【オリコンニュース】
好きなママタレ、北川景子が2連覇
 ネットをにぎわすニュースの中には、芸能界の話題と並んで子育ての様子や手料理、家族との思い出をSNSに投稿する「ママタレント」の記事が多い。女優やタレント活動もこなす“働くママ”は幅広い層から共感を得ている。今年もORICON NEWSでは『第6回 好きなママタレントランキング』を発表。1位は昨年に引き続き、女優の【北川景子】が輝いた。

【ランキング】昨年圏外のママタレが4名もランクイン!大変動のTOP10

■聖母のような美しさと飾らない育児エピソードのコントラスト

 2016年に歌手、タレントのDAIGOと結婚し、2020年9月に第一子となる女児を出産し、ママ2年目となる【北川景子】が2連覇を飾った。今年2月放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、初めての子育てに「仕事して帰ってきてからが本当の1日が始まる。ここから私の本業が始まる」と奮闘する母としての気持ちを吐露。

 そんな北川に「バラエティー番組でお子様のことを話されたり、ご家族の話をされたりするのを見ると、普通の人なんだよね、と感じさせる爽やかさが素敵だと思う」(宮崎県/50代・女性)など、番組で披露する育児エピソードに親近感がわくというコメントが多く寄せられた。

 それでも本人は、「(育児と仕事の)両立を上手くしたいという、完璧主義なところで今、苦しんでいる」と、本音を語る場面も。今年も映画『ファーストラヴ』、『キネマの神様』に出演し、4月期のドラマ『リコカツ』(TBS系)でも主演を務めるするなど、女優復帰後も多彩な活躍を見せている。

 また、育児の悩みなども決して多くは語らないが、本人から直接語られることもあり、子どもがいることを前面に出してはいないものの、醸し出す雰囲気等が柔らかくなったとの見え方もあった。「テレビで子どもがかわいくて『仕事している場合じゃないですよ~』と言っているのを見て、普通のママとして頑張りながらドラマの主演など務めていて、さらには美しさも保ったままですごいなと思ったので」(東京都/30代・女性)と、視聴者には女優と母の側面をバランスよく見せている。

 2022年も映画『大河への道』の公開が控えており、引き続き仕事と家庭にまい進する姿が見られそうだ。

■ライフワークバランスが“理想的” 子育て術や料理法も参考に

 2位も昨年と変わらず【杏】が獲得。4歳の双子の女児と3歳になる男児、ひとりで3人の子供を育てる彼女は、世代別TOP5でも同世代の30代に支持され1位に。

 今月14日には、公式InstagramとYouTubeチャンネルを開設した杏。YouTubeで公開された『我が家の防災グッズ全部見せます!』では、子ども用の防災ヘルメットの話も出るなどママの顔も垣間見ることができた。

 コメントには「バラエティー番組で時折紹介される子育て術や料理のポイントがとても具体的で参考にもなる」(大阪府/10代・女性)、「子ども達の話をしている時もざっくばらんな口調ながらもきちんと子育てしてる様子がうかがえる」(兵庫県/50代・女性)など、“理想的な母親”と評する声が多い。

 同世代の男性からは「家庭を最優先しつつも母親ひとりで仕事も妥協しない姿勢は尊敬する」(東京都/30代・男性)と敬意の声が寄せられた。

 今年も映画やドラマと精力的に活動。映画『CUBE 一度入ったら、最後』や、日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)に出演中だ。

■ママ役CM増で再びTOP3入り パワフルに働くお母さんのイメージ強い

 昨年5位からランクアップしTOP3入りしたのが【木村佳乃】。同ランキングでは常に上位に入る常連組で、ドラマや映画でしっかり存在感を出す実力派女優であり、NHK大河ドラマ『青天を衝け』、ドラマ『アバランチ』(フジテレビ系)に出演中。

 『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の体当たりロケや『所さん!大変ですよ』(NHK総合)ではMCを務め、女優以外にも幅広い活躍を見せているのも印象的だ。

 最近は『ファブリーズ』(P&G)、『丸美屋』、『KUMON』(公文教育研究会)など、ママ役でのCM出演も多く、実際の本人もCMの中で見せる、明るくてパワフルな印象が視聴者のイメージにつながっている。

 そんな木村には「子どもの話をするときもサバサバしていて、子育てと仕事を両立しているカッコいい女性だと感じるので」(千葉県/40代・女性)、「女優さんなのに表裏のない感じがして、とても良い印象がある。子供さんや旦那さんに対してもしっかりと発言していそう」(島根県/50代・女性)とエールが送られた。

■「昨年圏外」が続々ランクイン 常連ママタレが再浮上

 6位以下は昨年圏外だったママタレ達がズラリと並んだ結果に。

 昨年はランクインを逃したが、同ランキング常連である【ギャル曽根】は6位に。YouTubeチャンネルも人気で、登録者数は20万人を超える。7月には結婚10周年を迎えた夫とプライベートトークを公開。

 アンケートでは「YouTubeみると、夫婦仲が良さそう。子どもや夫のための食事作りをしているから」(東京都/40代・女性)「ギャル曽根さんはお母さんって感じがめっちゃ出ていて親近感がある」(兵庫県/30代・女性)などの意見があった。

 また、2017年・2018年に2連覇を果たした実績もある【小倉優子】が8位に再びランクイン。今年11月放送の『突然ですが占ってもいいですか? 2時間SP』(フジテレビ系)では、涙で自身の半生や育児の大変さを語ったことも記憶に新しい。

 ブログやインスタに投稿する子育ての様子は人気が高く、昼の情報番組や主婦向け雑誌などでも連載も担当し、現在も“ママタレ”としての地位を確固たるものにしているようだ。

 そんな小倉には「料理をインスタグラムにあげていて、いつも愛情あふれる子育てをしているのが伝わる。いくつになってもかわいい」(大阪府/40代・女性)、「最近は生活感が出て親しみを感じます」(神奈川県/50代・女性)と共感の声が寄せられた。

 TOP10の大半に女優が並んでいることから、“令和のママの多様化”を感じる結果に。母親であることを前面に出すことも、肩書で分けることも必要がなくなっている傾向がある。仕事も子育ても家庭も、それぞれがバランスを取りながら楽しんで生きていることこそが、憧れであり理想の対象となっているようだ。

【調査概要】
調査時期:2021年10月27日(水)~11月1日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

(提供:オリコン)
『好きなママタレ』ランキングで2連覇となった北川景子(撮影/KOBA)
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