HI!心呼吸 7月13日(月)

M1>       Too Happy   /    トレイシー・ソーン

 

7月も中盤♪今週もこのコーナーでゆっくりして下さい♪

まずは、「エヴリシング・バット・ザ・ガール」のヴォーカリスト

『トレイシー・ソーン』

1982年発表のソロ第一作アルバム『遠い渚~ディスタント・ショア』

ギター1本で淡々と歌うトレイシー・ソーンのアンニュイなボーカル。

キラキラポップ満載の80年代のまさに裏名盤と言える1枚。

アコギだけのシンプルな音。他の楽器の音は全く入っていない中、トレイシーのボーカルだけが淡々と、ジックリと聞かせてくれます。

1人でゆっくりと聞くにはもってこい。

さぁ、贅沢な1人時間にどうぞ♪癒されてください♪

 

 

 

 

M2>   Over My Head  /     アズテック・カメラ

 

おもちゃ箱をひっくり返したかのような1枚。

「ロディ・フレイム」がそのマルチな才能をアピールしたバラエティ豊かな1枚。

日本では「フリッパーズ・ギター」等にも影響を与えたバンド『アズテック・カメラ』

とりとめのない乱雑さで散らばっているけど、

まとまっている。個人的に1番好きなアルバムかもしれない。

1990年にリリースされた4枚目のアルバム

『Stray』(ストレイ)

混沌とした迷走の中で生まれた傑作のように、ロック、ソウル、フォーク、ジャズ・・・試行錯誤を感じるからこそ、コクのような味わいがある♪

味わいたくなるこの季節。さぁ、ジックリとご賞味あれ♪

 

 

HI!心呼吸 7月10日(金)

M1>   クール・モーニング   /     DES’REE(デズリー)

 

今週の締めくくりはこんな2曲でいかがでしょうか?

2003年にリリースされた『ドリーム・ソルジャー』

『デズリー』です。

何と言っても、ゆったりと弧を描くような安心感に包まれるメロディ。

自然とリラックスさせてくれるそんな彼女の歌声を味わえます♪

60年代のR&Bを基調にしたオーガニックサウンドに、

温もりたっぷりの歌声がベストマッチ♪

「夢に向かって頑張る!」という詞が多いんですが、

優しく、そっと背中を押してくれるような

「フンバレ!」をくれます。

肩の力を抜いて、もうひと踏ん張り!

 

 

 

 

M2>    Lost In America   /    ギャザリング・フィールド

今週の締めくくり♪

そろそろカラッとした曲が耳に心地いい♪

このバンドを聴くと、バイトに励んでいた頃を思い出します♪

ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のアメリカンロック・カルテット

『ギャザリング・フィールド』

1994年から活動をスタートさせていますが、2002年に活動を休止。

再び、2013年に再結成しています♪

今もカラッとしたアメリカン・ロックを届けてくれています。

1996年にリリースされた『Lost in America』

ボーカルとアコースティックギターの「ディージー」の声がその頃の僕のテンションを上げてくれる栄養剤みたいなものでした♪Lost in America♪懐かしい♪

 

 

HI!心呼吸 7月9日(木)

M1>   I Can See Clearly Now  /   ホットハウス・フラワーズ

 

U2と同じアイルランド出身.

80年代UKロックの代表的な存在だったバンド『ホットハウス・フラワーズ』

1990年に発表したセカンド・アルバム『HOME』♪

分厚いバンドサウンド。男らしいサウンド。

しかし、繊細かつ丁寧なアレンジは巧妙。

アコースティック・サウンドを大切に扱っている中で、

この「I Can See Clearly Now」(原曲は1972年にジョニー・ナッシュが歌った)

のカバーは意外ですが、かっこいい!

静と動のコントラストがハッキリしている所は是非聴いて頂きたい。

今聞くと、胸躍ります。

 

 

 

 

M2>    Better  /    コーダライン

 

アイルランド続けます♪

アイルランド出身のオルタナティヴ・ロックバンド『Kodaline』(コーダライン)

ポスト「コールドプレイ」の呼び声が高い彼らの

2015年にリリースされた2nd アルバム『Coming Up for Air』♪

粒ぞろいの曲が並びます。

アイルランドのバンドの特徴でもある繊細さ、メリハリの良さ。

日本人の琴線を刺激する泣きメロ。

この『Better』もシンプルだけど奥行きがある。

長く聴けるアルバムである事は間違いない。

湿った季節に合う。丁寧な曲達の繊細さをどうぞ♪

 

HI!心呼吸 7月8日(水)

M1>   It’s Not All Glamour  /    ダニエル・サフレカ

 

さて今日はこんな1曲でいかがでしょうか?

インドネシアのシンガー・ソングライター、AORアーティスト

『ダニエル・サフレカ』

オランダ統治下にあった、インドネシアのモルッカ諸島にルーツを持つ、

アジア系移民の子孫たちが、その当時、ジャズやクラシックなどの影響を受けて、音楽の世界に入っていくんですね。

その中でも「ダニエル・サフレカ」の存在は大きい。

メロウだったり、トロピカルだったりするのは、

そのルーツから来ているのかもしれません。

1990年にリリースされた『The Loner』(ロ―ナー)から♪

「It’s Not All Glamour」♪オシャレです。

 

 

 

 

M2>  I Just Want To Be Your Everything(恋のときめき) /   アンディ・ギブ

 

久しぶりに『アンディ・ギブ』の歌声を♪

シングル「恋のときめき」(I Just Want to Be Your Everything)♪

この1977年のシングルでアメリカとオーストラリアで№1のヒットを記録♪

さて「アンディ・ギブ」

1970年代にティーンアイドルとして、わずか5年ほどしか活躍していない。

80年代には薬や病気で30歳の若さで他界していまうんですね・・・。

彼の3人の兄があの「ビージーズ」です。

因みにこの曲は「バリー・ギブ」お兄ちゃんによって書かれた代表曲。

バリーはバック・ボーカルとしても参加していることも有名です♪

デビューアルバム『Flowing Rivers』から♪

 

 

HI!心呼吸 7月7日(火)

M1>                A Minute Of Your Time /   ギルバート・オサリバン

 

今日は7月7日「七夕」♪

今日はこんなラブソングにしてみました♪

昔だったらこんな選曲はできなかった・・・。

1982年にリリースされた「ギルバート・オサリバン」の

『Life And Rhymes』

このアルバムを最後にしばらく音楽活動から遠ざかってしまうオサリバン。

しかし、そんな暗さ、悲壮感は感じられません。

数あるオサリバンのアルバムからおススメの1枚を!

と考えるとこのアルバムは外せない。名盤です。

「Life & Rhymes」

このアルバムはオサリバンの人間性、人柄がにじみ出ている。

そんな気がします♪「A Minute Of Your Time」♪今夜は晴れるかな?

 

 

 

 

M2> フォー・センチメンタル・リーズンズ /   ナット・キング・コール

 

もともと『ザ・ブラウン・ドッツ』が1945年に初めてリリースしたこの名曲。

『フォー・センチメンタル・リーズンズ』♪

発売当時は、あまり話題にならなかったそうです。その後、数多くのアーティストがカバーする訳ですが、この人が歌っとことで後世に受け継がれるヒット作品になりました。

『ナット・キング・コール』

2019年はナット・キング・コール生誕100周年。

昨年リリースされたナット・キング・コールのベスト・アルバム

『ナット・キング・コールの世界』

初めて聞く方には最高のベスト盤。

さて七夕の日の今夜はあの二人は会えるのかな?

 

HI!心呼吸 7月6日(月)

M1>    Brighton Beach   /     ダニエル・ワイリー

 

今週もこのコーナーでリラックスしてください♪

『ダニエル・ワイリー』のソロのアルバムから♪

Teenage Fanclub、Primal Scream、Bell & Sebastianなど名バンドを生み出しているグラスゴー出身のアーティスト。

元『コズミック・ラフライダース』のヴォーカリストとして活躍した「ダニエル・ワイリー」の2004年のアルバム「Ramshackle Beauty」(ラムシャックル・ビューティー)

バンドとしての音を離れ、ソロとして解き放たれた自由で開放的なサウンド。

泣きメロ満載♪

琴線触れまくりのメロディは「Teenage Fanclub」などに恋した方には刺さるはず。

このギターポップはオジサンは好きなんです♪

 

 

 

 

M2>   Nothing In This World  /   グーギー&トム・コッポラ

 

続いてはこんな1曲でリラックス♪

『グーギー&トム・コッポラ』の1980年にリリースされた

『Shine the light of love』から♪

「グーギー&トム・コッポラ」はその名前から想像して頂きやすい夫婦デュオです♪

以前もこのアルバムをご紹介していますが、

ボーカルのグーギーのキュートで澄み切った美声。

そしてトムの浮遊感のあるキーボードとの相性もピッタリ。

さすがラブラブ・デュオの一番の魅力♪

AOR♪フリーソウル系の音が満載♪

全てがイイ♪今日はその中から「Nothing In This World」♪

 

 

HI!心呼吸 7月3日(金)

M1>  ザ・フール・シングス・ウィズアウト・エニイ・ソング /

ザ・チェンバー・ストリングス

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

実は1年前もこの『ザ・チェンバー・ストリングス』をお送りしています。

このシーズンの湿度に合うんです。

もちろんその時は別の曲をお送りしたんですが、

今日は2001年にリリースした2nd『マンス・オブ・サンデイズ』から♪

「ザ・フール・シングス・ウィズアウト・エニイ・ソング」を♪

このアルバムの全体的な雰囲気もお気に入りなんですが、

そのメランコリックなメロディーと、乾いた音。

シットリとふる雨のような湿り気が落ち着かせてくれます♪

7月最初の週末を迎える心積りも落ち着いてできそうでしょ♪

 

 

 

 

M2>    ブラザー   /     ヴィクター・デイヴィス

 

今週の締めくくりはこの曲で♪

ロンドン、イーストエンド生まれ『ヴィクター・デイヴィス』

ソウル、ブラジル、フォーク、色んな音楽センスが散りばめられる彼のサウンドはデビュー当時から大ファンです。

当時、先輩から教えてもれえた時の衝撃を思い出して、この記事を書いています。

繊細でいて、音は太くて、耳に残るサウンド。

雨の音にも沁みてくるそんな音の数々は、彼のこれまでの多くのバンドなどで活躍してきたキャリアからにじみ出るモノなのかも。

2001年にリリースされた『victor davies』まずはこのアルバムから触れて頂きたい。

さぁ、7月も良い音楽と遊んで参りましょう♪

 

HI!心呼吸 7月2日(木)

M1>  ラスヴェガス・ターンアラウンド / ダリル・ホール&ジョン・オーツ

 

このサウンドが1973年の音なんて♪感動しますね。

今になってこの時代の『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』にハマっています。

アルバム「Abandoned Luncheonette アバンダンド・ランチョネット」♪

緑の林の中に捨てられたダイナーが印象的なジャケット。

彼らのセカンドアルバムです。

「She’s Gone」がスマッシュヒットしただけだったアルバムですが、後にリバイバル・ヒットを記録したアルバムは、なんてオシャレで美しいメロディがいっぱいなんでしょう♪

ブルーアイドソウル・デュオの原点とも言えるメロディーが並びます♪

こういう作品ほど若い方に聞いてもらいたい♪

新鮮に聞けると思いますよ。この曲のイントロなんて涙モノ♪

 

 

 

 

M2>    Realise   /    フェデレイション

 

ポスト「ブラン・ニュー・ヘヴィーズ」という触れ込みで登場した

オシャレ系のイギリスのファンク・ジャズ・ポップ・バンド『フェデレイション』

ブリストル出身の大所帯グループです。

僕は個人的にはブラン・ニュー・ヘヴィーズよりもインコグニートに似ているというイメージが強くて、でもインコグニートとは違う、UKソウルを聞かせてくれます。

フュージョンぽくも聞こえますが、その当時の味のあるメロウなUKソウルを聴かせてくれます。

90年代のUKソウルの勢いは凄まじいものがありましたが、

インコグニートとは違うグループを探していたところ、

この「フェデレイション」と出会った学生時代。オシャレですね、今聞いても♪

 

HI!心呼吸 7月1日(水)

M1>    ジョアンナ   /     スコット・ウォーカー

 

7月がスタート!キラキラ輝く曲から始めましょう♪

『スコット・ウォーカー』です♪

1991年にリリースされた『Sun Ain’t Gonna Shine: The Very Best of Scott Walker & The Waller Brothers』から♪

デヴィッド・ボウイや、ブライアン・イーノ、レディオヘッドのトム・ヨークなどにも影響を与えたアーティスト「スコット・ウォーカー」

デビューは「ウォーカー・ブラザーズ」として1960年代に活躍した後、ソロとして数多くのヒット曲を放ちます。1968年にリリースされたシングル『ジョアンナ』はキャリア最大のヒット。惜しくも昨年2019年3月22日に76歳で死去されました。

キラキラしたサウンドは今の時代も輝きます♪

 

 

 

 

M2>    ノーザン・スカイ   /     ニック・ドレイク

 

イギリスのシンガー・ソングライター『ニック・ドレイク』

「天才」と称されることが多いシンガー・ソングライター。

どうしてこんな純粋な詩と曲が書けるのか?

背伸びして意味も分からないくせに聞いていた自分。

今の時代にジックリと聴いてみると「天才」という言葉を使いたくなるのが分かる気がします。

彼に影響を受けているアーティストは数多く、デヴィッド・グレイ、ポール・ウェラ―、エリオット・スミス。と数えだしたらきりがない。

言われてみると、その翳りだったり、抒情的なメロディ。

湿り気のある音楽はこの梅雨時に日本人の琴線にも刺激します。

7月はこんな2曲からスタートしてみました。今月も宜しくお願いいたします♪

HI!心呼吸 6月30日(火)

M1>    Lover of Love  /    アラン・トゥーサン

 

6月の締めくくりに!クラシック・サザンソウルを♪

『アラン・トゥーサン』

プロデューサー、アレンジャー、セッションピアニスト、ソロアーティストとしても活躍したサザンソウルを語る上で外せない方。

先日、食事をしながら局の方とニュー・オリンズに旅したお話を聞いていて、

彼の音楽を聴きたくなりました。

ニュー・オリンズの伝統を引継ぎながら、コンテンポラリーなソウルを作り上げた功績は今の時代にも大きくて。彼のサウンドの特徴は、その何とも言えないエレガントさ。

この曲はポップなニュー・オリンズジャズの雰囲気も感じられて好き♪

そのエレガントさは正直。夜にピタリとハマりますよ♪お酒とご一緒に♪

今日は1991年にリリースされた『The Collection』から♪

 

 

 

 

M2>  ホワイト・ライズ  /     パオロ・ヌティーニ

 

エレガントさと言うよりナイーヴでソウルフル。

この人の声がデビュー当時から好きでたまに聞きたくなります。

スコットランド出身のシンガー・ソングライター

『パオロ・ヌティーニ』

デビュー・アルバムです。

2006年にリリースされた『ジーズ・ストリーツ』

当時19歳。そんな彼のこのハスキーなスモーキーな声。

味のあるこの「声」を武器に聴かせるこのアルバムは、

ロンドンに出てきた不安や夢や19歳の心を素直に歌っている作品♪

今月の締めくくりは素直な声を聞きながら♪