【オリコンニュース】
大河『麒麟がくる』イケおじ大集合
 来年2020年1月よりNHKで放送される大河ドラマ『麒麟がくる』の新たな出演者が17日、発表された。東京・渋谷の同局で行われた記者発表会には、主演の長谷川博己と同世代のイケてるおじさんが大集合。その真ん中に立って長谷川は「本当に期待していただいてかまいません。すごいもの見せられると自信を持っていいます。見せます」と、キッパリ力強く言い切っていた。

【全体ショット】木村文乃、檀れい、南果歩らは艶やかなドレス姿で登場

 本作は、一般的には本能寺の変で“謀反”を起こした人として知られる明智光秀の若き日から、その謎めいた半生を描く“戦国時代劇”。今回、光秀の生涯のライバル、のちの秀吉となる藤吉郎役には佐々木蔵之介が起用された。長谷川と佐々木、40代の“独身二大俳優”(現時点)の共演が実現する。

 佐々木は「前回の記者発表の時に(長谷川が)『光秀は死なないような気がする』とおっしゃっていたんですけど、そうはいくまい、と思っております」と、メラッと対抗心。「乱暴な言い方すると、光秀がなぜ本能寺の変を起こしたのか、というのを一年かけてやる、ということなのかもしれない。長谷川さんが新しい光秀を演じると思うので、私も新しい秀吉でお手伝いできればと思っております」と意欲を語った。

 今川義元役には『まんぷく』でも共演した片岡愛之助。「先だって『まんぷく』で長谷川さんとご一緒した際、『麒麟がくる』にも出たいな、と話していたので、出演できてうれしいです。でもどうして義元役なのか。僕らが並ぶと『まんぷく』感が出るから、できるだけ一緒にならない戦国武将ということで義元なのかな」と、配役について思いを巡らせながらも、出演できる喜びでいっぱいの様子。

 足利義昭役には、滝藤賢一。長谷川とは「初めてきょうお会いした」といい、「すてきな俳優さんだな、と思ってずっと拝見していました。同い年なので、いまから長谷川さんとセッションできるのが楽しみでなりません」と話していた。

 松永久秀役で出演する吉田鋼太郎は、長谷川とは舞台などでも何度も共演歴があり、「長谷川くんの私生活も知り抜いている。冷静で声を荒げることもないし、感情にも振り回されない、その反面、飲んでギターを弾けないくせにギターをかき鳴らして歌いまくる。光秀にぴったりだと思う」と暴露話を交えて、本作への期待を語っていた。

 ほかに、稲葉良通(一鉄)役に村田雄浩、藤田伝吾役に徳重聡、三淵藤秀役に谷原章介、細川藤孝(幽斎)役に眞島秀和の出演が決定。女性キャストは、光秀の正室・煕子(ひろこ)役に木村文乃、斎藤道三の側室・深芳野役に南果歩、織田信長とその弟・織田信勝(信行)の生母・土田(どた)御前役に檀れいが発表された。

 同ドラマは、6月3日より撮影が開始され、長谷川は「戦国時代というのは、泥がかかったり、血のりがかかったり、甲冑を着たりで大変で、夫婦円満でラーメンつくっていた時代がなつかしいな、と思っている3週目でございます。大変ですけど楽しいです。役に没頭して、次の日、起きられません(笑)。頑張りますのでよろしくお願いします」と、楽しげに近況報告もしていた。

(提供:オリコン)
大河ドラマ『麒麟がくる』に出演する(左から)長谷川博己、佐々木蔵之介 (C)ORICON NewS inc.
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