映画『ピーターラビット２／バーナバスの誘惑』（6月25日公開）の日本語吹替版で、前作に引き続きピーターラビット役を務めた千葉雄大と、本作に初登場する都会の地下組織の大ボス・バーナバス役を務めた哀川翔のアフレコ映像が解禁された。2人のコメントも届いている。
【動画】『ピーターラビット２』吹替アフレコの様子
公開されたのは、湖水地方から家出して都会に向かったピーターが、都会の地下組織のボス・バーナバスに手ほどきを受けながら、初めて人間の家の冷蔵庫から野菜や果物を盗み出す、＜ピーターのモフワルデビュー＞シーン。
バーナバスが巨大な冷蔵庫を目の前に難なく跳び蹴りで冷蔵庫を開ける姿を見たピーターはそれを真似してみるが失敗に終わってしまう。「冷蔵庫は都会のエサ場だ」とバーナバスが言うように、あふれんばかりに詰め込まれた野菜や果物に驚くピーター。そして「どこの家の冷蔵庫もこうなの？」とバーナバスに尋ねると、「いや、大抵はテイクアウトの容器と特別な日のためのシャンパンしか入っていない。飲む日なんて来ないのに」「それって悲しいね…」と、都会で生き抜く動物たち以上に“悲壮感にあふれた人間たち”の姿を、千葉と哀川が絶妙な間合いで語りあうシーンとなっている。
千葉は、前作の公開後に「『ちょっと腹黒いところが（ピーターと）共通する部分もありますねっ』みたいな意見はいただきましたね（笑）」と明かし、今作のモフワルの師匠・バーナバス役の哀川との初めての共演について「声を聞いて、すごくうれしくなっちゃって。あっ哀川さんだっ！て。バーナバスっていうのは悪い一面もありつつ、でも人がついていきたくなるようなウサギだと思うので、哀川さんの本当についていきたくなる優しさとか、大きい背中とか声がすごく素敵だなと思いました」と、語っている。
一方、初めて映画のアフレコに挑戦した哀川は“ウサギのワル”という一風変わった役作りに試行錯誤。「物語の展開が早いんで、テンポを崩さず、その上で“ある程度落ち着きを持ってるバーナバス“を演じるというところが難しかった」とその苦労を語ると同時に「大丈夫かってくらい（“モフワルの道”）へ引き込みました」と説得力十分な仕上がりを期待させた。
（提供：オリコン） |
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| 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』（6月25日公開）ピーターラビットの吹替を務めた千葉雄大（上）、都会の地下組織の大ボス・バーナバスを担当した哀川翔（下） |
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