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南原、内村司会の紅白「見ます!」
 お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの南原清隆、俳優の近藤芳正が26日、東京・本多劇場で行われたM&Oplaysプロデュース『あんまと泥棒』の取材会に出席した。

【舞台写真】かつらを被って…近藤芳正と熱演する南原清隆

 同作は、業突く張りな盲目のあんまと、あんまの元に忍び込んだ人のいい泥棒による人情喜劇で、1951年にNHKのラジオドラマとして放送されたのち、中村勘三郎さんたっての希望で66年に舞台化。これを、2019年に気鋭の劇作家・演出家の倉持裕氏が脚色・再構築し、南原、近藤という豪華な顔合わせでありながら、一日限り2回公演として、愛媛県の伝統ある劇場・内子座にて上演された。

 今回、本多劇場を舞台に再演されることになったが、近藤は同作で南原を抜てきした経緯を「僕が、渡辺正行さんの劇団七曜日に活動していた時に(ラ・ママ)新人コント大会でお世話になっていて、その頃からウッチャンナンチャンとはなんとなく顔見知りだったんです。それで、ナンチャンは狂言もやっているので、この作品でふっと浮かんだのがナンチャンだったんです」と回顧。「(南原は)役と素の出入りを非常にスムーズにやれるんですよ。それは役者にはない魅力ですね」と賛辞を送った。

 今年を振り返る場面では、近藤が「思ってもないことが起きましたよね。仕事も予定が変わっている状況でした。でも、反対にそこで落ち込むよりも、津川雅彦さんが生前に『起きたことが正解』とおっしゃっていたのですが、それがずっといまだに流れていますね。ちょっとくじけそうになったりした時に、指針の言葉になっています」としみじみ。

 一方の南原は「なんか2年くらいに感じるくらい(の長さ)でしたね。昼の番組では途中でひとりスタジオにいるなんてこともやらせてもらいましたが、できることを探しながらやって、日常のありがたみもわかりつつ、絆がやっぱり大事なんだなと気付かされました。これからも状況は変わっていくんですが、人と人との絆を大事にして、津川さんの『起きたことが正解』みたいに言わせていただくと『朝起きれたら爽快』ということで…」と笑いを交えて語った。

 大みそかの『第71回紅白歌合戦』では、相方の内村光良が総合司会を務めるが、南原は「もちろん、見ますよ! 僕の相棒・ウッチャンが頑張っているんでね。たぶん家で楽しませていただきたいと思います」と声を弾ませていた。

 同作は、27日から29日まで上演される。

(提供:オリコン)
M&Oplaysプロデュース『あんまと泥棒』取材会の模様(撮影:宮川舞子)
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