Netflixオリジナルシリーズ『賢い医師生活』や映画『ニューイヤー・ブルース』『スティール・レイン』など話題作への出演が続く、韓国で最も旬な俳優ユ・ヨンソクが、『007/慰めの報酬』、『オブリビオン』ほか、世界で活躍するオルガ・キュリレンコと共演した韓仏合同作品『バニシング:未解決事件』が本日(13日)より劇場公開。前代未聞の難事件に挑む刑事ジノを演じたユ・ヨンソクより、日本公開に寄せたメッセージ映像が到着した。
【動画】ユ・ヨンソクのインタビュー映像
『オールド・ボーイ』でのスクリーンデビュー以降、ドラマや舞台でも主要キャストを演じ、活躍のフィールドを広げ続けてきたユ・ヨンソク。映像では、初のグローバルプロジェクトとなる本作の見どころや、演じるジノや本作ならではの新たな挑戦について語っている。
本作への参加のきっかけは「ドゥニ・デルクール監督、オルガ・キュリレンコ出演の映画だと聞き、面白いプロジェクトだと思いました。当時はコロナの状況が良くありませんでしたが、海外スタッフで韓国での撮影を行うという点にも興味を魅かれました」と語る。
語学に精通し、若くして班を束ねるエリート刑事ジノについては、「韓国映画での刑事と言えばワイルドなイメージですが、監督はよりスマートな刑事像を求めていました」「来韓したアリスと共同捜査を行うが、”アリスが関心を抱くような人物にしたい”という考えがあったそうで、外見も含め、従来のイメージとは違った刑事を作り上げました」と明かす。
この映画ならではのチャレンジについては「韓国語、英語、フランス語、3ヶ国語での演技と、ジノの趣味であるマジックです」と盛りだくさん。アリスとは主に英語で、時には覚えたてのフランス語を介してコミュニケーションをするジノ。「外国語での演技はプレッシャーがあり、たくさん練習しました」。また、姪のユナを喜ばせるために勉強中の趣味、マジックについては「あまり経験がなかったので、マジシャンの方に習いながら準備しました」と語っている。
また、フランス出身の法医学者アリスを演じるオルガ・キュリレンコについては「以前から好きな俳優でした。慣れない土地での撮影と、コロナの状況がよくないこともあり心配していましたが、韓国のスタッフや我々俳優ともコミュニケーションを取り、韓国料理もおいしそうに食べていたので驚きました。”これがグローバルな俳優なんだ”と感じました」と賛辞を惜しまない。
撮影中はミュージカルに出演中だったユ・ヨンソクの舞台をオルガ・キュリレンコが観劇に訪れ、公演後に一緒にワインを飲んだというとっておきのエピソードも披露している。
最後に日本の観客に向けて、「韓国に来たことのある方は、どのように韓国が描かれているかも楽しめると思います。オルガ・キュリレンコ演じるアリスとジノのかけあいも、劇場でご確認ください。お体に気を付けて、映画を楽しんでください」と、メッセージを送っている。
物語は、ソウルで発生したある怪死事件から始まる。身元不明の遺体は指紋が奪われ、体中傷だらけの状態で発見された。ソウル警察の刑事ジノは事件解決の手がかりを探るにあたり、シンポジウムのため来韓していた法医学者のアリスに協力を要請する。遺体の身元が容易に特定できず、臓器が違法な手術によって抜き取られていたことを知った2人は、背後に潜む組織を追い詰めるべく捜査に挑む。しかしそこには、想像を絶する凄惨な事件の真相が隠されていた――。
(提供:オリコン) |
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ソウル警察のエリート刑事パク・ジノ(ユ・ヨンソク)=映画『バニシング:未解決事件』(公開中) (C)2021 The French Connection |
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