【オリコンニュース】
バイオリンのお姉さんは筧美和子
 モデルで女優の筧美和子が、テレビ朝日の新しい連続ドラマ『鈍色の箱の中で』(2月8日スタート、毎週土曜  深3:00、ビデオパスで独占見放題配信)に萩原利久演じる男子高校生、辻内基秋が憧れる“バイオリンのお姉さん”役で出演することが明らかになった。

【画像】制服姿のメインキャスト5人

 同ドラマは、分譲マンション(鈍色の箱)を舞台に、幼なじみの高校生たちの初恋を描く切なくも危険な偏愛ラブストーリー。先日、久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩の5人の高校生役のキャストが正式発表されたが、その際、公開されたポスタービジュアルで一人だけ顔が隠されていたのが、“バイオリンのお姉さん”こと河野綾芽。

 かつて同じ分譲マンションに住んでいた綾芽は音楽大学を卒業後、趣味でバイオリンの演奏を続けていて、マンションの集会室で練習をしている時に、幼少期の基秋と出会う。母親を亡くし、悲しみにくれていた基秋は、集会室から聴こえてくる綾芽のバイオリンの美しい音色と、包み込むような優しさに引き込まれ、憧れなのか恋なのか分からない想いを胸に秘めながら、育っていった…という背景がある。

 綾芽は結婚を機にマンションを出ていくが、なぜか再びマンションに戻ってくることに。綾芽のことが忘れられずに高校生になった基秋と、幼少期から変わらず基秋に想いを寄せる美羽(久保田)。綾芽がマンションに戻ってきたことをきっかけに、3人の関係は思いもよらない方向へと進展していくことに。

 近年、モデルとしての活動に加え、映画『スマホを落としただけなのに』(2018年)、ドラマ『あなたの番です』(19年)などの作品に次々に出演し、物語のカギを握る重要な役柄を演じることの多い筧。今作でも美しく優しい“お姉さん”というだけではない、どこか影のある「訳あり」な役柄を演じる。

 筧自身、これほどまでに年下のキャストが多いドラマや映画の現場は初めて。劇中の綾芽は32歳の設定で、あおい(岡本)から「ババア」呼ばわりされてしまう設定にはビックリしたそう。それも「新しい挑戦」と前向きに捉えてその立ち位置を楽しんだ、という。さらに、「今まで年下を誘惑する役は演じたことがなかったので、かなりドキドキして…。でも台本だけではわからない部分は、萩原さんが想像以上にリードしてくれたので、相手が萩原さんでよかったです」と、新境地も垣間見た。

 また、筧にとってのもうひとつの大きな挑戦となったのが、バイオリンの演奏。バイオリンをこれまで一度も弾いたことがなかった筧は、撮影前の短期間に指導者から何度もレッスンを受け、構え方、弓の弾き方を猛特訓。撮影では実際に音色を奏でられるまでに至った。「バイオリンは初挑戦だったので、苦戦しましたね。(笑)もちろん完璧にはならなかったけど、必死にやれば少しはできるようになるんだ、と思いました」と、手応えを語っていた。

 「このドラマには、親には見せられないような、でもリアルな恋愛模様が描かれています。綾芽と一緒にチラッと覗き見してください!」と、呼びかけていた。

(提供:オリコン)
『鈍色の箱の中で』(2月8日スタート)バイオリンを弾くお姉さん河野綾芽役で筧美和子が出演(C)テレビ朝日
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