【オリコンニュース】
細田佳央太“2度目の東大受験”
 日本テレビ系連続ドラマ『家庭教師のトラコ』(毎週水曜 後10:00)では、あす3日放送の第3話で、細田佳央太(20)演じる上原守にスポットが当たる。上流階級のエリート一家になじめず、密かに受験以外の夢を抱く高校3年生の守。このほど、細田から同作や役柄についてのインタビューコメントが到着した。

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 同作は『家庭教師のミタ』などの脚本家・遊川和彦氏が手がけるオリジナル作品で、伝説の家庭教師・トラコ(橋本愛)が、年齢や抱えている問題の異なる3つの家庭を救っていくストーリー。第3話では、トラコが、東大合格を願う母(鈴木保奈美)に夢を打ち明けられない守に、授業料を先行投資としてわたし、夢をかなえるための「20万円の必勝投資術」を守に考えさせる。

――初回スタート後の周りの反響はいかがでしたか?SNSでは「細田くん(ドラマ『ドラゴン桜』に続き)また東大目指すの?」とのファンの声もありました。

細田「東大を目指すことに関しての声があったのは僕も聞きました。こうも短期間で2度受験することになるとは想像していなかったので、なんだか不思議な気持ちです。自分が演じている守に関しては、彼の本当にやりたいことが分かったときにどのような反響があるのかを楽しみにしています」

――今回の守を演じるにあたって、どのような役作りをされましたか。遊川さんからは何か指示はありましたか。

細田「遊川さんからは楽しんでと。正直、守に関してはすごく演じるのが難しいと感じていて。というのも僕と守のキャラクターが正反対にあるというか、僕自身、おちゃらけることがそんなにないので、話し方一つとっても難しく感じますし、守のセリフひと言ひと言の量がちょっと多めなので、台詞の抑揚だったりは本読みの段階から監督含めてたくさんの演出を受けました。僕自身が不器用なので、役をつかむにも時間がかかりますし、演出に応える時に頭が固くなってしまうので、それだと守にはまた遠のいてしまうという悪循環で。それを解すためにも遊川さんからはリラックスと楽しんで演じてほしいと言っていただきました」

――共演された橋本愛さん、母・里美役の鈴木保奈美さんとは現場でどのようなお話をされたのでしょうか。

細田「それこそ、1話放送後の撮影では橋本さんに『東大受けるの2回目なんですね』と言っていただけて、その場に保奈美さんもいらっしゃったので、「なかなかないですよね」と。撮影中はそんなような雑談しかしてないかもです(笑)」

――3話でも芸人にコスプレしたトラコ先生が出てきますが、トラコ先生の七変化はどう見ていますか?

細田「僕は妖しいトラコ先生しか見ていないので、放送を見て、本当にすごいなと思います。少なくとも4面のトラコ先生がいて、ただ人格が変わっているというよりは衣装に合わせてキャラクターを自由に変えてらっしゃるので視聴者の皆さんと同じように毎回楽しみに見ています」

――ご自身の家にトラコ先生が来るとしたらどうですか?

細田「合格率100%という謳い文句は強いですし、事実だと思うので受験の面は心強いなと。ただ受験生よりもそのご家族の方が大変だと思うので、トラコ先生が来たとしたらなかなか大変な受験期間になるなと思います」

――最後に3話のみどころを教えてください。
細田「多分、2話の最後で守の本当にやりたいことに気づいた方もたくさんいると思います。20万という大きなお金を高校3年生の守がどう使うのか。一見おちゃらけている守ですが、その20万というお金があるからこそ、将来の夢に対する本気度と真っ直ぐな想いを感じて頂けると思います。何より、トラコ先生に引っ掻き回される上原家をぜひ、楽しんで観ていただけたらと思います」

(提供:オリコン)
『家庭教師のトラコ』第3話に出演する細田佳央太、橋本愛 (C)日本テレビ
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