【オリコンニュース】
元宝塚・七海ひろき、退団後初演技
 今年3月に退団した元宝塚歌劇団星組男役スターの七海ひろきが、2020年1月から放送されるテレビアニメ『ソマリと森の神様』に出演することが15日、わかった。同作が退団後初演技で声優デビュー作品となり、主人公のソマリとゴーレムと心を通わせていく小鬼で薬剤師のシズノ役を担当。また、8月にキングレコードよりメジャーデビュー、ワンマンライブも開催することが決定した。

【写真】追加キャストが豪華!鈴木達央&早見沙織&小野友樹

 2003年3月宝塚歌劇団に入団し『風と共に去りぬ』のスカーレット、『ベルサイユのばら』のオスカルなど宝塚歌劇代表作の大役を務めてきた七海。今回の出演について「出会いと絆の大切さを感じさせる温かい作品。心が動かされる瞬間を大切に演じました。私にとって、宝塚退団後、初めての“演じる”お仕事です。声だけでのお芝居に苦戦することもありましたが、周りの皆さんの優しさに何度も助けていただきました。皆さまどうぞお楽しみに!」とコメントを寄せた。

 今後は役者業のほか、アーティスト活動もしていくと発表。8月にキングレコードよりメジャーデビューすることが決まり、ワンマンライブも8月20日に東京・北とぴあ さくらホール、25日に大阪・NHK大阪ホールで開催する。「アーティストとしてのメジャーデビュー、自分でも驚いています。と同時に、どんな七海ひろきに出会えるのか私自身とても楽しみです。そして、今までとは違う声のお仕事、声優、ラジオ、ナレーションなど新たな挑戦もさせて頂いています。初めての事も多く、毎日が刺激的です。楽しみながら、精一杯挑みたいと思います」と意気込んでいる。

 アニメ『ソマリと森の神様』のそのほかの追加キャストは、ヤバシラ役を鈴木達央、ウゾイ役を早見沙織、ハイトラ役を小野友樹が務める。

 『WEBコミックぜにょん』で連載中の同作は、親子の絆を描いたファンタジー。太古の時代、争いに敗れた人間は絶滅の危機で世界は異形の生物に支配されていた。その世界を舞台に、森の神様「ゴーレム」と人間の娘ソマリが森で不思議な出会いを果たし、ソマリはゴーレムを「おとうさん」と呼び、その日からソマリの両親を探す旅がスタートする。旅の中で深まる父娘の絆や幼いソマリの成長、感情がないはずのゴーレムが“親”になっていく姿が描かれる。

■キャスト情報
ソマリ:水瀬いのり
ゴーレム:小野大輔
シズノ:七海ひろき
ヤバシラ:鈴木達央
ウゾイ:早見沙織
ハイトラ:小野友樹

(提供:オリコン)
アニメ『ソマリと森の神様』で声優デビューする元宝塚歌劇団の七海ひろき
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