vol.26リコージャパン群馬支社「気づきと感謝」

いよいよ最終回です。リコージャパン群馬支社プレゼンツ「群馬SDGsリポート」。全26回が終わろうとしています。 まだまだ世間一般の認知が行き届かないSDGsを、このようなカタチで代表して引っ張って下さったリコーさんには、本当に感謝です。 時代が大きく変わろうとする中、リコーさんは、「事業を通じた社会課題の解決」と「経営基盤の強化」を軸に、SDGsに取り組んでいます。大きく社会が変わろうとしている中で、「単純作業からの解放によって、充足感、達成感、自己実現につながる」、新たな価値観「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES」を、企業のデジタル化で提供しています。SDGsを接着剤に、持続可能な社会の実現を。これからも大きな役割を期待したいと思います。 さて、SDGsの持つその特性上、自信を持って「これがSDGsだ」と説明できる人間が、群馬県にいま何人いるのか。疑問です。それと同時に「あなたのSDGs、間違ってますよ」と言えないものであるのも、また事実です。 だって「それぞれが、それぞれのやれることを、やれる限りに頑張ろうぜ!」って宣言なんですもん。 「何だよ、それ!?」って思いますか?それはまだ”知らない”ってことなんだと思います。知ってしまったら、もうやらないわけにはいかないから。そして、他人の事は関係ない。ただただ、自分がやるのみ。 最終回なんで、これを書きたいと思います。 SDGsがすごく大事なことで、今の世の中に本当に必要だっていうこと。しかしその一方で、大半の人にとっては、そうは言われても”知らんぷり”しておきたいものであること。僕も分かっているんです。タイミングなのか、聞かせてくれる人なのか、インセンティブなのか。いずれにせよ、それはかなり重要です。分かってます。”正しいから広がるんじゃなくて、広がったから正しい”ってなることも。 あのー、この番組、スタートから、一人のFM群馬スタッフさんが面倒なアレコレを段取りしてくださっていました。そのスタッフさんにとって、SDGsは求めて取りに行ったわけではなく、キッカケは仕事です。それなのに、打合せの過程で、僕のSDGsの話にすごい付き合ってくれて。聞いてくれて。仕事だから当たり前じゃないの?僕は、違うと思います。 自分から求めて取りに行ったSDGsと、取りに行かされるSDGsは、マジで全然違うんです。だってSDGsがそういう話だから。出会い方、すっごい大事なんです。指示、強制された時点で、“成り難い”ものだと思います。 でもね、ここまでやってきてそのスタッフさんが言ったんです。「SDGsの放送をしながら、自社(FM群馬)が、SDGsに取り組めていないのは違うと思います。やりたいです。」と。 誤解がないように言っておきますが、FM群馬は、ほんとに色んなことやってます。環境、社会、教育、エンタメ・・・etc ただそれをもって、SDGsの番号を当てはめて、「SDGsです!」は、間違っているとは言えませんが、やっぱり全然足りてないです。それは前回のvol.25の『DX(デジタルトランスフォーメーション)』でも書いた通り。それじゃ社会は変わらないっす。 「FM群馬の取り組みを、SDGsの17の目標に当てはめてみたから、それを見て、合っているか間違っているかを教えて欲しいです。」と。”成り難い”ものに付き合わせているので、ずっと申し訳なくて。だからその言葉は、とにかく嬉しかったです。 さて、ではここからは、僕も今回で初めて分かった気づきを共有します。 まず言えるのが、あなたがこれは3番、これが8番て思ったならそれはそれで正解。それをまた社内の別の人間と話してみよう。そうしたらあなたが3番と思ったものは、彼にとっては2番かもしれない。あなたが8番と思ったそれを、彼は知らないかもしれない。社内の取り組みが、SDGsをツールに可視化されていく状態です。 一つの取り組みが多面的に再構成されていくだろうし、私が知らなかった取り組みが共有されることもあるだろうし、同じ取り組みの捉えるスケールにも個人差があるでしょう。同じ番号内で連動できることも出てくるだろうし、会社としての得意不得意、個人としての得意不得意も見えてくるかもしれない。そしておそらく、これを繰り返すことで、仕事が、会社が、”じぶんごと化”されていくであろうことは想像に難しくありません。 あの人の考え方、あの人の普段やっていること、あの人の得意不得意、それらについての自分の見解、これによって現状が可視化・共有されました。じぶんごと化のスイッチで、自発的、能動的な態勢が取れました。あとはビジョンです。みんなで目指す”一番星”を据えるだけ。 ここでパッと書いたように、簡単なことではありませんが、これが企業におけるSDGsの本質で、 これはそのまま、 僕たち一人一人が、与えられた命を、どう使って、どう未来につなげていくのかってところに通じるのかなと思います。 未来を創るのは「ひとりの100歩ではなく、みんなの1歩」 そしてそれは間違いなく「あなたの1歩」です。僕はやります。 お聞きくださった方、出演くださった方、リコーさん、関わっていただいたスタッフのみなさん、 全26回、ありがとうございました。 SDGs芸人 アンカンミンカン富所哲平 メッセージ・応援コメント、メールフォームに送って下さい。お待ちしています。 【楽しくて優しい社会をつくる】 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCE-sXMRRK7Qi7hC35P3038A 富所のFacebookコミュニティー:https://www.facebook.com/groups/247474193202848/?ref=bookmarks Twitter:https://twitter.com/tomitetsu823 Instagram:https://www.instagram.com/tomitetsu823/ Clubhouse:@tomitetsu823