【オリコンニュース】
『なのは』新プロジェクト発表
 2019年10月にテレビアニメ第1作の放送開始から15周年を迎えた『魔法少女リリカルなのは』シリーズ初のライブイベントが、18日・19日に東京・国立代々木競技場 第一体育館にて開催され、2日間合わせて約2万1000人のファンが集まった。

【写真10枚】熱唱する水樹奈々&小倉唯ら

 オープニングは声優・アーティストとして15年にわたってシリーズを支え続けたふたり、田村ゆかり(高町なのは役)と水樹奈々(フェイト・T・ハラオウン役)のコラボステージからスタート。2010年公開の劇場版『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』にて、水樹が歌った主題歌「PHANTOM MINDS」と田村が歌ったEDテーマ「My wish My love」の2曲続けてふたりのデュエットが披露されるなど夢のような幕開けとなった。

 ライブ前半はキャラクターソングを中心に、15年というシリーズの歴史を振り返るかのような構成に。第2作から真田アサミ(ヴィータ役)、柚木涼香(シャマル役)、清水香里(シグナム役)が次々にステージに現れて会場を盛り上げ、そこからバトンを受け取ったゆかな(リインフォースII役)、小林沙苗(リインフォースI役)は優しい歌声を響かせた。

 曲明けのMCでは植田佳奈(八神はやて役)と一条和矢(ザフィーラ役)が合流し、ゆかなは今回が『なのは』関連のイベント初参加で、史上初めて“八神家”全員集合するという歴史的瞬間に立ち会ったファンは、ステージ上の7人に温かい拍手を送った。

 その後、第3作から斎藤千和(スバル・ナカジマ役)、中原麻衣(ティアナ・ランスター役)、井上麻里奈(エリオ・モンディアル役)、高橋美佳子(キャロ・ル・ルシエ役)の4人が登場。4人が『なのは』のイベントでそろうのは放送当時以来、実に13年ぶりとなった。

 2017年公開、2018年公開の劇場版から日笠陽子(イリス役)と阿澄佳奈(ユーリ役)が初日のみ参加。2016年のテレビアニメ『ViVid Strike!』からは小倉唯(リンネ・ベルリネッタ役)が参戦した。

 後半戦は水樹、田村がアーティストとしてパフォーマンスを繰り広げ、それぞれの魅力で会場のファンを楽しませる。フィナーレは『Detonation』のEDテーマ「小さな魔法~Lyrical Flower~」を出演者全員で歌って大団円。また会えることを願って、ファンと声を合わせてのおなじみの掛け声「ドライブ!」「イグニッション!!」で15周年の記念すべき祭典は幕を下ろしたが、2日目はこれだけでは終わらなかった。

 全出演者がステージから下りた後に「リリカルなのは」新プロジェクトの始動がステージ上のスクリーンでサプライズ発表。場内が歓喜の声で包まれ、騒然とする中で『なのは』の新しい1ページが動き出すことが明かされ、新プロジェクトの詳細は追って発表される。

文:仲上佳克
写真:キングレコード提供

(提供:オリコン)
アニメ『魔法少女リリカルなのは』15 周年記念イベントの様子 (C)NANOHA 15th PROJECT
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