vol.6 ケービックス「鬼滅のSDGs」

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ってことで先週を受けて、映画「鬼滅の刃」からSDGsを見つけます。これを通して、SDGsがより身近なものとして捉えてもらえたら素敵です。 映画「鬼滅の刃」は、ほとんど『煉獄さん』の物語。※内容にも触れます。ご注意を。 選ばれし柱である煉獄さんのような人でも、生きてる以上、常に自分の存在価値・存在意義、使命、生まれてきた理由を探している。※父、母、弟との関係性で、その辺が描かれていました。 煉獄さんが探していたもの、それはつまり自分にしかできない事、自分がやるべき事、それはSDGsでいうところの大きなビジョンで、人生のテーマです。人生のテーマを持って道を進んでいる人間は強いです。迷いません。 似た効果として、人は役割を与えらることで、自分がやらなきゃ誰がやるんだと使命に近いモチベーションを持って高い生産性を発揮したりします。 また大きなビジョンとは反対に、足元の現状認識もSDGsのポイントです。丁寧な現状認識、自分は何が得意で何が苦手かを、いまどういう状況で、何が求められていて何が足りていないのかを明確にします。 そしてそれを大きなビジョンと合わせることで、自ずとやるべきこと、進むべき道が見えてきます。 大きなビジョンと現状認識の共有。煉獄さんは強き者。強き者は、その与えられた力を、弱き者、困っている、苦しんでいる、助けを求める者のために使う。これは自分目線と、もう一つ、俯瞰の視点で広く大きく自分を見れている証。そうなると当然の生きざま、進むべき道が見えてくる。言うなれば鬼殺隊士道であり人の道。 煉獄さんがアカザの誘いに乗らなかったのは、道を進んでいたから。いつの間にか、手段が目的になっていたりすると、つまり強くなりたいだけだったら、煉獄さんは鬼になっていたかもしれない。 使命に生きた、充実した”生”をもってして、死と、未来と、向き合える。煉獄さんの微笑みに、”理想の死にざま”について思いを巡らせた人もいたんじゃないかと思います。 「俺はちゃんとやれただろうか。やるべきこと、果たすべきことを全うできましたか?」 今週、ご紹介したケービックスさんではつながりへの意識が最重要ポイントですね。企業も社会の中で、一つの役割を演じているに過ぎない。だからその中で、何を求められていて何をすべきなのかは、常にその時その時で、情報収集して、チームで共有して、最適解を模索していく必要があります。SDGsのウェディングケーキモデルが示すように、環境があって初めて社会があって、社会があるからその上の経済が成り立つというSDGsマインドは、企業がその存在価値を考えるときにまずます重要になってくると思われます。 ケービックスさんのようなSDGs企業の取り組みを参考にしてみるといいかもしれません。来週は一条工務店群馬さんの取り組みを紹介します!

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