vol.14株式会社Ay村上采「言葉とSDGsと伝統」

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世界の投資家たち(僕はほんとにいるのかどうかすら知りませんが)が、いろんな情報を集めて分析した結果、地球のことを考えていないビジネスに成長はないと判断しました。儲かれば誰がどうなってもどこで何が起こっても何でもいいよねの利益至上主義から、地球に優しい経済活動が評価されるようになり、SDGsに大きな価値が生まれました。(結局、人間は知りさえすれば知らんぷりできない良いやつだと考えます) 資本主義経済から地球資本主義経済にアップデートされようとしているんじゃないでしょうか。 僕たち消費者にとっても、今は「エシカル消費」の方に名前が付いていますが、近いうちに逆転すると考えています。消費活動は意志で、未来を選択する投票行動です。意志なき消費行動の方にこそ「けしからん消費」と名前を付けましょう。 この領域の話は、SDGsも、エシカルも、「言葉が難しいんだよ、だからわからないんだよ」とは、どこに行っても言われることです。たしかに横文字が多く、それを日本語に訳すので、それも日本語らしい丸さはなく、硬くゴツゴツした漢字多めの表現になってます。 言葉は、葉っぱ(自然)を言う、表現するとされています。よくできてるなぁと思います。四季がある日本では、他国と比べて、見る、触れる、感じる自然の美しさが多いと仮定します。その豊かな自然の美しさを残そう、伝えようと。だから日本語の表現力は高い。もともと日本語には、自然を愛でる心が備わっていると。日本語はもっと前に出ていいのかもですね。少なくとも日本人には、もっと日本らしい慣れ親しんだ表現でオリジナルの共通言語を探っていってもいいのかもしれません。受け継がれてきた意志である伝統を、もっともっと誇りをもって。

今回はSDGsトークでした。これは富所がSDGsをテーマに誰かとお話しするコーナーです。有識者である大学教授の熊倉先生、SDGsカードゲームファシリテーターの神戸さんに続いて、第3回目の今回は、現役大学生の村上采さんを呼んでみました。現役の大学生でありながら起業し、伊勢崎銘仙という絹織物を生まれ変わらせてオシャレでカッコいい服を作っています。アップサイクルと言うそうです。それこそ先に述べた、受け継がれてきた意志である伝統をまた受け継ぐ人です。 SDGsは温故知新と、前に言ったことがあったと思いますが、そのまま守り続けただけでは楽しくない時がほとんどで、やはり考えて悩んで工夫して対応していくことは必須なんだと思います。その生まれ変わり、生き残りの価値観に、地球資本主義は絶対に必要で、そこしか生き残らないと考えています(そうなっていかないと、人類が住める地球は終わりってことです)。 村上さんのAyは「文化を織りなおす」をコンセプトにしていて、群馬にはまだまだ眠っている、気付かれていないだけの文化がたくさんあって、それに気づくキッカケを提供したいとも話していて、そういった文脈の中には、やはりSDGsの中でキーワードとなる言葉がたくさん出てきていました。 今回、村上さんと合わせて出演の打診を考えた昆虫食の櫻井くんや、学生団体yieldの伊藤くん、僕もまだ知らない若い子たちがまだまだいると思うので、僕よりもより多くの未来を残す世代ともしっかりとパートナーシップを作っていきたいと改めて思いました。   Ay公式オンラインショップ▶https://ay.style/ 覗いてみて下さい。 最後に、日本語としては、「もったいない」とかが近いけど、もっと合った言葉を探して、その価値を押し上げていけたら素敵だなと思います。 【楽しくて優しい社会をつくる】 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCE-sXMRRK7Qi7hC35P3038A 富所のFacebookコミュニティー:https://www.facebook.com/groups/247474193202848/?ref=bookmarks Twitter:https://twitter.com/tomitetsu823 Instagram:https://www.instagram.com/tomitetsu823/

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