婚されたことを恨んで息子2人を呼び出し、家に放火して焼き殺したという世間を騒がせたものだった。子供部屋の焼け跡にはエアコンがあるにも関わらず灯油ストーブが転がっていて、燃料促進剤である灯油の痕が発見され、放火と断定された。父親の拓郎の仕業であることに疑いの余地がなかったと、当時の火災調査官も証言していた。しかし、事件から5年経った現在、自身の無罪を主張し続けた拓郎が刑務所で首を吊って自殺したことから事件は一転することに。

 息子たちを殺した罪で逮捕された灰原拓郎役に竹原ピストル。立川の元妻・真辺由紀役に水野美紀。またシリーズを通して登場している百合と近しい検事・大江嗣久役の宮沢和史も再登場する。ほかに、玉置玲央、濱田めぐみ、梅垣義明も出演。

(提供:オリコン)
『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』(12月5日スタート)上段は第7話・下段は第8話のゲスト出演者(C)WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production
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