HI!心呼吸 9月9日(水)

M1>      レイディ DJ   /     ローランド・ギフト

 

『ローランド・ギフト』

2002年にリリースされた『ローランド・ギフト』

もともとは1980年代にイギリス・バーミンガムで結成された3人組

ポップス・バンド『ファイン・ヤング・カニバルズ』のヴォーカルだった彼。

解散後に、彼は10代の頃から夢見ていた俳優としての活動するんです。

そしてミュージカルでの活躍だったりと・・・。

幅広い活躍をして行く中で、彼が手掛ける新作をオーディエンスが受け入れなければ、音楽の世界から身を引こうとしていた時に、大絶賛を受ける。それがキッカケになって作られた1枚。メチャクチャ良いです。聞かないなんて勿体ない。ソウルフルでジャジー・テイストも盛り込んだ大人のロックが聴けます♪

 

 

 

 

M2>  Wish I Didn’t Miss You  /    アンジー・ストーン

 

のっけから大人の音楽を聴かされる。

この高揚感。2001年にリリースされた『Mahogany Soul』

「アンジー・ストーン」を語る上では外せない1枚。

アダルトソウルを再認識させられた当時。

彼女もまだ若かった訳ですから、この雰囲気を演出で来ていたのは一体・・・?

音が素晴らしいのはいうまでもなく、

女性らしい詞の内容も可愛らしさがあって好印象。

ディアンジェロの元妻というのも納得させられます。

オーガニック系の匂いが充満したアルバム。

収録された曲のどれもがシンプルで泥臭くて、彼女のボーカルをさらに引き立てる。

名盤です。そしてWish I Didn’t Miss You♪は今聞いても名曲だ♪

 

HI!心呼吸 9月8日(火)

M1>    スワンソング  /    ブー・ヒュワディーン

 

『ブー・ヒュワディーン』

1999年にリリースされたソロとして3作目『Thanksgiving』

この人の曲は以前にもご紹介しています。

なんといっても特徴はアコースティックで控えめなサウンドなのですが、

とにかく曲が良い♪

成熟したソングライティングを披露してくれています。

ジャケットのお顔からは想像できない美声。

聴かないのは勿体ない。

こんな作品を知られずにいるのは本当に勿体ない。

雰囲気がイイアルバムとご紹介したい♪

 

 

 

 

M2>     アースクウェイク   /     レオナ・ネス

 

『LEONA NAESS / レオナ・ネス』

彼女の声も素晴らしいんですよね♪

彼女も以前にご紹介しています。彼女の音楽ルーツはトレイシー・チャップマン、

エディー・ブリケル、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェル・・・。

2000年にリリースされた『レオナ』

このファースト・アルバムのレコーディングはウェールズ、イングランド、ハリウッド等で行われたそうな。

ギター、ピアノで表現する彼女の音楽世界。

とってもピュアな音で、時に切なくかすれる声が響きます。

ジョニ・ミッチェルを彷彿させるようなフォーキーさとシットリさ♪

 

HI!心呼吸 9月7日(月)

M1>     ノイチス・ノ・リオ  /     パメラ・ドリッグス

 

今週もこのコーナーで一緒にアクビでもしましょう♪

『パメラ・ドリッグス』

ブラジル出身の名ギタリストである「ホメロ・ルバンボ」の

奥様としても有名なシンガーです。

しかし彼女はアメリカ・ネバダ生まれのジャズ・ボサノヴァを歌うシンガーさんです。

スーッと肩の力を抜いた歌唱と涼しげな声質。

もう今年の夏は去っていきそうですが、今の季節の変わり目に合うボサ・ノヴァを聞かせてくれます♪

彼女の2作目。

2002年にリリースされた1枚『Itacuruca』(イタクルサ)

もちろんギタリスト「ホメロ・ルバンボ」も参加していて、小気味いいギターも♪

素敵なご夫婦競演アルバム♪

すっきりしたボサ・ノヴァは秋の空にもマッチします♪

 

 

 

 

M2>    Luar (ルアール)   /     キャロル・サボヤ

 

もう1曲大好きな声を♪

『キャロル・サボヤ』です♪

1975年3月10日生まれ。彼女は18歳までの約2年半をロサンゼルスで過ごします。

セルジオ・メンデスのアルバム「Brasileiro」(ブラジレイロ)に、なんと17歳にしてコーラスとして3曲参加しているという凄いキャリアを持つ実力者。

トラディショナル・ボサノヴァをベースに、爽やかなブラジリアン・サウンドを楽しませてくれます。

いたるところに真っ直ぐな姿勢が感じられて、とても日本人好みの音だと思います。

2007年にリリースされた『BOSSA NOVA』

ちなみにこのプロジェクトの中心人物は日本人。

だから日本人の好みのアルバムに感じられるのかと思うんですが、

やはり彼女の真っ直ぐな姿勢が日本人のDNAに反応するのかも♪

 

HI!心呼吸 9月4日(金)

M1>      TAKE IT AWAY   /    ルー・パーディニ

 

9月最初の週末に突入♪

今週の締めくくりには♪こんな2曲でいかがでしょうか?

ソングライター、プロデューサー、そして『Chicago』のメンバーとして活動している

「ルー・パーディニ」

1998年にリリースされた彼の2ndアルバム『ルック・ジ・アザー・ウェイ』♪

このアルバムはAOR好きの方には特におすすめ♪

90年代後半の作品ですが、上質なブルーアイドソウル系のAORを聞かせてくれる。

間違いがない!ハズレがない!

哀愁漂う歌声もこれからの季節に合います♪

「ボズ・スキャッグス」に少し似てる気もしますが、また別の渋さと爽やかさ。

バラードは特に鳥肌モノ。涙モノ。どうぞジックリと♪

 

 

 

 

M2>  If you leave me now   /    Chicago

 

今週の締めくくり♪

そんな彼の歌声を聞いたのでChicago(シカゴ)で♪

1976年にリリースされた、

永遠の名曲「If you leave me now」♪

2009年「ビル・チャンプリン」が脱退のタイミングで、

『ルー・パーディニ』(Vo,Key)が正式にメンバーに加入した「Chicago」

このアルバムは1976年にリリースされた『シカゴ Ⅹ』

最高傑作じゃないんですか?メロディセンスや全てが整っている1枚だと思います。

全体を通してアメリカの当時の幸福感みたいなモノが漂っている所も大好きなポイント♪

If you leave me now♪なんて綺麗な曲なんでしょう?今週も感謝です。

 

 

 

HI!心呼吸 9月3日(木)

M1>      Building A bird     /     ナイジェル・オルソン

 

『ナイジェル・オルソン』

「エルトン・ジョン」のサウンドを支えたドラマーというと、

この人の偉大さがわかるかもしれません。

そんな「ナイジェル・オルソン」がプロデュースを担当した、

なんとも心地よさ満点のウェスト・コースト・アルバム

2001年にリリースされた『ムーヴ・ザ・ユニヴァース』(Move The Universe)♪

その中でもおススメは「Building A bird」♪

美しいEJのメロディーにナイジェルの甘い歌声が♪ベストマッチ!

そしてこのアルバムには他にもヴォーカルが参加しているんですが、

当時、「弱冠13歳」の『宮川愛』さんのヴォーカルにも注目♪

リラックスした雰囲気がこちらにも伝わるような作品♪おススメ♪

 

 

 

 

M2>      JUST FOR YOU   /     フランキー・ブルー

 

AORのコンピに収録される確率高いですよね♪

シアトルを拠点に活躍したグループ『ゲイブリエル』のメンバーとして活躍した

『フランキー・ブルー』

1982年にリリースしたアルバム

『WHO’S FOOLIN’ WHO?』(フーズ・フーリン・フー?~潮風のバラード)

メロウなAORサウンドは80年代の音だと感じさせてくれるんだけど、

イントロはもちろん、彼の歌声、アレンジもハマるんです。

澄み切った歌声は切なくも聞こえます。

好きな人を思い浮かべて、または失恋した時なんかには是非。

JUST FOR YOU♪この曲は色褪せない♪

 

HI!心呼吸 9月2日(水)

M1>    Speed of Dark  /     エミリアナ・トリーニ

 

9月に入ったので、そろそろ「耳」を「秋」仕様にゆっくりと♪

アイスランド ・レイキャヴィーク出身のシンガーソングライター。

『エミリアナ・トリーニ』(Emiliana Torrini)

日本でも人気が高いアーティストですが、

「クラムボン」も彼女の楽曲をカヴァーしていたりします。

2013年9月9日にリリースされた彼女にとっては7th

『Tookah』(トゥカア)から。

透明感あふれるヴォーカルと、そこにエレクトロを上手くミックス。

このオシャレ具合と肩の力が抜けていく感じ。

涼しい風が吹き抜ける感じに似ている…気がする。この秋にいかがですか?

 

 

 

 

M2>   You’re On My Mind  /     トム・ミッシュ

 

新世代のジャズシーンの代表格。

サウスロンドンを拠点に活動するビートメイカー、プロデューサー、

シンガー・ソング・ライター『トム・ミッシュ』(同じ誕生日6月25日。現在25歳)

16歳のときにネットで自分の作品をアップロードするや否や、

一気に再生回数を伸ばしてデビュー♪

そりゃそうだよね・・・この才能。

2018年にリリースされたデビュー作『Geography』

ファンク、ディスコ、クラシック、ジャズ・・・。

歪みもなく、力みもない。

リラックスした作品は、こちらもノンストレス時間を提供してくれます♪

 

HI!心呼吸 9月1日(火)

M1>    September Song   /    ジェフ・リン

 

9月もどうぞよろしくお願いいたします♪

さて9月の入り口はこの人の声にしてみました!

『ジェフ・リン』

ロックバンド「エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)」のリーダーを務め、

50年以上のキャリアを誇るマルチプレイヤー♪

1990年にリリースされた『Armchair Theatre』

長いキャリアの中で初めてのソロ・アルバムがこれです。

リラックスした雰囲気と、ELO時代の後期が入り乱れる感じ。

その不安定さと大御所の余裕がベストなバランスを聞かせてくれます。

まるで初期のビートルズみたい♪スタンダードを歌うとこんな味わいになるんです♪

 

 

 

 

M2> I Met Your Girlfriend Today (Make a Move) /   ターラ・プリーヤ

 

中東の血を引くエキゾチックな雰囲気♪

サンフランシスコ在住、インドとイランの血を引くシンガー・ソングライター

『ターラ・プリーヤ』

この美貌も♪歌声も♪なんで日本で、もっと人気が出なかったのか・・・?不明。

コロンビア大学で音楽を学んでいたという秀才。徒者ではないのです。

ソウル、R&Bがお好きな方。

彼女の2012年にリリースされた日本のデビューアルバム

『ターラ・プリーヤ』♪

モータウン、サザン・ソウルに影響を受け。

ヴィンテージ・ソウルにも敬愛しているのが良く分かる1曲を♪

イントロからワクワクさせてくれる。

そして伸びのある真っ直ぐな彼女の歌声♪おススメです♪

 

 

 

HI!心呼吸 8月31日(月)

M1>              Overjoyed   /    小野リサ

 

8月も締めくくり♪夏が駆け足で去っていきます。

今月の締めにはこんな2曲を選んでみました♪

『小野リサ』さんの2007年にリリースされた

『Soul&Bossa』

マービン・ゲイの名曲「What’s Going on」を始め、R&Bの名曲を小野リサさん流の穏やかなカバーが彩ります。

ちょうどリリースされた2007年はボサノヴァの神様「アントニオ・カルロス・ジョビン」の生誕80周年のタイミングだったんですよね。ということはもうすぐで100周年・・・。

あまりに心地いいので、ウトウト注意です♪

今日はOverjoyedで爽やかな風を感じて下さい♪

 

 

 

 

M2>       ブルー・ベルベット   /     ボビー・ヴィントン

 

8月の締めくくり♪『ボビー・ヴィントン』にしてみました♪

さて、ボビー・ヴィントンと言えば「ミスターロンリー」も代名詞ですが、

この曲も素敵な1曲♪「ブルー・ベルベット」

なぜでしょう?この曲を夏の終わりに聴きたくなってしまうのは・・・?

切ないメロディに涼やかなコーラスがそうさせるのか。

「ブルー・ベルベット」訳すと「蒼い天鵞絨(びろうど)」

甘くスウィートな歌声は神秘すら感じます。

1951年に「トニー・ベネット」が発表してからは色んな歌手がカバー。

「ボビー・ヴィントン」が1963年に発表したバージョンが3週連続全米1位に♪

今月もどうもありがとうございました♪

HI!心呼吸 8月28日(金)

M1>   GET BACK IN LOVE   /    14カラット・ソウル

 

8月最後の金曜日の締めくくりは♪

こんなアカペラでいかがでしょうか?『14カラット・ソウル』です♪

1975年ニュージャージー州で結成された5人編成のア・カペラ・コーラス・グループ。

1982年に『LOVERS FANTASY』でデビューを飾ります。

88年山下達郎さんがプロデュースした「ガール・イン・ホワイト」のヒットで日本でも大人気になりました♪その時からの大ファンですが、卓越した歌唱力は今の時代に聴いても素晴らしい♪今日は1990年にリリースされた3rdアルバム『Get Back In Love』

山下達郎さんのカバーや、オリジナル曲で構成された1枚。

ドゥー・ワップサウンドでも達郎さんの名曲を♪ちなみに、このGet Back In Love

TBS系ドラマ「海岸物語 昔みたいに…」の主題歌だったのを覚えている方います?

 

 

 

 

M2>  KISS U IN THE MORNING   /    KALAELOA(キラエロア)

 

今週もこのコーナーにお付き合いありがとうございました♪

8月最後の金曜日はウクレレとギターのアンサンブルで♪

ウクレレ&ギターと美しいハーモニーで大人気『カラエロア』

「Taz Vegas」と「Les Harris」からなるデュオ。

そんな彼ら『カラエロア』の2007年のデビュー盤「LET THE GOODTIMES ROLL」

もちろんハワイアンにレゲエ、フォークを取り入れた日本人にも聴きやすい

メロディアスで心地よいサウンドをどうぞ♪

力の抜け具合が日本にはない良い曲が多いです♪

ハワイのFMでかかりまくっていた「Kiss U In The Morning」をどうぞ♪

「KALAELOA」おススメです♪コロナが収まったらハワイに行きたい・・・希望。

 

 

HI!心呼吸 8月27日(木)

M1>    STAY WITH ME   /    パリスマッチ

 

今日もこのコーナーで少しの時間ブレイクです♪

爽やかな海風、きらきらした日差しがイメージできますね♪

今日は珍しく邦楽の2組です。

まずは『paris match』

ボーカルの「ミズノマリ」さんの歌声と、サウンドメイクの「杉山洋介」さんのユニット。(ちなみにこのアルバムがリリースされた2004年時は「古澤大」さんも含め、3人でした。)

全体に心地よい「夏」のイメージ制作された

2004年の『QUATTRO』(クアトロ)

リゾート感を味わえる爽やかな1枚です。

ホーンセクションの軽快な音色も楽しめたり、

ミズノマリさんの書かれる詞に耳を傾けるでも良し。

大人のリゾートサウンドをたっぷり楽しめます♪

今日はまさにリラックスさせてくれます♪STAY WITH ME♪

 

 

 

 

M2>     渚にて  /    一十三十一

 

北海道札幌出身のシンガー・ソング・ライター『一十三十一』(ひとみとい)

2004年にリリースされたデビュー作品『フェルマータ』

このアルバムからファンになった彼女の声。

キュートでいて、そしてセクシーな変化していくアンニュイな声。

この唯一無二の歌声を久しぶりに聴いたら、昔のことを思い出した。

もうこのアルバムから16年なんだ・・・。

彼女のノンジャンルな懐の深い音楽性。

ジックリとデビュー当時の彼女の作品を味わってください。

気に入ってくださったら、最近の大人な女性の作品にも触れていただきたい♪

「渚にて」・・・暑いこの時季にスーッと入ってくるでしょ?