【オリコンニュース】
北島康介、五輪チケットPRでドヤ顔
 元競泳選手の北島康介氏が18日、都内で『東京2020 公式チケット販売サイト 開設記念イベント』でトークショーを開催。販売サイトをしっかりPRすると「これ以上、何も言えねぇっす」とドヤ顔を見せた。

【写真】スーツ姿もかっこい北島康介

 東京五輪・パラリンピックのチケットの申し込みが5月9日に始まる。最近はゴルフが趣味という北島は「ゴルフを見に行きたい。タイガー・ウッズも勝った。来てくれたら」と心を躍らせた。

 北島はラジオCMや公式サイトで流されるムービーに出演する。ラジオCMは2004年のアテネ五輪の平泳ぎ100メートルの決勝で北島が息継ぎの際に聞いていた声援が印象的な作品となった。ただ、1分のCMで北島が声を発するのは終盤の「選手たちに自分の力を少しでも分ける、そんな熱い声援をしてもらいたいなと思います」という一言だけ。実際に聞いた後に苦笑いの北島は「聞き入っちゃいましたね。いつ出てくるんだろう俺、と思いながら。全然、出てこない。ちょっとだけでしたね」と気恥ずかしそうだった。

 最後は「いよいよオリンピックが近くなった。ようやく、みなさんの手に届くところに来るのかな。僕も興奮してきました。オリンピックの感動や空気を肌で感じてほしい。会場に足を運んで、選手たちに声援を送ってくれれば、な」と呼びかけた。完璧なPRで「大丈夫ですよね」と関係者をちら見すると「これ以上、何も言えねぇっす」とドヤ顔。2008年の北京五輪の金メダル後に発した名言をセルフカバーして盛り上げた。

 組織委は国内在住者向けの五輪チケットの抽選申し込みをゴールデンウィーク明けの5月9日に開始すると発表。同月28日まで受け付け、6月20日に抽選結果を発表する。1人の申し込みの上限は第1希望と第2希望を合わせて60枚までで、最大30枚が当選する。また、18日に公式販売サイトを立ち上げられた。

 開会式は最高が30万円で最低が1万2000円。閉会式は最高が22万円で最低が1万2000円。それぞれ5段階で値段が変わる。希望すれば、申し込んだ席種で当選しなかった場合に1つランクが下の席種も抽選対象となる。

 あわせて大手フリマ、オークションサービスでの不正転売に関する対応も発表された。大会のチケットは販売・転売が禁止されている。また、組織委は今年6月に施行される「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」を踏まえた施策に取り組むという。

■東京2020公式チケット販売サイトURL
https://ticket.tokyo2020.org

(提供:オリコン)
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の会見に出席した北島康介 (C)ORICON NewS inc.
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