vol.21「願い」

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さて今日は、企業さんもゲストもなく僕の一人喋りです。改めてSDGsを少し話させて頂きました。 広範囲にわたる地球の問題、そして僕たちの未来を、ひとりひとりがじぶんごと化して考えていくためのスイッチ、それがSDGsだと僕は考えていますが、今日は環境を入り口にSDGsを考えていきたいと思います。 いま言われているのが、60年後の未来に、人が普通に笑って暮らせる地球を残すことは、このままだと難しいと言われています。60年後だと僕は97歳、さすがに僕はどうなっているかわかりませんが、僕の子どもや、これから生まれてくるかもしれないお孫ちゃんは、おそらくその時代を生きています。 いま、地球温暖化ということで、温室効果ガスが増えて、地球の平均気温が上がって、海水温が上昇して、災害がより深刻なものになって、生態系のバランスは崩れて、作物は育たなくなって、食べるものはなくなって・・・。全部つながっています。 生きるために、毎日、隣の人と憎しみ合い、それこそ奪い合わないといけない未来がやってくるかもしれません。でも、その時になって何かアクションを起こしても、残念ながら、気候変動は止められないそうです。地球の未来を決めることができる最後の世代と言われているのが今で、たとえると、コップに注がれた水の、表面張力のように、一度あふれだしたら止まらないそうです。気候変動と車は急には止まれない。交通標語にしてもいいかもしれません。 話は変わりまして、環境意識の高いヨーロッパ、ドイツで毎週のように行われている気候変動を訴えるデモに参加していた8歳の男の子が持つプラカードに書かれていたメッセージにハッとしました。 「やれることはすべてやったと、言うことができるように」 と書かれていたそうです。 これは、自分が大きくなって、結婚して、子供が生まれて、大きくなって、全てを学んだその子が「パパ、なんでなんとかできるうちにちゃんとやってくれなかったの?」と。その時に、胸を張って「パパは全力で頑張ったよ」と。そう答えることができるように、今、デモに参加しているんだ、と。8歳の男の子が、です。 「このままでは、これから生まれてくる子どもに未来は無いから」と、子どもを産まない宣言をしている若い女性も世界にはたくさんいます。 それぞれの立場で、それぞれができることをできる限り。まさに「ひとりの100歩ではなく、みんなの1歩」を現実のものとするため、笑って暮らせる未来を残せるように、そのために世界がひとつになれるように。隣の人と手を結んで支え合っていけるように。 そのための第一歩は、やはりまずは”知る”ことです。 そんな背景で、世界で結ばれた約束であり宣言がSDGsだと僕は考えています。まだまだ日本では”知る”ためのスイッチとしてのSDGsが、ほとんど機能していないことに危機感を持っています。より多くの人にSDGsが届いて、そこからしっかりと、子どもに胸張って「ようこそ」って言えるような未来が創られていったら嬉しいなと思います。 メッセージ・応援コメント、メールフォームに送って下さい。お待ちしています。 【楽しくて優しい社会をつくる】 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCE-sXMRRK7Qi7hC35P3038A 富所のFacebookコミュニティー:https://www.facebook.com/groups/247474193202848/?ref=bookmarks Twitter:https://twitter.com/tomitetsu823 Instagram:https://www.instagram.com/tomitetsu823/ Clubhouse:@tomitetsu823 メール、コメント、励みになります。ぜひ!