【オリコンニュース】
夫婦生活を漢字一文字で表すと?
 亭主関白、友達夫婦、カカア天下など、夫婦の在り方は時代と共に変化してきた。近年では、共働き世帯も増え、夫婦同士の協力がより必要になっているともいえる。11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、明治安田生命が夫婦に関するアンケート調査を実施し、夫婦生活を漢字で表したトップ3を発表。1位を獲得したのは「忍」。ランキングから見えてきた夫婦の実情と、円満の秘訣とは?

【ランキング表】「無」もランクイン!? 夫婦生活を漢字一文字で表すと?TOP10

■「愛」が深まる結婚10~15年目、夫婦円満の秘訣は「和」の心?

 調査は20歳代から70歳代までの男女1620人に対しインターネット上で実施(調査機関:10月11日~16日)。全体の総合結果を見てみると、「忍」がトップ、次いで「楽」、「和」、「愛」、「幸」という結果に。

 注目したいのは、“結婚年数別”の結果だ。この「忍」という漢字が1位を獲得するのは、結婚15年目以降で、以降すべての世代で首位に輝いている。一方、結婚して間もない10年未満の1位は「楽」で、10年から15年目未満は「愛」が1位に。結婚年数が浅い夫婦は「楽」「愛」「幸」といった漢字がトップ3を占め、夫婦生活に対してポジティブなイメージを持つ傾向にあるようだ。

 そして10年目以降からは、「和」や「安」といった漢字が登場し、15年目以降はすべて「忍」が1位。結婚20年目に至っては、第2位を「耐」という漢字が獲得。しかし、結婚40年目を超えると、「愛」が再びランクイン。楽しく幸せに愛を育み、困難なことに耐え忍びながら、仲よく和やかに夫婦生活を送る…一生を共にする夫婦の理想と現実を示すような結果となった。

 また、10年目以降の世代で安定してランクインした漢字が「和」。長い夫婦生活の中で、互いに相手を思いやり、夫婦間の「和」を重んじて協力し合うことが、夫婦円満の秘訣なのかもしれない。

■7割以上が“愛情を感じている”ものの 夫婦間の気持ちには温度差も

 ここ数年でライフスタイルが多様化し、子育て夫婦の家事・育児スタイルにも変化が求められている。それにより夫婦間でのコミュニケーションがより大切になってきているのでは。今回のアンケートでは、夫婦生活において、お互いに愛情を感じているかどうかも調査。全体の約73%が「愛情を感じている」という結果に。

 しかし、夫と妻の回答には若干の差も。「生まれ変わっても、もう一度同じ相手と結婚したいかどうか」について、「結婚したい」と回答した人は、「夫」の57.9%に対し、「妻」は39.4%。14.3ポイントの差がつき、「夫」にとっては少し寂しさを感じる結果となった。

 夫婦生活を表す漢字のランキングで見ても、男性の総合3位に「愛」がランクインしているのに対し、女性の3位は「和」。「愛」は5位とややランキングが下がる印象だ。ちなみに、地域別で見ても、夫婦のランキング1位には違いが。東北地方の夫の「愛」に対し、妻は「無」。一方、甲信越・北陸地方は夫が「忍」に対し、妻が「愛」など、地域によっても夫婦間の温度差が表れる結果となった。

 結婚年数と共に変化していく夫婦の関係。しかし、結婚40年目を超えると、夫婦生活を表す漢字に「愛」が再ランクインすることからも分かるように、夫婦間で直面する様々なできごとに耐え忍びながら乗り越えた先には、真の愛情が待っているのかもしれない。

(提供:オリコン)
明治安田生命が調査、夫婦生活を表す漢字一文字1位は「忍」(写真はイメージ)
【関連記事】
【一覧】大女優に人気アナ、魅惑ボディのグラビアタレント…2019年に結婚した有名人
【画像】生まれ変わってももう一度同じ相手と結婚したいと答えた人は〇%?
【ランキング】料理上手、夫を支える「内助の功」…最強ママタレ10人がズラリ
『理想の夫婦』名倉潤&渡辺満里奈が大幅UPでTOP10入り うつ病療養支える姿も
【写真】名倉潤&子ども2人の家族ショットを公開した渡辺満里奈

▲ページTOPに戻る