vol.8SDGs上武大学「絵葉書でSDGsな人材育成」

僕たちが今、便利で豊かな恵まれた暮らしを送れているのは、先人達が50年前に種を植えてくれて、それが花を咲かせているから。だからこそ、いま僕たちがしなければならないことは、目の前の当たり前に感謝して、そこに依存することなく、改めて50年後の未来に向けて種を植えること。 好きな言葉です。 それと同時に、真の意味でSDGsを達成するためには「教育」が絶対的に大事になってきます。今回は上武大学さんの取り組みを紹介します。短い放送時間の中で、今回のテーマは絵葉書です。 「教育」とは何か?学ぶとは何か?ここは個人的に大好きなテーマで、答えのある問題を覚えて、受験戦争を勝ち抜いて、偏差値の高い大学に行くこと、大企業に就職すること、これが教育の目的でしょうか。本来であれば、これはひとつの手段でしかなかったはず。個人が自身の価値観を鑑みて目の前の選択肢で悩み考え、幸せを自身の手でつかむこと。そういったところが教育の最大の目的であるはずです。戦後の日本の大いなる成功体験の中で、無限にあった教育の選択肢がテストの点数一択になってしまったこと。そこに誰も疑問を抱けなかったこと。この固定観念の破壊に、SDGsの存在意義があると、僕は考えています。 上武大学の澁谷朋子理事長が自ら行う絵葉書の授業が最高です。誰かを思い浮かべて、伝えたい想いをカタチにし、それを絵葉書に表現として落とし込む。この一連の過程の中に、自己分析や他者想像、表現の取捨選択と、いろいろなアプローチによる「自分を知る」という時間が生まれます。これこそが実践的な感性教育で、事実、個性とも言えるそれぞれの色、カタチが、一枚のハガキの中で爆発します。この絵葉書のキャンパスに、古紙を使うといった細かい創意工夫も紹介がありましたが、そこはおそらく本質じゃなくて、まずは知ることから始まるSDGsの、スタートでありゴールでもある「自分を知る」という一番大切な教育の根幹を見た気がしました。 こう考えると、一つのことに妄信・固執しすぎずに、絵葉書が例となったように深掘りに深掘りを重ねて、その本質を探ることで、なんでも気づきと学びの教科書となりうるんだってことを学ばせて頂きました。 メッセージ・応援コメント、メールフォームに送って下さい。お待ちしています!

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