【オリコンニュース】
漫画『島耕作』新型コロナ感染
 弘兼憲史氏の人気漫画『相談役 島耕作』が、連載中の漫画誌『モーニング』(講談社)13号で新型コロナウイルスに感染した姿が描かれた。

【画像】『騎士団長』に転生した時の島耕作

 前回の「STEP36」では、島耕作が専務時代にTOBをめぐって争った韓国の「ソムサン」CEOのイ・カブスがコロナで亡くなったことや、ファミレスでマスクなしで会話した元部下がコロナに感染したこと、そして島耕作自身もカレーを食べても味を感じないためコロナ感染を疑う場面があった。

 25日発売の13号「STEP37」では、PCR検査で陽性と判定され、嗅覚・味覚障害以外の体調不良はないものの都内の宿泊療養施設を利用する島耕作を通して、内部の様子が具体的に描かれている。

 タレントの中川翔子は25日、自身のツイッターを更新し「島さん心配です。どうか後遺症なく無事回復されますように」と島耕作の体調を心配し、作者の弘兼氏に対して「いつでも時代の最先端を、時代の風を読んでそして描いてきた弘兼先生はすごいです」とリスペクトを伝えた。

 現状は大きな症状は見られない島耕作だが、現在73歳で重症化のリスクが高い世代。今後どのように回復していくのか、今の時代を描いてきた情報漫画としてどのようにコロナが描かれるのか、これまで以上に注目が集まる。

 『島耕作』シリーズは連載36年を超える人気作。課長からはじまり、部長、取締役、常務、専務、社長、会長と肩書きが変わりながら、エネルギッシュに活躍する島耕作の姿とリアルな世界の情報が織り交ぜながら描かれてきた。

(提供:オリコン)
島耕作が新型コロナウイルスに感染した姿が描かれた『相談役 島耕作』STEP37が掲載される『モーニング』13号
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