【オリコンニュース】
ミス日本「水の天使」に名大医学生
 『第55回 ミス日本コンテスト 2023』の最終審査が23日、東京・京王プラザホテルにて行われ、2023ミス日本「水の天使」には、愛知出身の名古屋大学医学部医学科2年・竹田聖彩さん(たけだ・せいあ/20歳)が選出された。

【写真】スポーツウェア審査に臨んだ竹田聖彩さん

 ミス日本は、「日本らしい美しさ」を磨き上げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。ファイナリストたちは様々な分野の講師による勉強会に参加。22日の前日審査(社交力審査)を経て、23日の最終審査(振袖・ドレス・スポーツウェア審査、審査員質疑応答など)に臨んだ。

 ミス日本「水の天使」の竹田聖彩(たけだ・せいあ)さんは、着物審査と併せて行われた自己PRにて「幼少期のアレルギーで担当医の先生に支えてもらった感謝を返したい。その想いから医師を目指しました。また、コロナ禍の中、医学知識をわかりやすく丁寧に説明してくれる医師が、どれだけ頼もしい存在か実感しました。高校時代から始めた医学研究や、今学んでいる医学の勉強に全力で取り組みます。そして将来、誰にでもわかりやすい言葉を使い、目の前の患者さんはもちろん、情報発信を通じてより多くの方の心の安全地帯となる、医師になります」とスピーチ。

 質疑応答で「少子化問題への対策」について聞かれると「安心してお子さんを預けられる場所の増加だと思います。高校生の時に保育ボランティアを行っていた時、休みなく働く保育士さんの大変さが身に沁みました。将来的には、働く女性がより働きやすい子育て支援の制度の整備や使用できる風土の強化が大切で、さらに保育士さんの待遇の改善が必要になると思います」と明確に回答。また「ミス日本の勉強会に新たな講座を作るなら?」という質問には「『日本独自の自然観』という講座を作りたい」と、日本らしい美しさに繋がるアイデアを提案した。

 授賞式では先代の2022ミス日本「水の天使」の横山莉奈さんから襷を渡されたが、横山さんも東京医科歯科大学の学生で、奇しくも医学部から医学部へのリレーとなった。また竹田さんは、22日の前日審査の際に行われた、過去のミス日本各賞受賞者が選ぶ「ザ・ブリリアント賞」にも輝いており、将来、医師、そして医療コメンテーターとしての活躍が期待される。

 なお「グランプリ」には、兵庫出身の関西学院大社会学部2年・吉岡恵麻さん(よしおか・えま/20歳)、「準ミス日本」に東京出身の目黒日大学高2年・東海林杏朱さん(とうかいりん・あんじゅ/17歳)、「ミス着物」に神奈川出身の東大文科1類2年・寺嶋琴さん(てらじま・こと/20歳)、「海の日」に東京出身の慶大法学部3年・稲川夏希さん(いながわ・なつき/21歳)、「みどりの大使」に東京出身の慶大大学院2年・上村さや香さん(かみむら・さやか/23歳)がそれぞれ選出された。

(提供:オリコン)
2023ミス日本「水の天使」・竹田聖彩さん(C)Deview
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