vol.23オオタヤ「企業とSDGs」

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最近は、SDGsのお話し会をご依頼頂きます。環境・社会・経済を、それぞれ点でとらえるのではなく、面でとらえる。目先の利益に飛びつかずに、長い目で見る、見ようとする。それだけのことなんですが、やっぱり伝わりにくいSDGsを、どうやったら皆さんに楽しくわかりやすく伝えることができるかと、日々試行錯誤しています。このブログは、そんな試行錯誤の歴史でもあります。ぜひ番組フォームから感想を頂けるたりすると嬉しいです。 いまSDGsを企業が取り組む意味について、改めて考えてみます。 人類は文明を築き、発展を遂げ、経済活動によって”地球の資源”を”富”に変えました。そこからどんどん富が増えたことで人類は豊かになり、それに比例して人が爆発的に増えました。しかし、地球の資源は有限でした。限られた地球の資源を超えてなお、人が増え続けて、今です。そして人類は、他の生物を追い出してまでも、地球のバランスを崩してまでも、富を追い続けます。そして、このままの価値観で富を追い続ければ、どうやら人類が地球に暮らし続けることが困難であることが分かってきました。子どもたちの世代に未来を残せないことがわかってきました。 そうした地球全体の状況をふまえ、文化も、言語も、環境も、立場も異なる国が手を取り合って、地球規模でそれぞれがやれることをやっていこう、やっていかなければならないと約束したものが「SDGs」です。 向かうべき方向、ビジョンが共有され、そこから各国の現状整理を行う。どこが得意でどこが苦手で、どこが足りていてどこが足りていないかを各個で分析し、それぞれがそれぞれの立場ですべきことが見えてくる。 「地球」を「企業」に置き換えて、このマインドを実践することで得られる効果が、企業がSDGsに取り組む、真なる意義で、使命です。 外向けの、ブランディングとしてのSDGsももちろん大事で、それによって新たなつながりや、自社の現状分析である”棚卸し”が行われることも必要です。しかし、地球の資源が無限に存在していて、経済発展を遂げ、富を得て豊かさを享受することが先進国に独占されていた”大量生産・大量消費の時代”が限界を迎えようとしている今、 新しい世界のカタチ、人類の目指す方向、人としてのあるべき姿、豊かさの価値観を、新たに考えるための手段として、それに対応していくためのツールとして、それがSDGsが担う大きな役割だと確信しています。 県内企業の企業活動におけるSDGsの取り組みにおいて重要な役割を担われている「株式会社オオタヤ」さん。地球にやさしい製品の使用・販売・保守サービスを提供することで、県内企業の現場レベルからのSDGsへの理解を進めています。数値の見える化と効果をしっかりと共有することで、地球にやさしい企業活動を、より持続可能なものとしています。SDGs経営が企業の経済活動だけに留まらず、一人一人の自発的・能動的なアクションにつながっていくことを、オオタヤさんのSDGsへの取り組みに期待します。 メッセージ・応援コメント、メールフォームに送って下さい。お待ちしています。 【楽しくて優しい社会をつくる】 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCE-sXMRRK7Qi7hC35P3038A 富所のFacebookコミュニティー:https://www.facebook.com/groups/247474193202848/?ref=bookmarks Twitter:https://twitter.com/tomitetsu823 Instagram:https://www.instagram.com/tomitetsu823/ Clubhouse:@tomitetsu823