【オリコンニュース】
男が選ぶ“なりたい顔”に稲葉浩志
 モデルでタレントのMattが人気を集めたり、男性YouTuberが自身のスキンケア術をSNSで披露したりと、美容に関心を持つ男性が年々増えている。美意識が高まっている現代の男性たちは、同性のどんな顔に憧れを持っているのだろうか。そこでORICON NEWSでは、恒例企画の『第11回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』を発表。その結果、ロックバンド・B’zの【稲葉浩志】が初の1位に。現在55歳の稲葉だが、歴代最高齢での首位を昨年の竹野内豊からさらに更新した。

【ランキング表】“男が惚れる男”がズラリ、年齢を重ね渋みも出てきたイケメン俳優も

■世代問わず圧倒的な支持、生きざまが顔にでるカッコよさ

 2013年の福山雅治の殿堂入り以降、俳優が獲得することが多かった本ランキング。昨年は竹野内豊が歴代最高齢となる47歳で初の首位を戴冠したが、【稲葉浩志】はそれを塗り替えた。アーティストの首位としても、福山の5連覇以来6年ぶりとなっている。

 稲葉は今年、B'zとして5月にアルバム『NEW LOVE』をリリースしツアーを展開。同アルバム収録の「兵、走る」は大正製薬『リポビタンD』ラグビー日本代表応援ソングに起用され、「ラグビーワールドカップ2019」のテレビ中継のCMや各局のニュース番組でも繰り返し放送されて話題を呼んだ。

 稲葉は、若い頃から端正な顔立ちで知られ、故・勝新太郎さんが初めて会うなり、「いい顔してるな。お前さんの目は本物の目だ。(石原)裕次郎以来、久し振りに本物に出会った」と絶賛したエピソードでも知られている。

 “男の中の男”からも惚れられた稲葉は、ルックスはもちろん、常にステージで100%を出すためにストイックに体を鍛えてきた生き様も含めて、男性たちが羨望の眼差しを送って1位に。その理由として「いくつになってもかっこいいから」(東京都/10代)、「昔からの憧れの人だから」(滋賀県/20代)と若い世代からも支持され、世代別を見ても10代~40代まで1位と圧倒的な人気を誇った。

 さらに「この年になっても衰えずむしろ鋭さを増しているから」(東京都/30代)、「年齢を重ねても変わらないカッコ良さだから」(東京都/40代)と年齢を重ねたからこその色気や渋さも評価されている。

■二次元的ルックスの“逆輸入×月9俳優”に憧れの声多数 2位は2016年に初首位となった【ディーン・フジオカ】がTOP3入り。10月期のドラマ『シャーロック  アントールドストーリーズ』(フジテレビ系)で月9初主演で主題歌とオープニングテーマも担当し、俳優、アーティストとマルチに活躍中。今年は、三谷幸喜監督の映画『記憶にございません!』、漫画家・北条司が総監督を務め、松下奈緒とW主演を務めたオムニバス映画『エンジェルサイン』にも出演するなど、話題をさらった。

 “おディーン様”という愛称にふさわしく、まるで王子様のような二次元的ルックスは男性からも憧れの的に。端正かつ気品ある顔立ちで180cmの長身スレンダーボディだが、実は格闘技経験者で、『シャーロック』で華麗なシャドーボクシングを披露するなど、ギャップも人気となっている。

 そんなディーンは世代別では50代で1位となり、「『男らしさ』と『知性』を兼ね備えている印象を感じるから」(北海道/50代)、「聞かれなくてもわかるでしょう。イケメン、声も良い。語学力も最高」(兵庫県/50代)と5ヵ国語をあやつる知性の持ち主としても評価されている。『シャーロック』ではヒゲをたくわえ、野性味も見せており、「ワイルドでハンサム」(神奈川県/30代)との声もあった。

■今年旬の顔、“国宝級イケメン”が初登場でTOP3入り

 “国宝級イケメン”【吉沢亮】が初登場で3位にランクイン。20~40代からの票を集め、総合3位になった。NHK連続テレビ小説『なつぞら』、映画『キングダム』と話題作への出演が続いた吉沢。ドラマ、映画、CMと多方面で活躍した1年であり、自身もイベントで「勝負の年だった…」と振り返っている。

 中学時代には学年の3分の1から告白されたというモテモテエピソードもあるが、その間に9年にわたって片思いを続けていた女性がいたという一途な素顔を男性たちは評価。「クールにも見えるし、温かくも見えるし、優しくも見えるし、とにかくいろいろな二枚目の要素がたくさん備わっていると思う」(北海道/50代)との声があった。

 『なつぞら』で演じた天陽の印象が強く、「天陽くんかっこよすぎて眼福…」(神奈川県/20代)、「なつぞらを観ていて、本当にきれいな顔をしているなと感じました」(大阪府/40代)というコメントが寄せられた。2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』では渋沢栄一役で主演を務めることでさらに順位をアップさせそうだ。

■オーバー30で渋み増すイケメン俳優が多数ランクイン TOP10を振り返ると、30歳を過ぎた俳優が目立った。昨年1位の【竹野内豊】(48)は4位、7位の【西島秀俊】(48)と大人の色香漂う渋みのある俳優が男性からも熱視線を送られている。

 初登場は6位【岡田将生】(30)と8位【斎藤工】(38)。【岡田将生】は、広瀬すず演じる奥原なつの兄・奥原咲太郎役として『なつぞら』に出演。目標であったという朝ドラ出演を果たし、充実した1年に。整った顔立ちに、「爽やかなので」(茨城県/10代)、「とにかくかっこいい」(広島県/10代)と10代からは2位だった。

 また、「渋くてカッコいい」という声も寄せられた【斎藤工】はワイルドさと程よい色気があり、40歳を目前にして、渋さも加わり今後さらに順位を上げてきそうな予感。「顔が整っているし、男としての色気を感じる。自分が女性だったら絶対に惹かれるなと思うから。人間性も好き」(神奈川県/40代)、「エロかっこいいから」(富山県/40代)と40代からは2位だった。

 男性が男性を見る目はシビアだが、ユーザーコメントを見ていると「渋い顔になりたい」「ワイルドで憧れる」とった言葉も一定数見られた。年齢や経験を重ねることで滲み出る魅力、美容術だけでは作れない知性や円熟味を含めた“イケメンさ”が表れている人が同性から憧れる“なりたい顔”になっているのかもしれない。

※福山雅治は2013年に同ランキング5連覇を達成し殿堂入り。

【調査概要】
調査時期:2019年10月15日(火)~10月25日(金)
調査対象:計500名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男性)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

(提供:オリコン)
今年で11回目を迎える『男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』はB’zの稲葉浩志が1位に
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