【オリコンニュース】
shungo.絶妙なフェアリーズの歌詞
 5人組ダンス・ボーカルグループ、フェアリーズの通算17作目のシングル「Metropolis ~メトロポリス~」が7/29付週間シングルランキングで6位を獲得した。東京のナイトシーンを背景に、子供から大人に差しかかった女の子の感情をキャッチーなフレーズで描いた歌詞(日本語訳詞)もこの曲の魅力。作詞を担当したのは、DA PUMPの「U.S.A.」のリリックを手がけたことでも知られるShungo.氏だ。

【ライブ写真】衣装5変化でも魅了したフェアリーズ

 「Metropolis ~メトロポリス~」は、ユーロビート系のサウンドと高揚感のあるメロディーを軸にしたダンスチューン。ハードロック風のギター、バウンシーなトラックを含め、海外クリエイターのセンスが反映されたインパクトのある楽曲になっている。黒と白の衣装で踊る、大人っぽいイメージのミュージックビデオも印象的だ。

 伊秩弘将主催の音楽プロジェクト・HIM、R&Bユニット・Sinのボーカリストとして活動した後、作曲家、作詞家、コーラスアレンジなどを手がけるようになったShungo.氏。特に作詞家としての活動が注目されており、w-inds.の「Because of you」、「SUPER LOVER ~ I need you tonight ~」や「十六夜の月」のほか、玉置成実、谷村奈南など、数多くの楽曲の歌詞を担当している。

 その最大の特徴はやはり、ダンスミュージック系のサウンドに合わせた言葉選びのセンス。ビートの起伏とリンクさせた語感を重視したリリックは、エレクトロ、EDM 系の楽曲ときわめて相性が良く、“踊る”ことが重視されている2010 年代以降の音楽シーンを支えている。

 その最大の成果はやはり、「U.S.A.」。ユーロビート特有の高揚感を活かしながら、“アメリカに憧れる少年”を主人公に据えたこの曲の歌詞は、“ダサかっこいい”サウンドやダンスとともにDA PUMPの再ブレイクの大きな要因となった。また、叙情的なJ-POPからアニソンまでをカバーする守備範囲の広さもShungo.氏の歌詞が数多くのアーティストから求められている理由だろう。

(提供:オリコン)
フェアリーズの「Metropolis ~メトロポリス~」の作詞を手がけたShungo.氏
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