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『007』サフィンとは何者なのか?
 007シリーズ最新作として、さらにダニエルボンド最後の作品としてのストーリーに期待が高まる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)に登場する、謎に包まれた敵でシリーズ最凶の頭脳派サフィン(ラミ・マレック)に迫る特別映像が解禁となった。“日本を感じさせる”とうわさのアイテムも…サフィンとは何者なのか?

【動画】サフィンとは何者なのか? ラミ・マレック語る特別映像

 解禁された映像は、手に汗を握る激しいカーチェイスの末に宙を舞う車、銃を構えるサフィン、険しい表情のジェームズ・ボンド(ダニエル・グレイグ)の表情が映し出され、シリーズ最凶の頭脳派、サフィンの目的が、「復讐」であることが伺える冒頭になっている。

 ラミ・マレックは、演じるサフィンの背景について、「サフィンを自分が英雄だと信じる謎めいた存在にしたかった」と語り、ボンドとサフィン、人類を巻き込んだ最も挑戦的で困難なミッションに隠された<陰謀の存在>を予感させる。

 『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞しトップスターとしてキャリアを重ねるラミ・マレックが、冷酷なサフィンの抱える闇を醸し出す、圧巻の演技に注目だ。

 そして、「君の最愛の人を殺す」「愛した人は全員失ったわ」と心の揺れと抑えきれない衝動に葛藤するマドレーヌ(レア・セドゥ)とサフィンが対峙する場面も。何故、サフィンはマドレーヌと会っているのか? サフィンが語る「君の最愛の人」とは一体誰なのか?

 また、サフィンが着用する仮面やアジトと思しき場所で見られる日本風庭園、和装風の衣装など日本を感じさせるアイテムが随所に散りばめられており、彼のルーツも気になるところ。結局、サフィンの謎は深まるばかりだ。

 監督のキャリー・ジョージ・フクナガは、「彼(サフィン)が何を望み、何をしようとしているのか。それが、ボンドと人類にとって最凶の悪として立ちはだかる」と語り、マレックもまた「サフィンは手強い相手だ。ボンドはそれに対峙しなければならない」とボンドの苦戦を示唆している。

 さらには、孤独を抱えた様子のマドレーヌはボンドに対し、「あなたがわからないなんて…」と語り、ボンドとマドレーヌの関係に新たな謎が生まれる。最後には、「お前は用無しだ」「お前のような奴がいる限りそうはならない」とサフィンとボンドのスリリングな息を呑むやりとりも。

 「何百万人もの命を奪う」というサフィンの脅威をボンドは「手遅れになる前に」止めることはできるのか? 「全てを変えるミッション」の意味とは? 最近解禁された新予告編でも、あの悪の組織“スペクター”を率いるブロフェルドさえ、「共通の敵」と恐れる謎深く驚異の存在サフィン。ダニエル・クレイグのボンドシリーズ最凶の敵との結末を見届けるしかない。



(提供:オリコン)
サフィン(ラミ・マレック)とは何者なのか?=映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)(C)Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
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