vol.25桐生信用金庫「5番目の社会とSDGs」

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人間が狩りをしていた大昔、狩猟社会。そこから自然を上手く利用する灌漑技術を手にして、定住して暮らすようになった農耕社会。そして蒸気機関に始まる産業革命が起こり、自然を広く活用するようになった工業社会。それと同時に、大量生産・大量消費が始まり自然が破壊され始めた。そしてコンピューターが生まれて情報社会に移り、自然の危機が共有され、僕たちは今、5番目の社会の扉の前にいます。 キーワードは二つ。まずは自然。長く自然の中で生き、やがて自然を利用するようになり、広く活用できるようになり、ひいては破壊するようになった。そのせいで地球は大きくバランスを崩し始めているらしい。それがインターネットで共有されるようになった。 もう一つのキーワードは技術革新であるイノベーション。定住が始まり、蒸気機関が発明され、コンピューターができて、そのたびに社会が変わっていく。イノベーションに合わせて社会が変わる。5番目の社会の扉を開けるイノベーションは何か。それにはAIやロボット、IoT、ビッグデータなどが挙げられています。そして当然、社会が変わると不要とされるものが出てきます。5番目の社会でいらなくなるものは何でしょうか。逆に、その中で必要とされるもの、求められるものは何でしょうか。 SDGsは5番目の社会へのパスポートとも言われることがあります。そんなSDGsから見えてくる一つ目のキーワードである”自然”との折り合いの付け方。人類は今、自然をコントロールしようとして、それは地球に対して戦争を仕掛けているようなものだとも言われています。僕は、少なくともそこには正解はないように思います。 二つ目のキーワードであるイノベーションから想像すると、5番目の社会で必要とされるもの、求められるもの、それは”人間らしさ、そのものである感性”だと、僕は確信しています。 美しいものを美しい、おいしいものをおいしい、心。もったいない、おかげさまで、精神。感性を磨き、変わる社会を乗り越えて、サステナブルな未来をつなぐため、そのためのツールがSDGs。それは「ひとりの百歩ではなく、みんなの一歩」、これに尽きます。 そんなわけで、今回は桐生信用金庫さん。社会のカタチが変わる中、銀行でさえもその存在意義は脅かされています。自分たちの棚卸しをして、分析に分析を重ね、自分たちのやるべきこと、なすべきことを常に考え、時代を感じ、必死に抗う中、SDGsによって、地域をじぶんごと化して企業、個人のアップデートを超えたアップグレードの背中を押していきます。また、これからの地域内における連携(パートナーシップ)の重要さ、そしてその難易度を考えたとき、地元金融機関の果たす役割は、決して小さくありません。桐生信用金庫さんが、どのようにしてこれからもっともっとSDGsを地域に落とし込んでいくのか、ワクワクします。 メッセージ・応援コメント、メールフォームに送って下さい。お待ちしています。 【楽しくて優しい社会をつくる】 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCE-sXMRRK7Qi7hC35P3038A 富所のFacebookコミュニティー:https://www.facebook.com/groups/247474193202848/?ref=bookmarks Twitter:https://twitter.com/tomitetsu823 Instagram:https://www.instagram.com/tomitetsu823/ Clubhouse:@tomitetsu823