しののめ信用金庫さんの企業理念は「愛本位主義」。地域の信用金庫として、まごころを持って、各ステークホルダーと能動的・積極的につながり、幸福を創造していくことをミッションとしています。これは、これまで語ってきたＳＤＧｓのマインドとの親和性はかなり高いように思います。だからこそ、組織内における企業理念の周知・徹底にも、ＳＤＧｓは有効なツールとなりそうです。しののめ信用金庫さんの、企業としてのＳＤＧｓの普及・推進には、これからも目が離せません。 さて、効率・合理化が是とされる現代社会において、これまで地域に存在していたつながりは失われ、分断が生まれやすくなっています。当然、分断の結果、地域の問題・課題は細分化され、また把握しにくくなっています。だからこそ、問題・課題の解決を図る中で重要となるのは、つながりを再構築することだと考えています。目の前のミクロの課題に捉われ過ぎることなく、面の視点で根本的な部分に目を向けること。そのためのつながりの再生です。 ビジョンを共有した地域コミュニティーの必要性がここにあります。 ※現代社会の問題・課題は、旧来のジグソーパズル型の問題からルービックキューブ型の問題へ。対処療法でなく、根治の視点を求めている。多面的で複雑に絡まり合ったルービックキューブ型の問題に変わったことで、その解決方法にも変化と工夫が求められている。 つながりを再生する中で、各地域の信金さんはとても重要な役割を担っています。しののめ信用金庫さんは、目的を明確にした「前橋まちなかまちづくりファンド」を設立し、中心市街地の空洞化対策や賑わいの創出事業を投資対象に、企業としてのＳＤＧｓとしています。それを利用して、実際に、前橋中央イベント広場向かいにコーヒーショップがオープンして、地域の新たなコミュニティースペースとしてカタチが成り、賑わいが創出されています。 新たに再生されたつながりが、直接に問題課題を解決するというよりは、新しい豊かさの価値観を新たに上塗りしていくようなイメージ。ＳＤＧｓ的地域再生として、おぼろげながら、僕はそんな未来を創造しています。 それぞれがそれぞれの立場からできることに大なり小なり挑戦していく ひとりの100歩より、みんなの1歩 それが地球を未来へつなぐためのキーワード「ＳＤＧｓ」です。 メッセージ・応援コメント、メールフォームに送って下さい。お待ちしています。

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