【オリコンニュース】
TFM乃木坂FES 独占密着後編
 TOKYO FMは8日、乃木坂46との大型コラボレーション企画『TOKYO FM 乃木坂FES ~乃木坂46がワンモからSOLまで1日電波ジャック~』を実施。9日に27枚目のシングル「ごめんねFingers crossed」をリリースした乃木坂46から12人のメンバーが、それぞれ『ONE MORNING』から『SCHOOL OF LOCK!』までの8番組に出演したが、ORICON NEWSでは、生放送に出演したメンバーへの密着とインタビュー取材を行った。独占カットとともに、その模様を届ける。後編では『THE TRAD』から『SCHOOL OF LOCK!』までを振り返る。

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■賀喜遥香&早川聖来、オシャレでやさしい『THE TRAD』チームに感動

 『THE TRAD』には、賀喜遥香と早川聖来が生出演。賀喜はオススメの楽曲にYOASOBIの「ハルカ」を挙げ「私の名前と一緒で、運命を感じて聞いてみたら、見事にハマりました」とにっこり。一方の早川は、坂口有望の「セントラル」を選曲し「(坂口とは)乃木坂46に入る前からずっと友達で、自分が一歩踏み出せないなという時に聞いています。お互いに刺激を受けていますね」と声を弾ませた。

 また、2人からパーソナリティーを務める稲垣吾郎に質問を行うコーナーも。賀喜が「最近初めてセンブリ茶を飲んだり、手にサソリを乗せたりといった罰ゲームをして、これが芸能界だと感じたのですが、一番大変だった罰ゲームはありますか?」と投げかけると、稲垣は「僕も散々やってきたな。フルマラソンとか大変だったけど(笑)。でも、人生でなかなか経験できることじゃないから。その日のために体を鍛えて、楽しかったね。でも、サソリとかセンブリ茶とか断っていいよ、僕が言ってあげるよ」とやさしく呼びかけた。

 一方の早川は「スターとしてのオーラを出すにはどうしたいいですか?」と質問。稲垣は「台本に書いてあることを言わされてない? お2人もキラキラしていますよ。最近思うんだけど、僕たぶん自意識過剰なんだよね」と笑わせながらも「見られる仕事をしているから、自然とお仕事を通して、いろいろな人との出会いがあって、ファンのみなさまに応援していただく中で、品格とかオーラとかがより出てくるんじゃないかな」と語っていた。

 生出演を終えた賀喜と早川がインタビューに応じた。早川は「稲垣さんは昔からテレビで見ていた方なので、とても緊張したのですが、とても気さくに話してくださったので、終わってひと安心です」と安堵の表情。賀喜も「私もとても緊張していたのですが、空間がオシャレで、お2人の雰囲気もオシャレで、実際に会うと、オーラがすごいなと改めて感じました」とかみしめるように話した。『SCHOOL OF LOCK!』内の「ARTIST LOCKS!(乃木坂LOCKS!)」を4月から担当している賀喜は「『SCHOOL OF LOCK!』の温かい空気がとても好きで、学生の方が多く聞いている番組なので、みなさんを勇気づけたいなと思っています。スタッフさんも『かっきーがやりたいことを一緒にやっていこう』とおっしゃってくれているので、本当にありがたいです。(このあと遠藤さくらと早川が出演することから)同じ4期生と出演することができて、本当にうれしいなと感じます」と弾ける笑顔を見せた。

 「ARTIST LOCKS!(乃木坂LOCKS!)」初回にサプライズ出演を果たした早川は「とても緊張しているかっきーの声を聴いていたのですが、私がスタジオに行ったら、泣いちゃって(笑)。今回は生放送なので、かっきーが4組の副担任としてどれくらい成長しているか楽しみで仕方しかたないです」とニヤリ。ところが、番組内では自身も“4組の副担任”という立場であることに気がついた早川は「そうだった…どうしましょうか? どうしよう(笑)。ゲストのつもりでいたけど、忘れていました」と賀喜と目を合わせて照れ笑いを浮かべた。

 新曲のアピールポイントについて、早川は「センターは同じ4期生の遠藤さくらちゃんということもあり、より一層、思い入れも強いです。さく(遠藤)がとても頑張っているのも知っているし、パフォーマンスもすごく好きなので、MV(ミュージックビデオ)や音楽番組を通して、たくさんのところで見ていただけたら」と力説。賀喜は「この楽曲をファンとして聞いてしまうほど、大好きで。歌詞も切ない別れがあり、儚い感じも出ていて。聞いていて、とても心地良いリズムのハマり方で、大人の女性を感じさせるクールな感じの楽曲なので、そういったところにも注目していただけたら」と自身の思いを打ち明けた。

 新曲の初回仕様限定盤各タイプに収録される特典映像が、全メンバーの「個人PV」となっているが、賀喜は「私はライブハウスにひとり残って、歌って踊って、自分を吹っ切るというコンセプトでした。ひとりで歌って、ラップをしてという経験をしたのですが、個人PVはじっくり私に向き合って作ってくださるので、それがとてもうれしくて…。たくさん方に協力していただきました」としみじみ。早川は「けっこうコミカルな感じになりました。私が早川聖来のファンという設定で『かわいいー!』とか、褒めまくるんです。それがけっこう大変で(笑)。たくさんのスタッフさんが見ているし、何回もやるのが恥ずかしいので、一発で決めようと、これでもかというくらい自分のことを褒めました」と撮影秘話を明かした。

■意外と珍しい“高梅”コンビのトーク 帯ラジオ担当の山崎怜奈にエールも「天職だと思います」

 『Skyrocket Company』には、梅澤美波と高山一実が生出演。今回の楽曲の印象について、高山は「曲を聞く前に、前向きなお別れソングだと聞いていたので、あたたかい気持ちになるようなメロディかと思って実際に聞いてみたら、めちゃくちゃかっこよくて」と熱弁。梅澤も「歌から始まるのも新鮮で、サウンドもとてもかっこいいですよね」と魅力をアピールした。MV(ミュージックビデオ)撮影中の秘話として、梅澤が「とにかく車がカッコいい。その雰囲気に飲まれすぎて、とても興奮していました」とにっこり。高山は「私たちは“助手席いい顔できるか選手権”をやっていました(笑)。一眼レフのカメラを買ったばかりだったので、たくさん撮っていました。むちゃくちゃかっこいい梅ちゃん、濡れた後にかわいく撮れている梅ちゃんの写真があるんですよ」と語っていた。

 生出演を終えた高山と梅澤にインタビューを敢行。高山が「“高梅”コンビはあんまりないよね(笑)。私も身長は高いけど梅ちゃんはスタイルが良すぎてスゴいです! 昔は私より背が高いメンバーはいなかったけど、梅ちゃんが入ってきてからは私が梅ちゃんに寄りかかったりするシーンとかもあるから、新鮮だなと思いました。梅ちゃんはあす(齋藤飛鳥)と仲のいいイメージがあって」との印象を告白。梅澤が「高山さんの周りにはいつもたくさんのメンバーがいて、お話がとても面白いから、私は同期と一緒にいることが多いですけど、みんなで別の話をしているときも高山さんが話していることをコッソリ聞いています(笑)」と打ち明けると、高山は「そうなの~、うれしい! ありがとう、今度は私から話しかけるからね! こうやってコンビで話をしないと、意外と知らないこともあるよね」とほほえましいやりとりを披露した。

 個人PVについて、高山は「私は『ちゃんとした朝ごはん』を作るというPVで、お米を炊くのも普段は炊飯器のボタンひとつじゃないですか。今回はかまどでご飯を炊く、お米も桶に移してから洗うとか、いままで知らなかった本格的なやり方で、炊きました。こういう生活を経験してみたいというのをPVで経験することができて良かったです」と充実した表情。「ただ、朝ごはんを作るのに4時間くらいかかってしまったので、普段からやるのは難しいかな(笑)。作っている間にお腹がペコペコになってしまって。今回のPVは『トントン』とか『カシャカシャ』など、効果音のナレーションを自分でやっていて、そこがポップになっています」と見どころを伝えた。

 一方の梅澤は「私はヤマモトショウさんに曲を作っていただいて、1曲まるまる私だけのミュージックビデオになっています。歌詞も私のことをいろいろと調べていただいて、私たち乃木坂46が出演するレギュラー番組でバナナマンの設楽統さんに『梅マヨ』というあだ名をつけていただいたのですが、歌ったら、それが聞こえるような空耳っぽいフレーズとか、私が、白石麻衣さんがきっかけで乃木坂46を好きになったのですが『白いあなたに憧れて』というフレーズが出てくるなど、私のことをとても考えて書いてくださった歌詞になっています。さらに、モデルとしてランウェイを歩いている私、衣装を着て踊っている私の映像を合わせて作っていただいていて、これを見ていただくと梅澤美波をわかっていただけると思います。私自身のプロモーションビデオになっています」と胸を張った。

 楽曲にちなんだ「ごめんね」エピソードについて、梅澤が「3ヶ月くらい前ですが、3月は父の誕生日だったんです。その前の1月の母の誕生日には当日に届くようにプレゼントを送ったのですが、父には何も送れていなくて…。それを何も言わずにここまで引っ張っちゃってゴメンねと。何がいいか迷っているうちに父の日を迎えそうなので、2つ分のプレゼントを送りたいです」と申し訳なさそうにポツリ。高山は「きのう、秋元真夏ちゃんに『かずみんって、ピーナッツバター好きだよね?』って聞かれて、私は『いやぁ……、嫌いじゃないけど』って答えたら、『あぁ、そうか』って言って。でも、なにか手に持っていたんですよ。もしかしたら、私が好きだと思って何かを買ってきてくれたのかもしれなくて。そうだとしたらゴメンね(笑)。」と反省しきりだった。

 『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(月~木 後1:00)で、“昼の顔”として奮闘している山崎怜奈に対して、梅澤は「普段から番組を聞いていますし、一度出演させていただいたのですが、本当に怜奈さんのことはを尊敬していて。毎日いろいろなゲストの方と話すのは、頭の回転も知識も求められるし、生放送だから時間を意識した進行も考えなければならないと思うのですが、移動中もパソコンで勉強されていて、努力されている姿を見ているから、見習いたい姿勢をたくさん見せていただいているので、私がエールなんておこがましいですが、同じ乃木坂46のメンバーとして怜奈さんが活躍されているのは、とてもうれしいです。またゲストでお邪魔したいので、ぜひ呼んでください!」とエール。

 高山も「れなちは、本当に話すことが大好きな子だと思っていて。しかも私も好きなんですが、たくさん話しかけてくれて。『私のお父さんの実家が高山さんの家の近くで…』とか、積極的に話しかけてくれて。そういうこともあって、ラジオはれなちの天職だと思います。ラジオでいろいろなことを話すことが合っている子だと思うので、これからもれなちの良さを生かして頑張ってほしいです」と呼びかけていた。

■互いに高め合う4期生の絆 賀喜・早川の言葉が遠藤さくらの背中を押す「支えられている」

 『SCHOOL OF LOCK!』出演前には、遠藤・賀喜・早川にインタビューを実施。遠藤は、パーソナリティーを務める賀喜について「カッコいいなって(笑)。だから、以前一緒に『SCHOOL OF LOCK!』に出た時に、かっきーが話している姿を見て、さすがだなって思うことばかりで。話している内容もおもしろいので、聞いていて飽きないし、ラジオでのトークに向いているんだなと思いました」と絶賛。早川に対しても「一緒だととても安心します。難しいなと思った時は、率先して話してくれるし、何より一緒に話していて、とても楽しいです」と声を弾ませた。

 自身がセンターを務める新曲の魅力について、遠藤が「どこかな…」と考えていると、2人がすかさず「全部じゃない?」と笑顔で呼びかける一幕も。その上で、遠藤は「とてもすてきな楽曲をいただいたなと思っていますし、幸運を祈るというポーズなど、注目してほしいポイントがたくさん出てくるので、たくさん聴いていただきたいです」と語った。早川は「さくは、24枚目シングル『夜明けまで強がらなくてもいい』の時もセンターをやっていたのですが、その時とはいい意味で変わったなという印象を持っています。テレビで歌番組を見ていても、カッコいいところもありながら、頑張っているなという印象だったのが、今回はたたずまいなどがセンターとして堂々としている感じが伝わってきて、本当にカッコいいなと思っています。さくが頑張って考えたり、悩んだりしている姿を見ると、私ももっと頑張らないといけないなと思える、本当にいい同期です」とあふれる思いを伝えた。

 賀喜も「みんなが、さくちゃんがセンターとして頑張っている姿がカッコいいと言っているのを聞くと『そうそう、ウチのさくはすごいだろうー』と古参ファンのような気持ちになります(笑)。やっぱり、同じ4期生として活動していても行動で引っ張ってくれるタイプだったので、たくさん背中を見てきたという感じです」と熱弁。賀喜と早川に挟まれる形で、熱い愛を受け取った遠藤は「うれしいです。やっぱり(センターに)立つと、圧倒的に自信のなさが勝っちゃうのですが、こういう言葉を聞いて、そうなれているのかなって、ちょっと思えるから…。あとは同期の存在は大きいなと、改めて実感します。しゃべらなくても、となりの席に座っているだけで、安心するので…支えられているなと実感しています」と言葉を紡いでいった。

 そうして迎えた出演パート。賀喜は同番組内で「ARTIST LOCKS!(乃木坂LOCKS!)」を担当しているが、やや遅れての登場となってしまったことから、さかた校長とこもり教頭に対して「(ARTIST LOCKS!(乃木坂LOCKS!)」を担当するようになってから)きょう初めて直接ごあいさつをさせていただくのですが、初出勤で遅刻しました」と茶目っ気を交えながらトークを展開していった。

 その後は、「逆電握手会」を開催し、リスナーと交流していくなかで、ラジオネーム:乃木坂好きな赤ちゃんが、FM FUJI『タイムちゃん』に出演中の矢久保美緒(乃木坂46の同期)だったという、まさかのサプライズも。まさかの展開に、3人は「えっ、ちょっと待って!?」「びっくりしたー」などと口々に驚きを語っていた。

 番組はそれぞれ、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

■『TOKYO FM 乃木坂FES ~乃木坂46がワンモからSOLまで1日電波ジャック~』後編で紹介した番組

『THE TRAD』(後3:00~4:50 稲垣吾郎、吉田明世)
出演:賀喜遥香、早川聖来(※生出演)4:20頃~

『Skyrocket Company』(後5:00~7:48 マンボウやしろ、浜崎美保)
出演:梅澤美波、高山一実(※生出演)7:17頃~

『SCHOOL OF LOCK!』(後10:00~11:55 さかた校長、こもり教頭)
賀喜遥香、遠藤さくら、早川聖来(※生出演)

(提供:オリコン)
『TOKYO FM 乃木坂FES』に独占密着(左から)梅澤美波、高山一実(C)TOKYO FM(C)TOKYO FM
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