【オリコンニュース】
ニューヨークが見た『シェフ1』
 お笑いコンビ・ニューヨークが、世界に通用するシェフNo.1決定戦『ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2022 サバイバルラウンド(以下CHEF-1)』の東海・東北エリアのアンバサダーに就任し、その舞台裏についてコメントした。

【写真】試食した感動を伝えるニューヨーク・屋敷

 『CHEF-1』は、日本全国47都道府県の「チャンスをつかみたい!」「夢を叶えたい!」という情熱を持った若き料理人たちがシェフNo.1の称号を目指す大会だ。今年1月の締め切りまでに集まった総エントリー461のシェフたちが、数ヶ月にわたりバトルを繰り広げる。

――まずは、「サバイバルラウンド」を観戦してみての率直な感想をお聞かせください。

屋敷 ビックリするくらいガチの勝負で、緊張感に圧倒されっぱなしでした。

嶋佐 見たことのない調理方法のオンパレードで、最後まで魅せられっぱなしでした。料理している姿って迫力もあって、めちゃくちゃカッコいいですね。

屋敷 その一方で、ちょっとした展開の違いや、調理の流れで生じたほんの少しのズレが、結果に直結することもあったりして…勝負の行方は僕たちにはわからないような、僅差の戦いだったりするんです。まさに“誰が勝ってもおかしくない勝負”。コンテストってホンマに残酷やなって思いました…。

嶋佐 お笑いの賞レースにも通じる残酷さがありますね。ただ、出場している側にとっては残酷なコンテストですが、観ている側としては、最下位のシェフが対戦相手を指名して戦う『サバイバルラウンド』はかなり白熱できるバトルシステムです。3回戦とも料理をして勝ち抜かなければいけない人がいるかと思えば、1回戦っただけで決勝へ行ける人もいるという…。

屋敷 2回戦が終わって一度も料理を披露していないシェフもいるんですよね。普通に考えたら戦わずとも3回戦まで残ったら“よっしゃ!”って喜びそうなもんやけど、すごく複雑な表情をしていらっしゃったのが印象的でした。1回も料理をしないまま3回戦に行く恐怖というか…。

嶋佐 確かに、3回戦とも勝ち抜くのも大変だけど、戦わずに決勝を戦うっていうのも難しいかもしれないですね。

屋敷 一度も指名されず、包丁を握らずに3回戦まで勝ち残るというのは、いろんな思いが去来すると思うんです。『M-1グランプリ』の“笑神籤(えみくじ)”で、自分たちの名前がなかなか呼ばれなかったときの感じかな。真剣だからこそ複雑な表情にもなるよな、って思いました。

嶋佐 うん。それと、敗退が決まったときのシェフの方々のリアルなリアクションもすごく印象的でした。芸人とは違って表情はほとんど変わらないんですが、悔しさはものすごく伝わってきて…。みなさん2週間前にテーマを聞いて、レシピを考案して、ものすごい準備を重ねて、この日に懸けているんだなっていうのが伝わってきましたし、その重みを感じる瞬間でもありました。

――勝敗を分ける審査の舞台裏を教えてください。

屋敷 審査員の方々はめちゃくちゃ迷ってましたね。味はまちがいなく美味しい料理ばかりなので、勝敗をつけるのは難しくて大変な作業なんだと思いました。

嶋佐 僕たちは審査にノータッチなのですが、審査の様子を聞いていると、とにかく深い話をしていて…。“これまでにない料理”がテーマだから、独創性が重要視されていましたね。

屋敷 定番やベタでは点数が取れないんですよ。『M-1グランプリ』でいうところの、ベタなボケでウケてたのに落ちる、みたいな感覚。“お客さんに受ける味やけど、定番な味付けだからスゴくない“っていうようなことも、きっとあるのだろうなと思いました。
シェフのみなさんも審査員の方々もガチ。でもだからこそ見ていて白熱するし、おもしろいんですよね。

――キッチンスタジオの舞台裏はいかがでしたか?

屋敷 ものすごい緊張感が漂っていましたよ! 緊張で手が震えているシェフもいて、普段とは違う環境で料理を作らないといけないので塩加減や火加減もたいへんやったと思います。『M-1グランプリ』と同じで、ホンマにその日その瞬間の一発勝負。その緊張感はすさまじかったです。

嶋佐 そんな緊迫した中で、調理器トラブルとかも起こるんですよ。持参した調理器が使えなくなったりとか。その場合もシェフが自分でなんとかしないといけないっていうのも過酷だと思いました。トラブルに動じずに冷静に対処できるかどうか…、シェフのタフさも問われるんですね。

屋敷 そうそう。そこもガチなんや! ってね。しかも、作る料理はこのコンテストのためのオリジナルレシピなわけやから。それだけにみなさんの情熱や思いが伝わってきましたし、真剣勝負している姿は見ていて感動しました。

嶋佐 シェフのみなさんは、我々と同世代くらいなんですよね。決勝に残ったシェフにはもちろんがんばって優勝してほしいですし、負けたシェフのみなさんもそれぞれに背負っているものがあるので、応援したくなりました。

――こちらは各地のアンバサダーをつとめる芸人さんへの連載インタビュー企画になります。次回登場するロバート・馬場さんへ一言!

嶋佐 馬場さんは今や芸人というよりも、料理人みたいな人ですからね。

屋敷 解説が楽しみですね。あとは、東海・北陸エリアのサバイバルラウンドには、昔の馬場さんよりも激しい髪型の審査員の方がいらっしゃったので、『はねトび』時代の奇抜なファッションで来たほうがいいかもしれません(笑)。

嶋佐 馬場さんとは僕の地元の山梨のお仕事でちょくちょくご一緒しているんです。馬場さん、また山梨でよろしくお願いします。

『ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2022 サバイバルラウンド』は、7月8日(金)夜11時15分~0時15分(静岡朝日テレビは午後11時45分~0時45分)各地で放送する。

(提供:オリコン)
『CHEF-1グランプリ』東海・東北エリア予選の模様(C)CHEF-1グランプリ2022
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