【読谷村】Gala青い海(塩作り体験)
 "どんな天気でも、沖縄のものづくりを楽しめる場所"
取材:佐藤彩乃アナウンサー

那覇空港から、北に1時間程車を走らせると「Gala青い海」に到着です。ここでは、琉球ガラス作り体験、陶芸など、沖縄のものづくりを体験することができます。

中でも人気のプログラムのひとつが「塩づくり」。海水から固形の塩になるまで、自分の五感を使って塩作りが楽しめます。

まず、塩作りの前に、職人の大城浩二さんに、塩工場の様子を見せていただきました。

大きな平鍋に海水を入れ、7時間かけて煮込んで塩の結晶を取り出します。薪で火が加えられていて、表面がことことと動いています。平鍋一面に広がった真っ白な結晶は、まるで雪のようでした。大城さんによると、塩の味は四季によって変わり、12月頃になるとよりおいしいものになるとのこと(どうしておいしくなるのかは・・・秘密、だそうです)。

さて、塩についての知識が深まったところで、早速私も塩作りに挑戦です!濃縮海水をじっくり煮詰めていくと、少しずつ白い結晶が見えてきます。

火を入れて15分ほどで、しっかりとした塩の形に。たくさんの絵柄の小瓶から、お気に入りのものを見つけて塩を詰めれば、世界でひとつだけの塩の完成です。

早速、できたての塩をせんべいのハネにつけていただくと・・・確かに、いつも食べている塩とはひとあじ違って、ふんわり甘い印象があります。塩作りを教えてくれた桑江良和さんによると、塩は甘いだけでなく、すっぱい、苦い、まろやかなど、色々な顔を見せるそうです。なんだかとっても不思議ですね。

この塩作り体験には、ファミリーや、海外からのお客様も多くチャレンジしていましたよ。

自分で作った塩は、おいしさもひとしお。群馬に帰ってきたいま、どんな風に食べようか毎日悩みながら、沖縄の自然の恵みを堪能している私です。

塩作り体験で、自分で作った塩。甘くて丸いお味です。


Gala青い海のすぐ後ろは、キレイな海!
「読谷の自然も一緒に楽しんでほしい」と、Gala青い海の阿波連 広(あはれん・ひろし)さん。
阿波連さんオススメの塩の使い方は"ご飯を炊くときに入れる"ことだそう!




塩工場の中を、特別に見せていただきました。じっくり煮詰められて、おいしい塩になっていきます。




塩への思いを話してくれた、職人の大城浩二さん。
高温の工場の中で、一生懸命塩と向き合っていました。



桑江さんのレクチャーで、塩作り。様子を見ながら、ぐるぐるとかき混ぜます。




[アクセス]
 〒904-0323 沖縄県中頭郡読谷村字高志保915番地
 ○Gala青い海へは、車が便利です。
  那覇から国道58号線を北上し、およそ1時間で到着です。

[URL]
 http://www.gala-aoiumi.com/