vol.24SOラボ「ワンピースから見るSDGs的チームビルディング」

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これまでに書いてきた、いくつかのSDGsのポイントを振り返りながら、これからの社会で活躍が予想される組織を考えます。いい参考例があります。大人気漫画「ワンピース」の麦わら海賊団です。麦わら海賊団は、まさにSDGs的なチームビルディングだと思います。 主人公のルフィが「海賊王に、俺はなる‼」と、ぶち上げます! これがSDGsにおける、宣言であり、ビジョン・目標です。 ある時、主人公のルフィが「俺は剣術を使えねぇし、航海術も持ってねぇし、料理も作れねぇし、ウソもつけねぇ!」って言います。「情けねぇ船長だ。そんなお前に何ができるんだ」と問われて「お前に勝てる!」ってぶち上げます。これは、ステータスの棚卸しにあたります。チーム内での長所・短所、得手不得手、いわゆる現状確認です。 ビジョン・目標と、棚卸しである現状把握が、チーム内で共有されました。すると麦わらの一味は、それぞれが、自分のやるべきことを自分で考え、自分の意思で動きます。それぞれがそれぞれの立場で、互いを尊重し、各々がやれることをやれる限り。生産性120%の、イノベーションが生まれやすい環境です。 一方、普通の海賊団は、船長ひとりがキャラ立ちしていて、トップダウンの組織体系。下された命令を忠実にこなす子分たち。麦わら海賊団に海賊団に敵うはずはありません。 これはあくまで漫画の話ではありますが、地球の資源に限りがあることがわかって、あらゆる点から「大量生産・大量消費」の世界からの脱却が必然視される中、麦わら海賊団に見るSDGs的なチームビルディングは無視できるものではないと思います。 おまけですが、ワンピースの中では、ルフィの存在そのものがビジョンであり、希望であり、光です。出会う誰もが、目覚めて、巻き込まれて、自分のなすべきことと向き合い、それが積み重なって、つながって、世界が動いていきます。ひとりひとりが、知って、学んで、気づいて、動いて、世界がひっくり返ろうとしています。起点は自分で、世界はつながっている。未来を創るのは「一人の百歩ではなく、みんなの一歩」。 以上、SDGsよりもよっぽど世界の共通言語な『ワンピース』から見るSDGsでした。尾田栄一郎は天才ですね。 さて、今週はSOラボを運営する”一般財団法人くらしまち財団たかさき”さんの取り組みです。働き方から、教育から、これからの未来、いろんなモノが気づいた企業、人から自由になっていくと思います。合わせることより、外れていることの方が重宝されるような時代。自由は怖いです。業界の垣根、当たり前や常識、固定観念や先入観。そういったものがドンドン破壊されていく中で、未来は間違いなくSOラボのような空間での学びにあると思います。人の数だけ選択が増えていく中で、サステナブルをバックキャスティングで考えていくようなアプローチに挑戦するSOラボさん。大注目です。 メッセージ・応援コメント、メールフォームに送って下さい。お待ちしています。 【楽しくて優しい社会をつくる】 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCE-sXMRRK7Qi7hC35P3038A 富所のFacebookコミュニティー:https://www.facebook.com/groups/247474193202848/?ref=bookmarks Twitter:https://twitter.com/tomitetsu823 Instagram:https://www.instagram.com/tomitetsu823/ Clubhouse:@tomitetsu823