vol.1「SDGsってなんだ?ひとりの100歩より、みんなの1歩」

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10/2より、リコージャパン群馬支社さんの提供で始まりました「ぐんまSDGsリポート~より良い世界にしていくためのみんなの宿題」、番組ナビゲーターの群馬住みます芸人アンカンミンカン富所哲平です。 産業革命以降、豊かになり過ぎた人間の環境破壊によって、地球は大きくバランスを崩し始めています。その影響は深刻で、気候変動、自然災害、貧困、テロ、ウイルス感染症に至るまで、僕たちの日常にも大きな影響が出てきています。そんな中で、2015年に世界中の偉い人が集まって「すべての人が幸せに暮らせる世界、社会をつくるための、未来に向けた約束のカタチ」として「SDGs」が生まれました。 この番組ではSDGsに取り組む県内の企業を主に紹介していくわけですが、SDGsは企業だけが取り組めばいいというものではなく、国はもちろん、自治体や学校、地域、そして実は、僕たちひとりひとりにも、SDGsを知り、考え、行動していくことが求められています。この番組を通して、県内企業さんの素晴らしい取り組みや、色々な方のタメになるお話を聞きながら、SDGsをより身近なものとして感じて頂き、より良い世界を未来に繋いでいくために何ができるのかを一緒に考えていければ嬉しいです。 SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発のための目標)」の略なので、最後のsは小文字のsで、「エスディージーズ」と読みます。またSDGsは、17の目標、169のターゲット(対象)、232のインジケータ(指標)の3層構造でできています。17の目標っていうのは、たとえば3番の『すべての人に健康と福祉を』とか、11番『住み続けられるまちづくりを』とか、1415番『海、陸の豊かさを守ろう』とか、多岐にわたり、地球に住む以上、必ずみんなが何かしらの目標に関わっています。つまり僕たち全員がSDGsの関係者ってことになります。 またその特徴として、環境だけでなく、社会と経済も一緒に合わせてとらえることで、環境・社会・経済をバラバラに考えずに、地球を未来へつないでいくという大きな目標のもとで、人種や宗教、貧富の差、国籍、性別などにこだわらず、地球に住む人類みなが主役、世界全体が当事者で、それぞれがそれぞれの立場でできることをできる限り挑戦していくことを意図しています。 貧困とか飢餓をなくす運動ですみたいに説明してたり、なんか環境系のあれでしょ、とか。なんか横文字で難しいものなんでしょって。全然そんなことなくて。まず最初に言えるのは、タバコのポイ捨てやめようだったり、ゴミの分別しようだったり、それこそ自殺減らそうとか、児童虐待、動物虐待などの弱い者いじめをなくそうだったり、友達と仲良くしようだったり、どれも大なり小なりSDGsです。SDGsとか、持続可能とか、難しく聞こえちゃいますけど、僕的には、感性を磨いて、人としてあるべき姿というか、みんなそれぞれがそれぞれでちゃんと考えて、支え合って助け合って、気持ちよく生きましょうっていうのが、ざっくりとしたSDGsの訳になります。 おまけで、環境破壊、気候変動は深刻に進んでいて、産業革命以降の地球の平均気温上昇を2℃までに抑えようと二酸化炭素を出さないように頑張ってるわけですが、今のままでは到底目標達成が難しく、仮に2℃上がるようなことがあれば、この「WAI WAI Groovin’」パーソナリティーの内藤さんが応援するミツバチも絶滅してしまいます。ミツバチが絶滅するようなことがあれば、花粉を運んでくれる人がいなくなって、数年後には人類も滅亡するよ、とアインシュタインが言ってたそうです。 ひとりひとりの意識改革が必要です。SDGsの17の目標は当たり前のことをズラズラと並べているだけに見えるんですが、しっかり目標というか、方向性を意識することで、結果も変わってくるってやつです。目標を立てて、昨日より今日、今日よりも明日と、よりよい未来に向かって、それぞれがそれぞれの立場からできることに大なり小なり挑戦していく、意志、行動。みんなで目指す一番星。   『ひとりの100歩より、みんなの1歩』   それが地球を未来へつなぐためのキーワード「SDGs」です。 今週の番組からの宿題は、「SDGsを検索してみよう」です!来週は、群栄化学さんをリポートです。

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