vol.2 群栄化学工業「企業とSDGsマインド」

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これまでの日本の戦後教育においては、与えられた課題を忠実にこなすことができる、いわゆるサラリーマンタイプの人材が良しとされてきました。高度経済成長期、良かった時期は特に、です。 時代は変わったと考えます。コンピューターやスマートフォン、インターネットの技術革新によって、世界はつながり、狭くなりました。日本の戦い方も変わります。 日本に、そして世界に提案されるマインドが、SDGsです。来るとこまで来てしまった人類の発展は、環境を無視しては進めない段階にきています。環境・社会・経済を、まとめてバランスを見て面でとらえる。言うなれば、大いなる妥協で課題解決を図っていくことになるんだと思います。 現状の見える化で足元を固めて、大きなビジョン・目標を共有して、ひとりひとりがより良い未来に目を向けて、一つ一つの行動を選択する。これが、企業さんがSDGsを実践していくための基本的なマインドかなと考えています。 最初にご紹介する県内でSDGsに取り組む企業は「群栄化学工業株式会社」さんです。 化学品および食品素材の製造を手がけています。お土産でもらったメープルシロップ、すごくおいしかったです。今日も娘がパンが塗って食べていました。そんな群栄化学さんが取り組むSDGsは、主に地球環境の保護、そして地域との共存ということでした。 「環境」という最大にして最強の敵を前にして、SDGsを共通言語にして、あらゆる関係団体と手を組むことで持続可能な企業活動を実現する。またそういった活動を社員さん一人一人に、読んで楽しいだいぶポップな社内報という形で共有していく。取り組み始めて数年ということもあり、かなり実践的なSDGsに取り組んでいらっしゃるんだなという印象でした。これがSDGsに明るいかた主導の一方通行に終わらず、会社全体に「じぶんごと化」の波が広がると、かつてないほどに生産性が高まり、よりたくましい企業になっていくんだろうと思いました。 学びを頂きました。皆さんもぜひ参考に、SDGsの実践をしてみて下さい。ということで今週の宿題は「SDGs17個の目標を見てみよう」です。来週は群馬県の取り組みを見てみましょう。

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