vol.21モノ:ファクトリー「循環を前提とした社会への挑戦」

産業廃棄物のリサイクルを行う株式会社ナカダイは、その業態ゆえ、ゴミが出れば出るほど忙しくなり、ゴミが出れば出るほど儲かる仕事。そこに疑問を持ったところから生まれたのがモノ:ファクトリー。 “捨て方をデザインし、使い方を創造する”というビジョンで、モノがあふれる現代社会の出口部分をもう少し考えて、もう少し抗ってみようと。潜在能力を最大限、活かしきる。 これは、それぞれがそれぞれの立場でやれることをやれる限り。SDGsの基本であり、全てです。 SDGsマッピングの本質は、ブランディングでもなく、資金集めでもなく、自己分析のため。自分は何が得意で、何が苦手で、どんなルーツをたどって、どんな想いを背負って生まれてきて、どう生きるのか。会社で言えば、何で利益が出ていて、どこで損失を被っていて、社会にどう貢献して、誰を助けていくのか。 キレイごとと言えばそれまでですが、キレイごとを追いかけずして、終わりのない欲望を追いかけるマネーゲームに豊かさを満たすことはできるのでしょうか。 幸い、キレイごとに評価が付きやすいSDGs時代が幕を開けました。やるか、やらないか。 気候変動は、無関心でいられるけど無関心ではいられない。 もう少しだけモノ:ファクトリーの取り組みを紹介していくと、捨てられたゴミに対して「ほんとに君はゴミなのか」と問いを立てます。リユース(そのまま使う)できないか、リペア(修理して使う)は可能か、リファービッシュ(組み合わせて使う)によって新たな価値を生めないか。循環を前提にした社会へのアプローチです。この視点が、資本主義社会の大原則、効率化・合理的・生産性の無味無臭の世界に命をもたらします。ルーティン、当たり前、常識、前例踏襲、そういった大きな壁を乗り越えて次代に進んでいくヒントが、あなたが捨てたゴミにある。普段、気にもかけないつながりにある。当たり前に歩んできた積み重ねに答えがある。

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