【オリコンニュース】
田中圭 最新映画で花屋の店主役
 4月に公開された『愛がなんだ』や9月20日公開の『アイネクライネナハトムジーク』など、恋愛映画のメガホンをとっている今泉力哉監督の最新作『mellow(メロウ)』が、来年1月17日に公開されることが13日、発表された。主演を務めるのは、現在公開中の『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』やドラマ『あなたの番です』で好演を見せている俳優の田中圭。ヒロインはドラマ『パーフェクトワールド』などに出演している岡崎紗絵。

【動画】田中圭、最高の笑顔を見せる!映画『mellow』特報映像

 田中が演じるのは、独身、彼女なし、好きな花の仕事をして穏やかに暮らす花屋の店主・夏目誠一。岡崎は、父親から代替わりして今では廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆。2人のお店を舞台に、様々な恋愛模様と不器用な片想いの物語が描かれる。

 そのほか、主要キャラクターとしてピュアな女子中学生役に志田彩良、本作で銀幕デビューを飾る松木エレナに加え、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎、ともさかりえ、小市慢太郎らが出演する。主題歌は現役大学生で新星のシンガーソングライター・並木瑠璃の「花になる」に決定した。

 今泉組初参加の田中は「お会いした時に独特の空気感を感じ、それこそ存在がmellowでした。台本を読んで、本当にmellowだと思いましたし、花屋とラーメン屋で繰り広げられる人間模様、人が人を想う気持ちの愛しさ、登場するキャラクター。なんだか全部がmellowでした」とコメント。撮影スケジュールについては「全然mellowではありませんでしたが、流れている空気感はずっとmellowでした」と笑い、“mellow”の意味については「僕がmellowを連発する理由が伝わると思うので、ぜひ観に来てください」と呼びかけている。

 同じく初めての今泉組となる岡崎は「『愛がなんだ』が大好きで何度も観に行った作品だったので、ご一緒させていただき、本当にうれしかったです」と喜び。映画については「人と人との関わり方、愛の形、私たちの日常を優しい時間の流れで感じることの出来る映画になっていると思います」と話している。

 また、映画公開発表にあわせて30秒の特報映像も解禁。たくさんの花に囲まれながら、一輪一輪丁寧にラッピング作業をする田中の静寂のシーンから一転、主題歌「花になる」が流れ、女性たちが「好きでした」「好きなんだよね」「好きです」と告白シーンが続く。最後には、田中のくしゃっとした温かい笑顔で締めくくられ、たくさんの笑顔にあふれる映像に仕上がっている。

 今泉監督は「オシャレな花屋の店主・夏目誠一とその周辺の人々のたくさんの実らない恋。それでも一切暗くなることなく、いっそ美しく面白おかしな物語になっていったのは、やはりこの映画の真ん中に田中圭さんがいたからだと思います」と田中の存在の大きさを実感。続けて「花屋の男とラーメン屋の女。田中圭を筆頭に登場人物、全員かわいい映画です」とコメントしている。



(提供:オリコン)
映画『mellow』で花屋の店主役で主演を務める田中圭 (C)2020「mellow」製作委員会
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