vol.3 群馬県「SDGsと生きざま」

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SDGsは環境だけの言葉ではなく、選挙に行こう、児童虐待をなくそう、ゴミの分別をしよう、自殺を無くそうなど、「環境・社会・経済」にまたがる地球上のあらゆる問題をまとめてとらえることで、大いなる目標を共有して、ひとりひとりの「感性」を磨いて、全体で解決を図っていこうというものです。 これは、トップダウンで指示を下して解決を図れば良かった今までのジグソーパズル型と考えられてきた問題が、ひとつの現象に複数の事象が複雑に絡まりあっているルービックキューブ型の問題であったことを意味します。インターネットや交通インフラの発展によって世界が近くなり、情報と人が自由に行き来できるようになりました。文明の発展によって個人の自由の幅が広がり、多様性と呼ばれるようなひとりひとりの個性・特性を大事していこうという流れもあります。これらを踏まえると、それぞれの立場で地球上の問題・課題を見つめ、それぞれが現状の分析をし、それぞれの立場でやれることをやれる限りやっていくという「SDGs」が、僕たち人類が、地球に住まわせてもらっている上での道理で、やるべきで、いまこそ立ち上がるべきなのかなと。 現状の依存社会、権利は主張しながらも、誰かのせい、何かのせいにして責任は負わないというスタイルからの脱却。気持ちいい「生きざま」のヒントがSDGsにある気がします。 さて三回目の放送は群馬県です。山本知事のもとで「ぐんまSDGsイニシアティブ」を宣言しています。国連が、国が、大企業がSDGsをやるぞと舵を切っていく中で、県としても、これからはSDGsの考え方・やり方が大事なんだぞって意思表示がされたものだと考えます。タテ割り組織の弊害を突かれることの多い行政が、部署間を超え、横に、ナナメにつなげるSDGsを共通言語に据えたことは大きなことだと思います。組織としての方向性、群馬県の向かう未来を示した羅針盤が明確に置かれたってことです。 群馬県のSDGsをより早く共通言語にすべく、小さなことからSDGsの見える化・可視化に取り組んでいることも、個人個人から気づき動き出していることを証明している気がします。 自然豊かな群馬県は、これまでの発展がすべての利益至上主義の世界ではなかなか存在感を発揮できなかったところはあるのかもしれませんが、これからの新しい未来、SDGsを共通言語とした、人間らしい豊かな感性による生き方では、日本の、世界の見本となれる可能性がある気がします。 それには僕たちひとりひとりの気づきが必須だと思うので、番組を通して、これからも皆さんにSDGsを丁寧に一生懸命、伝えていきたいと思います。ちなみにそんな群馬県の企画でモーニングルーティンの動画を出しています。身近なところから地球環境を考えるような内容に寄せてますので良かったらそちらも是非。旅行券10万円分ゲットのチャンスですよ。 来週は、群馬セキスイハイムさんの取り組みをご紹介します!社長自らご出演頂きました。 「群馬SDGsリポート~よりよい世界にしていくためのみんなの宿題~」、今週の宿題は「持続可能ってどういうことだろう」です。答えは来週に!

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